すべてのおすすめ
殺人的な空腹感
末期的な疲労感
生死も有無も
おそれのままに

自滅志向の自明性
神経系統の神秘性
自虐し自慰し
敗走する脳細胞

絶対的に絶体絶命
相対的に相思相愛
普遍 ....
障がい者が殺された

19人も殺された

殺人の理由がひどい

そんな理由なら

世界は俺をいらない


それでも泣きながら

歯でも食いしばりながら

誰かのために生き ....
明日ぼくは
アンドロメダに向かって飛んでゆきます
幼い頃からの夢を叶えるために

サヨナラは誰にも言いません
何故なら
ぼくたちは何時までも一緒に居るからです

何処にいても一緒にいる ....
それは奇跡だった
人として生まれ
幸せになるために生き続け
やがて光年の彼方に溶けて往き
また別世界に蘇生する
沢山の魂との出会いによって生かされ
命は荘厳される
番いのもぐらたちが
ずっと永い冬を越えていく
温かい大地のなかでは
深い秋の湖岸に生える葦の匂いより
次ぐらいに心地よくて

ずっともぐって行くと
遠くまで吠えていた
動物たちやらの魂 ....
花が美しく咲く事に
理由なんて必要無い
  美しいものを見て美しいと
  心が感じただけなのだから


月が綺麗な事に対して
余計な言葉は要らない
  綺麗なものを綺麗 ....
暗めの楽譜を渡されると
気絶する私は
塾で高熱を発したので
テレビの字幕を眺めながら
画面のサイズを変更した
釘を打ち込むと
氷は容易に破片と化す
旗を高々と掲げるクック船長は
服を部 ....
雪の無人駅
雪を掃く係りのものが雪を掃く
何でもないコンクリートの踏み板の上を掃くものがある
待合室の歌謡ショーのポスターからさびしさのしたたり
掃き残した埃と雪の混じった少し硬いものをさらに ....
十二月、空はひくい。
落ち葉の季節も過ぎた。
竹箒を立てたようなケヤキの並木がつづく国道。
鳥の巣が傾いたまま、
ケヤキの梢にひっかかっている。
いつ落ちてもふしぎではない、そんな気がする。 ....
虹を靴べらにして太陽を履く
雲に覆われた雨上がりの空から
長い長い小鳥の声が聞こえる
わたしのなかに小さなわたしがいて、週五日小学校に行く。

わたしが何もしてないとき、小さなわたしは学校の休み時間に考えている。
わたしについて、小ささについて、小さなわたしについて。
夜一緒に ....
夕日

オレンジ

灰色

ピンク・ぶるー

ターナーの


雨駆けた

雲かさばった

夏のような雨

さよなら


夕日

オレンジ

灰色

 ....
この前まで鉛筆をもっていたひとが
木の匣にはいる
燃やされてちいさくしろくなって
木箱にはいる
鉛筆で書いた文章が
もう そのひとだ
そのひとを見ると
鉛筆をもてない
あのひとのこ ....
ボットン便所を囲んで皆で歌った
曲はなんでも良かった

太古よりこびりついたほにゃららの香りと
最新のほにゃららの香りを胸一杯に吸いこんで
厳かに歌いだす

「Aufersteh'n,  ....
冬は寒くて
乾いた風が吹く
肌を乾燥させる

白い息が冬の中へと消える
見た目が地味な冬

心も乾燥させる
そんな勢いをもつ

湿度があり過ぎても
ジメジメして嫌だけど
乾いた ....
突如として訪れた現実は
あまりに物悲しく
手を差し伸べることもできず

それでも
あなたのままでいて欲しい

護りたい人がいようとも
受け入れがたい自分だとしても

どうかあなたは ....
天花粉の丸い小箱にはいっていたのは
祖母や母が立ち切狭で廃品回収に出す前に
切り取った釦
鼈甲仕立ての高価なものもあれば
校章入りの錆びた金釦や
普段使いのプラスチック釦
そし ....
空を黄土色に染めたと思ったら
一度だけ雷鳴を響かせて
通り過ぎた冬の雨

なんて足の速い雷神様だと感心しながら
窓を開けてベランダに出てみる

後姿を見ようと身を乗り出したら
忘れ衣の ....
僕は人に何かを伝えるのは
勇気がいるものと思ってた
言いたい事や伝えたい事に
恥ずかしがる事も勇気もいらない
それなのに
ただひとつ
たったひと言
口を開いて言葉を吐き出すだけでいいのに ....
1.
ふるい
ふるい人々……

2.
赤い水の中でうずくまる胎児、きみだ

3.
分厚いガラスに閉じ込められて
ゼリーのような水色の
重苦しさの中

少年のきみは自分が苦しいこ ....
 初冬の誕生日の頃は
 いちょうの黄葉が美しい。
 午後の光を浴びて輝いている。

 いちょうの黄葉のこころよい手触り
 昔、いちょうの黄葉が敷きつめる道を二人で歩いた。
 何時かいちょう ....
ハックルベリーフィンの冒険譚を捜そう
君の風景といっしょに遊びたいんだもの

風の自転車で空を描こうよ
永久に休みなんて来ないんだから
勝手にやすんでしまえばいいんだ

食べる。寝る。愛 ....
ほとり
ほとりと歩めば
小菊の間から
白黒のぶち猫が傍にやってくる

買い物袋にはノルウェイサーモンと
ブリトロ
メジマグロが収まっていた

サーモンを一切れあげると
ニャァと鳴く ....
抵抗なく
よく転がれば
ガソリンの消費量が
少なくなるけど
抵抗なく
よく転がるということは
アスファルトを
しっかり
掴まないということ

なんだって

お財布には優しいけど ....
(みどり) は、男でも女でもなかった

それを(みどり) は、知っていたし、特に問題にもしなかった

(みどり) は、理由付けされ続ける存在だった

ある日、鏡を見た(みどり) は ....
始まりの終わり

そうこれは始まり
ここから始まる
すべての物語
すべての人
生きとし生けるものすべては
ここから始まる

そしてここで終わる
未来永劫
ここにすべてが戻ってくる ....
  時折、ひとの心から
  とおく離れてわたしは
  砂利道に迷い出たとかげになる
  枯れ葉の屑どもに隠された光の粒が
  もっと大きな金色の光に攫われていくのを
  わたしは見る ....
ふと思ったのだけれどね
人間には通気孔が必要だってこと

きっとどれかの上着に入ったままの入場券もいつかは必要なんだ
なくてはならないものなんてそんなにないんだけれども

たやすい自由はい ....
陽鳥 




きのうのことのようだ
逃げ出すように ひとり列車に乗り 海を目指した
行き先は 宮島

宮島のカラスに逢いたくなったのだ
途中 かあかあ
二度ほど 鳥が鳴いた
 ....
うえの部屋の犬はたぶんパグで
飼い主は
水商売の女の人じゃないかな

このごろ寒くなってきて
女の人仕事にいかなくなってきた
誰かと電話をしたら
いつも怒鳴りあいになり
さいご泣いてい ....
ひだかたけしさんの自由詩おすすめリスト(7334)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
一瞬ずつを- シホ.N自由詩216-12-13
世界は俺を- 吉岡ペペ ...自由詩816-12-13
彼方より- レタス自由詩516-12-12
彼方へ- レタス自由詩516-12-11
もぐらたち- りゅうの ...自由詩8*16-12-11
その理由、- 葉月 祐自由詩5*16-12-11
私とクック船長- 間村長自由詩1116-12-11
雪の無人駅- オイタル自由詩13*16-12-11
ことばを灯す- たま自由詩22*16-12-11
信仰- 5or6自由詩6*16-12-11
小さなわたし- 水宮うみ自由詩5*16-12-11
ターナーの夕日- 吉岡ペペ ...自由詩216-12-10
鉛筆- 白島真自由詩23*16-12-10
肥溜めに生まれた- 印あかり自由詩6*16-12-10
乾いた風- 夏川ゆう自由詩116-12-10
どうか、あなたよ- 坂本瞳子自由詩1*16-12-10
- 為平 澪自由詩10*16-12-9
通り雨- ガト自由詩11*16-12-9
- リィ自由詩1*16-12-9
心象風景一_きみと- 田中修子自由詩4*16-12-9
いちょうの黄葉のリフレイン- 秀の秋自由詩216-12-8
丘を巡る冒険譚- 梅昆布茶自由詩1316-12-8
夕暮れ- レタス自由詩4+16-12-7
エコタイヤの怪- まいこプ ...自由詩416-12-7
みどり- 水菜自由詩5*16-12-7
原点回帰- 坂本瞳子自由詩1*16-12-7
砂利道- 草野春心自由詩316-12-6
入場券- 梅昆布茶自由詩14*16-12-6
陽鳥- るるりら自由詩13+*16-12-6
舞い上がる灰- 田中修子自由詩3*16-12-5

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245