すべてのおすすめ
「時間」も 「空間」も 「論理」でさえも 「相対的」

例えば あなたは 「時間の速さや長さ」を

「絶対的」に 「感じ」たり 「計っ」たり できるだろうか

そんな ことは  ....
ち、に濁点を打ちたいけれど
だ、ぢ、づ、で、ど、の
だ行の打ち方をすっかり忘れていた
ち、を打って、濁点を打って
ち゛にすればいいのか
でも、そんな打ち方だと
縦書きだったら
ち、と濁点 ....
きょうの あさだ 

わたしは よく ねむった ようだ

ふだんより すこし ながく ねむれたようだ


わたしは そのことに みょうに おびえていた

なぜか わからない
 ....
   

その夜、
過去からの自信なさげな夢が
乱れ、散らばって、
天の川のフリをしていた
その星の筺のなかに
そんななかで
正しい星ってなんだろうという
答えのでない
問いか ....
二〇二二年三月一日 「伊藤芳博さん」


 伊藤芳博さんから、散文集『考えたこと 1993~2022』を送っていただいた。お齢が近いせいか、共感するところがいくつもありました。 https:// ....
「弦楽四重奏をついうっかり
公園のベンチの上に置き忘れてしまいました
どなたかに拾われてしまったのなら
諦めて下さいな」

銀杏の葉っぱの黄色い成分と
手編みの夕陽を丁寧に織り込んだ
ニ ....
コンサートの演目が残り少ないころにぼくは生まれた
終電の網棚にある週刊誌ほどには世間をしらずに
世の中にはどれだけの情報量が飛び交っているのだろう

量子コンピューターの時代に8ビットの
演 ....
天使になるための、Angel講座
その1.
「綺麗なものを食べて綺麗な言葉を喋る」
だからローズマリー、カモミール、ベルガモット、タイム、セージ、パ、セリ
わたし
そのうち花言葉しか喋れない ....
  

ゆううつを
日々のふつうの感情と
想うこころに突き刺され、月


空よりも
胸に開いたポケットに
清い雲など詰めこみたい、秋


白い嘘、
吐いて近寄る悲しみを
知 ....
記憶が真っ青に
枯れ果てた木々に降り積もり
目では見えない星くずの上で
だんだん夕暮れてく
抗うすべもないまま冬
空腹で消えていく記憶たちの
理由を探してシャッターを切る

ファミリー ....
ひからびて
地面に寝そべっている
いまにも死にそうな
一本の草があった

昼は暑くて日影を欲し
夜は寒くて凍えそうな

笑えない、
希望がない、
生きることさえできな ....
スローロリスなに喰ってんるんかな

ちっこいクモ喰ううんかいな

喰われたらどこにいくんかいな

喰い残しの脚が残っとるがな

おれまだ残っとる

この世に
二〇二二年二月一日 「たくさんのぼく」


 ぼくはたくさんのぼくからなっていて、なにごとかを言ったりしたりするときには、そのたくさんのぼくの同意のもとで行われており、ときには少数のぼくの見解を ....
三人分のメジナを
海から釣り上げる君の。
笑顔を思い出す夜に
家族という文字が
暗やみから落ちてきて、もう
もう泣いてもいいの。と耳打ちしている
染みわたっていくあたたかさの
ふかふ ....
できるかなー
じゃなくて
やるの!

今やらずにいつやるのさ
偶然じゃなくて必然的になにもかもが用意されている事への自覚をもつ

運命から愛される事も必要だが
努力が作り上げる足場ほど ....
二〇二二年一月一日 「多元世界の門」


 ロバート・シルヴァーバーグの『多元世界の門』、さいごの245ページまで読んだ。主人公と娘はスパイ容疑から外れて助かった。のちに主人公は死んだと思わ ....
二〇二一年十三月一日 「断章」


 ジョンは五千人程の男女の中に見えなくなった──。誰も彼もが灰色のヴェールを被っている──、凍って粉々になった残骸は〝意識〟と呼ばれ、人々の中に動かしがたい様 ....
あらそいばかり視えるので
瞳を閉じたこともある

平和の使者を待ちわびて
すこし寒くて震えてる

夜風が鳴いてるこの庭で
みあげているのは星月夜

横浜港のみえる丘
 ....
真っ暗なのは
見えないのではない
闇を見ている

無音なのは
聞こえないのではない
沈黙を聞いている

不毛なのは
生きてないのではない
死を生きている

広い視野と
 ....
ことばを
トントントントン
階段を上がる
内面世界不思議
を塗り固めて
とっておき
ダッシュ走る
意味を同じくしないで
ことばを
並べて選ばず
ほら掴んだ
西へ日暮れへ
終わり ....
まだ、地域猫と言う概念のなかった遠い昔、
ぼくの住む小さな漁村にキジトラの、年老いた猫がいた、猫、と呼ぶにはあまりにも堂々とした体躯、しなやかさ、とはかけ離れたふてぶてしいcat walk、ぼくはそ ....
埃臭い上着を着込んでは
空の力におちていく
少しずつ
少しずつここへ
どうしてもぼくは

火が両拳をつつみこむ

確かなものだけが
確かに応えようとする


くるくるま ....
二〇二一年十二月一日 「夜の大海の中で」


 ヤフオクで落札した、グレゴリイ・ベンフォードの『夜の大海の中で』が到着した。画像で見た表紙の傷は仕方ないけれど、本文はきれいだった。本体190円+ ....
豪雨の飛沫を前髪に浴びながら

私は新幹線を待っている

左手は携帯を握り

右手にはスタバの珈琲を持ち

きっと重みは1分1gずつ増えている

また、アナウンスが鳴っている

 ....
ひと山いくらのりんごから
いちばん赤いのをみがいて
光らせて持ち帰る

夕暮れに
朝焼けに
割れるような喪失を持ちながら
生活のすみずみを拭き上げる

その割れが
ひとかけ ....
あなたは
私はあなたのもの
と 言った

華やかな動き
夏の花の笑顔
豊かな体

私は それなのに
恐れていた
こんなに鮮やかさは
私にはいつまでも
とどまらないと

華や ....
良い意味で
もうどーでもいいよ
と思う時がある
何もかもが
大事だから



不幸中の幸いで
命は
助かった
魂という
命が



誰も知らない
私の涙を
私だけは ....
余は高齢ペンギンであるぞ
腰はみじんも曲がっておらぬとはいえ
前傾姿勢が急であるからして皆のもの
頭が高い。
予は皇帝・・してどのあたりがペンギンの
腰であるか?
かくかく しかじか  ....
二〇二一年十一月一日 「現代詩年鑑のアンケートへの返答」


現代詩年鑑のアンケートへの返答

詩集5冊

高柳 誠 『フランチェスカのスカート』
荒木時彦 『(Aの一日)』
長田典 ....
眠るために酔おうとして
酔えない夜は

もうろうと想う美しい
風景が3ミリづつずれてゆく、
神さまの
立ちくらみみたいな世界


天使なんているわけないだろ
そん ....
ひだかたけしさんの自由詩おすすめリスト(6928)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「世界は_あくまで_相対的」- ダンテ  ...自由詩122-10-26
ち、に濁点- たま自由詩522-10-25
わたしは_ぽけっとに_てを_いれている- ダンテ  ...自由詩422-10-24
星の筺- 秋葉竹自由詩122-10-24
詩の日めくり_二〇二二年三月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩14*22-10-24
cross_road/秋の不在証明- ちぇりこ ...自由詩422-10-22
ありがとう- マークア ...自由詩1322-10-21
天使にそっくり- ちぇりこ ...自由詩2+22-10-20
月のうた- 秋葉竹自由詩222-10-18
コンビニとかで売ってるグラマラスバタフライ_三分バージョン- モマリサ ...自由詩3*22-10-18
希望のうた- 秋葉竹自由詩222-10-18
いきものの世界で- ナンモナ ...自由詩3*22-10-17
詩の日めくり_二〇二二年二月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩14*22-10-17
寝相の君といつも君へ- かんな自由詩1022-10-14
マイクチェック_50秒- モマリサ ...自由詩2*22-10-12
詩の日めくり_二〇二二年一月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩13*22-10-10
詩の日めくり_二〇二一年十三月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩14*22-10-3
星の流れた夜の庭- 秋葉竹自由詩122-9-30
五感の深部- シホ.N自由詩6*22-9-30
コラージュにあそぶ- かんな自由詩222-9-29
宮村さん- ちぇりこ ...自由詩522-9-29
CALL- 湯 煙自由詩2*22-9-26
詩の日めくり_二〇二一年十二月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩13*22-9-26
bored_boring- 自由詩122-9-23
りんご- はるな自由詩422-9-20
- Giovanni自由詩422-9-20
※五行歌_三首「闇の光へ告げる」- こしごえ自由詩3*22-9-19
こうていペンギン- 菊西 夕 ...自由詩1*22-9-19
詩の日めくり_二〇二一年十一月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩13*22-9-19
横顔- 秋葉竹自由詩122-9-17

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231