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怒りが沈殿している

叫びが封印されている

呪いといえば

そうかもしれない

爆破してやる

暴走してやる

叩きつけろ

怒りを、叫びを

そして呪いを

呪 ....
浮かんでいる言葉をつかみ取り
並べたり、眺めたり、呟いたり

日常が絵になり詩になる
それが、ミミズが這っているだけでも
カラスが鳴いているだけでも
おもしろい

詩を死と言ったり
 ....
何がいけないのだろう
何が咎められるのだろう

信じていればいいではないか
自分を、他人を、何かを

「これでいいのだ!」
とバカボンのパパは言い放った
これでいいのではないか

 ....
ああ、できれば
わたしだってもっと若いころに
もっと感性ギスギスしていたころに
こんな風に
詩作とか
おこなっていればなあ

学校にだって
通学路にだって
いきつけの本屋にだって ....
呼ばれたむかし
そんなことも
なかったけれど
なぜか
悪者と
呼ばれていたわけは

わからない

わからないけれど
みられる熱い
まなじりだけは
ほおを刺すように
感じら ....
黙って手の指を見つめる
いかにも繊細すぎる指が伸びる
まるで毛細血管のよう

心も考えも何もかもが細かく
脳のシナプスのように連なる

見えない何かに怯え
聞こえない神の声もキャッチす ....
南の空に黒雲が立ち込める
殴り倒したい怒りに支配されても
沈黙し自分を責める

こころ

根底に潜む憤り
怒りが俺を蝕み
死をもたらそうとする

西の燃える空に
最期の三日月が突 ....
外は曇り空
親指の爪が伸びている
じっと見つめる

この歳になっても
相変わらずの不器用もの

若者をみて妬んだり
羨ましいと思う

雨音の予感がする
恵みの雨の予感がする

 ....
目を離した隙に
幼い子供は大人になってしまい
取り返しのつかない歳月は
アルバムの中に閉じられた

明日へとかかる橋の欄干に寄りかかって
遠くに見える昨日の夕陽は
泪に霞んでしまう

 ....
みかづきをみた。
空は真っ青なよる。
すべりこみセーフならいい、
いや別にどっちだっていい。
たるんだ自転車のハンドルをふらふらさせて、
よみち。
狸がひらいた居酒屋があるんだって、
と ....
帰り道に空になった弁当箱に納めたのは月でした
夜の道路にころりと落ちて悲しくて
これでは死んでしまうと思ったので
それにしても十月は騒がしく
息は
吐かれるのを忘れられたまま
コン ....
みたこともない  
みなみのくににむかって
いっせいに とびたつ とり

ないかもしれない
あした にむかって
ゆめを 放つ

たどりつけるのかどうか
じつはわからない
ふゆのむこ ....
もしも、
ああ、もしも、ね
もしも願いが叶うなら
もしも、
ああ、
もしも許されるのなら、
今年のうちに

すべてを忘れてしまいたい

古い記憶から
あの日の寝室の記憶ま ....
僕は、
「君の背負った悲しみを僕にも分けてくれないか」
と懇願するから、

君は、
お気軽に
「いいわ」
と応えてくれないか?



君の背負った悲しみを僕にも分けてくれない ....
手も足もでない
遠さを感じ
わたしは青空を見上げて
懐かしいイワシ雲を見つけた

ずーっと
見上げつづけているだけだと
わかっていたんだけど

見も知らずの人に
歌を褒められて ....
人間
生きている間は生身
時には本能に逆らえなくなって
欲望に従順になるさ

男と女
女と男
たとえ愛し合ってなくても
一つ屋根の下に暮らしてしまう事はあるだろうよ

一つ屋根の下 ....
失くしたものは
清らかな意地


血まみれで
無様で
嘲笑われ
下を向き
見つめたい
想いの力が幸せと
かつて信じて
強くあれ
そう
言い聞かせ
ただひとり
泣いたりする ....
粉雪が降って
誰もいない夜、

心の花を枯らした
おとなしい哀しみが
うつむく

林檎の木から
甘酸っぱい香りがする
幻想世界、
真っ新な空気が
喉の奥まで冷やしてくれる ....
{引用=
幼子の髪にうつれる檜葉の香は常磐色とぞ見えしが今は


使い古した悲しみが
千々に崩れて風に舞う
遠い昔の草むらの
トンボを毟った黄昏に
笑う子供を卑しむる
君を大人と呼 ....
老いてゆく 病んでゆく
死んでゆく不安

冬は訪れる

それを受け入れる
受け入れつつある

全てを受け入れ
享受する

決して
諦めるわけではない

神は与え とられる
 ....
きのう書いた詩を読み返してみた
苦笑いしかできなかった

命のない言葉の羅列だった

夕べに死んで 
今朝うまれた俺よ

何を思い、どう生きる

決して振り向くまい

今日は今 ....
食材と生活用品。
まとめては買わないから日々近所のスーパーマーケットに行く

私は詩人の真似事している。それはどこまでも真似事であって本物にはなり得ない。
私の妻は詩に興味もかんしんの欠片も見 ....
美しいもの。

鉄塔のあいまからこぼれ落ちた夕暮れ、
逆光のなかに貌のない雑踏、
砂時計をころがす赤児、

美しいもの。それは指揮者のない調和、
影のない演奏の旋律。
枯れ葉がからから
秋の子どもたちの
足音、からからと

町ゆくひとの足を
いたずらに撫でて
風のような笑い声

枯れ葉を燃やせば
秋の子どもたちは
舞い上がりおどり

それを見 ....
常夏の陽が波にとけ
波の子生まれ遥々と
この島国へ流れ流れて
夏を運んで、春を流して

波の子ゆすら
ゆすら、すら
鰯の群れや鯨の髭を
気ままにゆらし
ゆすらすら

浜辺に埋め ....
彼女は 指を噛んだ
ががりり と 噛んだ
男は痛がった
彼女は哄笑した
グラスが弾けた
男は顔を赤くした

彼女は 指を噛んだ
ががりり と 噛んだ
彼女は歯を見せて笑った
冷たい ....
哀れな英雄は
金属質な黒い体を
ますます黒くして
冷たく硬くなってゆく

さっきまで
大きな夢の英雄は
馬にまたがり剣掲げ
青白の空背に睥睨する
そんな姿を見ていた
はずなのに
 ....
目隠しされて
見えぬもの

耳を塞がれ
幻の声

つぶれた喉での
ひとり言



説明しない
語らない

言葉はいつも
完全ではない

とはいえ沈黙に徹する
 ....
晩秋の日差しの中
庭先の洗濯物が
風に揺れた

わたしは黙っている

不安と静けさが同居する部屋で
神と向き合う

やがて平安に包まれるよう
愛に包まれるよう
ただ黙って待ち望む ....
白鷺が
橋の欄干に立つ
切り取られた
わたしの
瞳のひかり

羽ばたきが心を
さらいゆく

橋の上の肉体は
ただわたしを見上げて
心ここに在らず
遠く遠く浮遊する
時すらも置 ....
ひだかたけしさんの自由詩おすすめリスト(6938)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
呪縛- あおいみ ...自由詩5*18-11-13
冬の足音- あおいみ ...自由詩318-11-13
バカボンのパパ(時代の終わりに)- あおいみ ...自由詩318-11-13
感性ギスギス、感性ズキズキ- 立見春香自由詩618-11-13
流星の涙- 犬絵自由詩1118-11-13
手の指- あおいみ ...自由詩6*18-11-12
血の空- あおいみ ...自由詩4*18-11-12
書きなぐれ- あおいみ ...自由詩5*18-11-12
やがて沈む夕陽に- こたきひ ...自由詩618-11-12
みかづき- タオル自由詩4*18-11-11
- はるな自由詩818-11-11
球根- Lucy自由詩21*18-11-11
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一度もまだ死んでないから- こたきひ ...自由詩518-11-10
白い世界- 犬絵自由詩1118-11-10
夜、その自由で自在な- 秋葉竹自由詩1018-11-9
n番目の郷愁- 自由詩4*18-11-9
覚悟- あおいみ ...自由詩5*18-11-9
日々新しく- あおいみ ...自由詩4*18-11-9
夕暮れの空から- こたきひ ...自由詩518-11-9
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哀れな英雄- Giovanni自由詩4*18-11-7
覚悟- シホ.N自由詩318-11-7
沈黙- あおいみ ...自由詩3*18-11-7
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