すべてのおすすめ
人生の半分以上
自宅にいるじぶんにとって
2020年は世界中が
自分と同じ境遇に浸されたようで
人類の同胞として
そのご身分にかかわらず
悲哀を感じざるをえません

私事ではあ ....
三角の潔い生き様は
四角には真似出来ない

四角の大らかさは
三角の力の限りではない

円は
楕円に嫉妬し

楕円は
平行四辺形のことが嫌いだ

そんな平行四辺形は
じつは円 ....
誕生日以前のわたし
誕生した瞬間のわたし
誕生した直後のわたし
それから先もわたし
それから先のわたし

死の直前のわたし
死の瞬間のわたし
死の直後のわたし

それから先のわたし ....
僕の枕には
「ピエールカルダン」のサインの
入ったタオルがまかれています

未だ現存の
プラズマテレビには
「ピエールカルダンさん逝去」
と映っていました

死因はわすれまし ....
海の見える窓辺に
ちいさな灯火で本を読む

誰もいない部屋は暖かくすこしだけ湿っている
昼間にはここから木枯らしを耐えるしなやかな小枝がみえて

優しくて透明なものだけを感じようとしてみる ....
ポイントを
どこかで期待している
たくさんポイントが入ると
過信する
ポイントが入らないと
無視された気になり
時に落ち込む
ポイントを
期待していても
バカバカしい
そんなバカバ ....
東証の平均株価が2万7千円台らしい

例のウイルスの変異種は増殖率が高いらしい

他人の悲哀を感じない人間がいかに多いことか
おだやかすぎる静止画
雲さえ止まってる
コンビニまでならんで歩く
とうに背を越していった娘の中に
小さな娘が見え隠れする
つかまらない鬼ごっこ

今日の空から降ってくる光は
束になって ....
{引用=*四行連詩作法(木島始氏による)
1.先行四行詩の第三行目の語か句をとり、その同義語(同義句)か、あるいは反義語(反義句)を自作四行詩の第三行目に入れること。
2.先行四行詩の第四行目の語 ....
{引用=線を引く
すると
くわわり
へる
ディメンションが{ルビ幻視=みえ}る



駱駝にしょわれ
千里

息の中には
妖精も
居る
妖精の過去も
有る

おき ....
夜 寝床に入ると
眼がさえて眠れなくなる

夜 寝床に入ると
死者が会いにきたりする

夜 寝床に入ると
わたしの魂が体から抜け出して
天井をすり抜けて
死者のいるところへ昇ってしま ....
かつて僕らが古代人だったころ
山々は鳴動し天は雷をなげおとし

血は逆流して生命というものを
からだで感覚していたものだ

かつて僕らは父母を畏れ慕い
よるべない人生の光と思った

 ....
二〇一四年十二月一日 「イエス・キリストの磔刑」

 イエス・キリストが磔にされるために、四条河原町の交番所のところを、自分が磔にされる十字架を背負いながら歩かせられていた。それほど多くの民衆が見 ....
どんなものにも意味があって
どんな道にもたどり着く場所があって
どんな悲しみにも収まる時があって
どんな月にも照らす太陽がある
なにかをきめないで
おこう
トンネルのむこうには
青い湖が ....
子供のころ
すでに菓子屋の罠にかかってしまった
父と子は
いらい物干し竿に
長靴をつるすという
蛮行を行うようになった
のち父が逝き
子ひとりとなっても
あいかわらず
続けられて ....
而も
沈思の蛍は
きえても何も遺さずに
また
うまれて来ては
舞ってしまう
せせらぎのうえ
エニシダと奥
細部
洩らさず明るめ
ひとりでのようにみえて
尽くすかのごとく
すでに ....
過度な太陽光を浴びた後
くらがりにいくとやけに青くなる

子供の頃のきおくが
ブルーがかっているのは
そのせいか

ついぞ過度になりがちなくらがり
そこに常住すると
ブルーは顕われな ....
祭りのない秋
冬の訪れ
静かな景色と
空模様

途切れる意識の
はざまに浮かぶ
現実のあらわれ
夢の幕
夢でこその現実模様は
頭の奥に遠ざかる

天井の
咲かない花の ....
時々思う
精神が安定していれば
少しはましな文章がかけるだろうと
そしてこうも思う
でも精神が安定したら
書かないだろうと
精神が安定したら
一本映画をみたい
それから
中学3年の数 ....
朝起きたら、雪が降っていた。

小さい窓の、下の方には、結露があり。
その上の、細長い窓から外を見ると。
白い点の様な雪が、わずかしかない風に
揺られて。
揺られながら、空を舞っている。
 ....
寒夜の洗面所に、固形石鹸は芯から冷え、それは無垢な恋人のよう。
悪事に染まった我が黒き掌でよければ、優しく包んであげましょう。
破片が総合される月には
僕はたぶん接ぎ合わせるために

ちっちゃな経理係を呼び起こして
ちょっとだけ仕事をしてもらう

小欲知足
サブスクリプション

仮説と証明と検証
とってお ....
私だって持っている
人間の好きと嫌い

私だって
全否定出来ない
差別の意識と加えて偏見

私だって逆らえない
ケモノの欲求
ヒトでいながら
ヒトでなくなる本能

私だって苦し ....
自分もいい年だから、仕方ない。
それは、わかってる。
前は、
お、その服新しいね、似合うじゃん、
とか。
へーそういう帽子も持ってるんだね、似合う、
とか。
何か私に、小さな変化があると ....
さっぱり
書かなくなり
箱庭のような
自己愛を
感じる

ものを考えると
考える米が
かたいから噛むと
歯が抜ける

詩を
書いたことがあった
人に見せると詩は
ミルクセー ....
雨の匂い
それは鼻先で嗅ぐ匂いじゃなくて鼻腔の奥の粘膜に染み込む匂い
終日降っていた雨に気持ちが鬱がれるのは誰にでも起こる現象だ

一日の仕事から解放されて退勤のタイムカードを打刻する
作業 ....
寂しいのは
欠損を見るからだ

といえば一面的かもしれないが
一面の真実だろう

僕の湯飲みは欠けている、寂しい

考えているように見せかけるだけじゃなく
考えてみなけりゃいけないよ ....
だいぶ昔の話
家族みんなが待ちに待った鍋の時間だった
なんとなく付けたテレビの報道番組で
ボスニア紛争下での性的暴動に関する特集がたまたまやっていた

インタビューに答える女性のただならぬ眼 ....
欲望のおもむくままに自由奔放には生きられない
たえず柵にとらわれるひつじにみたいな人生にとっての
幸福とは何だよ

 知らねえよそんなの
 たった一度きりのこの世の中なんだから
 自分の思 ....
温度差 
価値観
わたしとあなた

言い回し
言い方
ストレート
カーブ
オブラート

同じ空間で互いの事をしている
繋がったその空間が時に 捻じれ歪む 醜い心を産みながら
愛 ....
ひだかたけしさんの自由詩おすすめリスト(6928)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
2020年終わりの詩- ナンモナ ...自由詩3*20-12-31
図形- 道草次郎自由詩120-12-31
ここから先は行き止まり- こたきひ ...自由詩420-12-31
雑記- ナンモナ ...自由詩3*20-12-30
窓辺- 梅昆布茶自由詩1020-12-30
感度へ- 道草次郎自由詩2*20-12-29
2020年の掉尾- ナンモナ ...自由詩220-12-29
冬の散歩道- そらの珊 ...自由詩720-12-29
四行連詩_独吟_<静かに>の巻- 塔野夏子自由詩4*20-12-29
加減と彗星- 道草次郎自由詩420-12-29
夜_天井をすり抜けて- こたきひ ...自由詩520-12-28
- 梅昆布茶自由詩920-12-28
詩の日めくり_二〇一四年十二月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩13*20-12-27
青い湖- 道草次郎自由詩2*20-12-27
物干し竿に- ナンモナ ...自由詩2*20-12-24
スケッチ- 道草次郎自由詩320-12-24
陰陽説- 道草次郎自由詩420-12-23
日のつなぎ目に- シホ.N自由詩620-12-23
あの人- 道草次郎自由詩2*20-12-22
揺れ積もる- 浮蜘蛛自由詩2*20-12-22
恋人- クーヘン自由詩7*20-12-22
サブスクリプト- 梅昆布茶自由詩1220-12-22
私だって- こたきひ ...自由詩720-12-22
言ってもらえなくなること- 浮蜘蛛自由詩320-12-21
さっぱり書かなくなり- 道草次郎自由詩320-12-21
人生は楽園- こたきひ ...自由詩520-12-20
You_know_me- りゅうさ ...自由詩3*20-12-20
団欒- 道草次郎自由詩320-12-19
日曜詩人- こたきひ ...自由詩720-12-19
茶番に食われ- 朝焼彩茜 ...自由詩320-12-18

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