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ガイのパイを舐める
プレーンオムレツを食べた後だった
太陽がぎらついて
でも秋の虫も
既に夜には鳴いて居る
ガイのパイが漏って来るから
舐める
あ、土地だ
舐めに行こうと思う
舐めた ....
敗走ではありませんでした。

勝ちとっています。


あなたたちへ
配送状況はぐらぐら揺れますが
小包に戦利品を。




私たちは神から必死を勝ち取っています ....
窓に差し込む光のパレード
雀が鳴いているうちはまだ良い
目覚まし時計で僕は一度死ぬ

ブラインドの羽根を回す力で
景色を切り刻む夢を見ていた
皆殺しの朝をミルクで薄め
コーヒーはいつもと ....
ぼくたちは知ってゆく
ありのままではいられないのかもしれないと

人生でたったいちど編んでもらったマフラー
誰もほんとうのレストランを知らない

バイク乗りであまり街歩きもしなかったし
 ....
わたしが眠っていてもコンビニの店員は働いている

眠らない街と諦めの悪い人間のために

わたしが眠っていても交番の警官は忙しい

眠らない街と聞き分けの悪い人間のために

わたしが眠っ ....
梅雨は明けた
じりじりと太陽は照り
温度計の針は上昇する
真夏到来
来る日も来る日も
天気予報士は熱中症注意報発令
ペットボトルは手放せない
暑い
汗がたらり
エアコンは28度に設定 ....
私は私以外の者ではない

遡ってみれば
三千億の夜と昼を過ごして来た
生と死は読点のようなものであって
輪廻の鎖を引きずっている

いま
この鎖は解かれ
光と螺旋の秘密は
蒼穹を駆 ....
ブルーハワイ色のかき氷のした
何万匹もの魚がゆらぐ
あたたかい南の海を
口に溶かす

いちご れもん めろん は
なんとなく うそ
ブルーハワイだけがほんとのつくりもの
いっとう すき ....
  なにかに 置いていかれてしまった
  わたしらがわたしらでなくなるまで
  ひとかけのクラクションは膨らみ
  小さなまま大きくなった

  波を待つ肢体のような
  五月蝿さ ....
願い事した?
あなたにきいたのに
花火みたいな夢を追っていっちゃった

バーベキューしてる団地
地べたにすわる家族
でもいいな
おんなじ顔だね

ふたりがひとりになって
夏なのにさ ....
私そのものを凝視して
言の葉をつぎ合わせ
組み立てる

見覚えのある風景が
あらわれる

海から上る太陽
赤く染まる雲
廃船で遊び
舞い飛ぶカモメを見つめていた

水平線は不思 ....
青葉城って単なるあだ名だったのにいつのまにか通称になってしまったのだそうだ

その城跡は整地された原っぱみたいなところにあると思ってたけど山の中にあった

思い違いといえばモンゴルの草原もそん ....
畑に植えた
スイカが枯れた
だけどまだ初夏

昔いじめっ子だった子は大人になりいじめていた子側から疎外されて孤独に死んだ
何かを与えると何かを無くす世界で考えるのはきみに何をあげればいいのか ....
部屋の片づけをするって
自分をバラバラにして
いっこいっこ捨てること

それってちょっと痛いし
それってちょっとしんどい

だから掃除ってきらい
でもしないと心が濁るよう

すてる ....
理由なんかゼロかも知れない

ひとつでもみっつでもなく

理由なんかゼロかも知れない

ない、ということがゼロだとしたら

ゼロかも知れない、とは二重のゼロだ


ないのない、は ....
肺の中に巣食った僕の三つの驚きは
実は月の雫なのだと
いつの間にか飲み込んでしまった涙の欠片は
あなたから遠いところのノクターンの苦さ
これから先もいくつ回るだろうと思えば
月は微笑んで ....
魑魅魍魎不可思議は
もはや
幻想の中でさえも朧げで
血も吐けない
死に体

蓬莱よ 月の光
コロニーのダイオードで滅された
神秘よさようなら
貴方達を残して 人間は進みます
ごめん ....
シュールな海に

陽が沈み

いつか見た魚が泳いでいる

ぼんやりと月をながめ

浮き世をいきる

わたしのように

ゆっくりと泳いでいる

潮にながされ

ただよい
 ....
くるみの内側を
走り続けていたよ
放物線を描いて
世界を広げようとしたよ
僕は
一人ではなかった
君の姿は、
見えなかったけど
くるみのにおいが
していたんだ
僕が目を覚ますときも ....
 覚えています

 あなたの鼻を触る癖

 覚えています

 あなたの足音

 覚えています

 あなたの匂い

 覚えています

 あなたの寝息

 覚えています ....
  かたい骨のなかの
  やわらかい骨にふる
  いっしゅんの雨にうたれて

  街はくずれた
  犬たちはしんだ
  わたしがほろびた
  そうして きみへの優しさが
  只 ....




背を向けて一人の男が寝ている。
一言の口も利かず、黙って、
かなり前から ずつと、
長い ながい時間
心はうたっているのかも知れない 
新しい悲しみを

そして
南極 ....
 眼鏡の奥の青い瞳が血で染まる時、埠頭から飛び立つ鳥よ、憎しみに湧け。
 人間の弱さを自分の弱さと重ね合わせ、逃避する心よ、悲しみに暮れろ。
 存在を日々消費してゆく者が夕景に若いエキスを吸い ....
ところで鬼哭尖る。死とろとろのだ。
ログインうたた寝またも彼女。

カレンダー!まるで跪く手紙だった。

内臓をふるまうので首吊りも負かす。必ずだ。


メろめロなウェイトレス ....
友だちが欲しい
強烈に欲しい
家族でも
恋人でもなく

距離がつかめない
触れるのはよしとしたい
力は込めない
触れるだけの

確認できない
みんなさみしさをどう処理するんだろう ....
雪は音を吸い
空間は静寂する
踏まれた雪は含んでいた音を漏らし
ぐもっ ぐもっ ぐもっ
と音をたてる

雪は彩度を吸い
空は鈍色になる
彩度を吸った雪は重くなり
空から落ち
地を白 ....
瞼を閉じると 
ピラミッドの中に閉じ込めれている自分が 見える
ときには 女王としてそこに留まって居ると勘違いしているときもあれば
奴隷として 居場所のない居場所に存在していると 思うときもある ....
巨人の星を観て育った
みんな星飛雄馬にあこがれた
飛雄馬は努力と忍耐を
教えてくれた
ゆとりなんてなかった

あしたのジョーを観て育った
みんな矢吹ジョーにあこがれた
ジョーは燃えるよ ....
遺産が残された
ウーピーゴールドバーグが相続する
遺産が比類なく
輝く
恋かと思う
鵺が出て来て
まゆごもる
背の高さも輝く
父も母も散歩に行く
早朝に
シリアルもアーモンドチョコ ....
ソテツの葉が絡みつき 十年に一回輝く
狂おしく悩ましい亜熱帯の夜 何かが生まれる
息を殺して十五夜を待てば 銀色に輝く竹林

闇夜に浮かび上がる 竹に虹のウェーブが架かる
夜のスコールにうた ....
ひだかたけしさんの自由詩おすすめリスト(7333)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
舐めに行く- 間村長自由詩417-7-22
Eveの手記- 幽霊自由詩417-7-21
延命装置- ミナト ...自由詩8*17-7-20
僕のレストラン- 梅昆布茶自由詩1417-7-20
眠らない心臓- 星丘涙自由詩2*17-7-20
汗がたらり- 星丘涙自由詩1*17-7-19
命の秘密- レタス自由詩2*17-7-19
南の島の夕暮れの味- 田中修子自由詩10*17-7-18
遅行- 草野春心自由詩317-7-17
夜の影- 朧月自由詩117-7-17
原風景の海- 星丘涙自由詩2*17-7-17
青葉城にて- 吉岡ペペ ...自由詩217-7-17
終わったらフワッとするような話が好きでした。- 5or6自由詩217-7-17
お片づけ- 朧月自由詩217-7-17
ないのない- 吉岡ペペ ...自由詩217-7-17
月の雫- 乱太郎自由詩10*17-7-17
神秘よさようなら- 渡辺八畳 ...自由詩217-7-16
ひたすらに海- 星丘涙自由詩1*17-7-16
くるみ- うみこ自由詩517-7-16
覚えていますか- 佐白光自由詩217-7-16
滅び- 草野春心自由詩217-7-15
__未完のソルテ- ハァモニ ...自由詩1*17-7-15
沈黙の海- ヒヤシン ...自由詩5*17-7-15
サイコロのどしゃ振り。神様!?゜.。..。- 幽霊自由詩117-7-14
友だち- umineko自由詩4*17-7-14
- 渡辺八畳 ...自由詩7*17-7-13
- るるりら自由詩14*17-7-13
飛雄馬とジョー- 星丘涙自由詩1*17-7-13
時を過ごした- 間村長自由詩6*17-7-12
南海の孤島の亜熱帯の竹林- 星丘涙自由詩1*17-7-10

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