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星のように明るい海が
きみの瞳の奥に横たわっている
その眠りだけが
今 起きていて
ほんとうの事を 話そう
話そうと
細胞分裂を続けているから
わたしは知ってる
きみが もう難しい本を ....
藍に満ちた
心のグラデーション
だんだん濃くなってゆく
晩御飯の残り
冷めたまま出した

いつもと違う気配
神経張り巡らせて探す

藍色の夜更け
背中を向けながら
じっと見つめて ....
私の罪を
空へうちあける。
しんとして
空は
青やかだ



世界は
自分だけで
回っているわけではない
けれど自転している
私の矜恃

 ※ 矜恃(きょうじ)とは、
 ....
特等席を探して 歩き回る
探せど探せど 見つからず

穴の空いたソファに うなだれる

くたびれた靴は 生きた証

迷子はのんびり 想像する

終わった後は いくらかマシさ
終わっ ....
 冷蔵庫から取り出した
 ガラス小鉢の紅茶ゼリー
 ノンシュガーのルベウスに
 ちょっと多めにのせる生クリーム

 リビングには尖った葉を上向きに茂らせる
 アンスリウムが、柘榴石のような ....
熱せられた窓をガラッと開けた

外気がもわっとなだれ込む

蝉の声が木々に繁っている

グラスに入れた氷がカランと崩れる

エアコンの呼吸音が大きくなった
こころの闇を
照らす
五行歌に
いのちを
焼べる

 ※ 焼べる=くべる。



失われた何かと
ひきかえに
何かを得た
何かは
何かを何かしていく



手を ....
落果の
音が
聞こえるくらいの
静かさで
冴える月光
明け方の悪夢が目を覚ましてからもずっと漏水のように滲んでいる、それは猛烈な夏のせいだけではもちろんないだろうし、まして狂いかけた脳味噌のノイズのせいだけでももちろんなかった、正気の方が狂気よりもず .... 私を
知るのは
誰もいない
と幽霊の私は思うけど
魂は私を知っている



星の
心音を
聴き
透けて青く光る
小鬼



水の記憶を
知る
葉の細胞は
光合 ....
{引用=音}
 拾ったノート
 裂かれた紙片
 路地裏で思案する

 この筆跡は、
 群青に滲むヤドカリの砂

  いまに消える声
  ゼンマイの破片

 砂利に、ちいさな仔犬
 ....
世界は美しい
その美しい世界が歪んでしまったら
俺はそのとき
それでもまだ世界のことを
好きでありつづけられるだろうか

夜はいつだって
泳ぎたくなる星空をしている
夜はいつだ ....
外面より
内面を見る
何でも
上手くいく
方法
人は
誰でも
複雑だ
ただそれが
表に出るか出ないかだろう



人のこころを
傷つけて
私も傷つく
ごめんなさい
あなたへ



人と人の
縁も
ふしぎだ
 ....
 岬に立つと
 陽の輝きが急に増す
 気がつけば波間に閃めく舟も
 ずいぶん遠かった

 入道雲のわき立っている水平線 
 みづ色の{ルビ礫=こいし}のように光る舟のそばで
 一羽のかも ....
夏が押し寄せてきた
ブルーのイメージ
ブルーだけど薄いブルー

暑さだけで考えればレッド
全体的に考えればブルー

夏は海というイメージ
青空というイメージ
ブルーで包まれている
 ....
{ルビ画布=カンヴァス}の中に
(夏目漱石『三四郎』三)

海がある。
(詩篇一〇四・二五)

海辺のきわまで
(エリノア・ファージョン『町かどのジム』ありあまり島、松岡享子訳)

 ....
涙の夜に
生と死を思います
涙の夜に 涙の夜に
生と死を思います
ふるえる心は
生と死を
深く思ううちに
心の奥の魂が耳を澄ます

銀河の岸の星の死と
(とても悲しい時は何も手に付 ....
生きるために
お歌を歌う
蜩の
いのちの
歌声

 ※ 蜩=ひぐらし。別名、かなかな。



私にとって詩とは
死を含んでいる生(せい)です。
詩とは例えば、
草むしりの草 ....
魂といういのちは
生まれる前から
欠けているから
何かを求め続けるのだ
愛はここにあるのに



このからだは
愛で
出来ている
いのちの
結晶



ありがとうさ ....
 日照りつけて
 前方に霞む百日紅には
 二匹のクマンバチ

 ふと足もとを
 蜻蛉のちぎれた一枚羽が
 微風に 晒される
 
 古道の低い石積みの傍、
 生い茂る樹木の根元で
  ....
 

まずは、ひとつ
金メダルを獲得したのは
昨夜の夜空のまんまるい月
その光を浴びられたこと、かな

ちょっと繁華な街の
ちょっと安めの店で
アルコールを飲みながら
ふと
 ....
わたし 雨

私あめ 時々 あられ
心ゆられ
たこ糸のさきに むすんだ釘を
しずかに 夜に沈める

口の端に くわえた糸に
声をつたえる きみに聞かせる

わたし 雨

夜から ....
この魂という命を
つらぬく
心の光る風は
自由だ
思いは羽ばたく



これも運命 天の自由だ
繰り返される命は
繰り返されない命
魂という命
この宇宙に一つの命


 ....
「ぼくは無力だよ」
とあなたは言ったので
「どうしてあなたは無力なの」
と私は聞いた。すると
見ているうちに、あなたは手のひらに乗る位に小さくなって
青白く光る星になった
自分の弱さを
 ....
少年の邪な戯れを叱る大人の浅はかな接し方に、明白な根拠のない論理性付け加える静かな大人、だが少年にとっては、邪でも嘘でもなかった。

小さな頃の、歪な思考回路の、知性のないところから、まるで、客観 ....
私は一人だが
独りではない
しかし独りだ
「あ」と言って
「あ」とならないからさ
地平線の彼方まで丸焼けだった
瓦礫と錆びたトタンで作った
家族でさえ疑って暮らすバラックで
卓袱台に載った、芋粥と悲しみ

ヤンキーに{ルビ集=たか}ってチョコをせしめた
空地で捕まえた飛 ....
 喉滑る夜半の冷茶

 温くなった保冷枕を取り替えて

 寝間へ戻れば 扇風機の寂風が、

 モザイクかかる途切れた夢の

 あなたを白い紙屑にした
考えてみてください
他人の詩とか
まず読まない

じゃ、僕の詩も読まれませんねぇ
そうだねぇ

そんなことないよ
僕、他人の詩、読みまくってるよ
目が滑っているが

唯我独尊の宇 ....
ひだかたけしさんの自由詩おすすめリスト(6934)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
デートの詩- 鈴木ぽろ自由詩424-7-30
キッチン- 自由詩5*24-7-30
※五行歌_四首「魂(いのち)は_果てしない静かさ」- こしごえ自由詩6*24-7-30
のんびりした迷子- エカレエ ...自由詩624-7-30
灼夏のいろ- リリー自由詩11*24-7-30
夏の音- 自由詩624-7-29
※五行歌_七首「いのちを_焼べる」- こしごえ自由詩4*24-7-29
※五行歌「落果の_音が」- こしごえ自由詩4*24-7-29
深海のモノローグ- ホロウ・ ...自由詩2*24-7-28
※五行歌_三首「星の_心音を_聴き」- こしごえ自由詩5*24-7-28
- ryinx自由詩1324-7-28
修羅- 秋葉竹自由詩224-7-27
五行歌- 夏川ゆう自由詩624-7-27
※五行歌_三首「今ある縁に_ありがとう」- こしごえ自由詩4*24-7-26
みづ色の舟- リリー自由詩6*24-7-26
ブルー- 夏川ゆう自由詩724-7-26
LET_THERE_BE_MORE_LIGHT。- 田中宏輔自由詩8*24-7-25
涙の夜に- こしごえ自由詩7*24-7-24
※五行歌_五首「詩とは例えば、」- こしごえ自由詩8*24-7-24
※五行歌_三首「いのちの_結晶」- こしごえ自由詩3*24-7-23
陽炎- リリー自由詩14*24-7-23
オリンピック前の満月の夜の歌- 秋葉竹自由詩124-7-22
わたあめ- soft_machine自由詩924-7-22
※五行歌_五首「小鬼の私にほほ笑む_青い花の精霊と」- こしごえ自由詩8*24-7-22
青白く光る星- こしごえ自由詩6*24-7-22
邪な戯れ- 林 理仁自由詩4*24-7-21
※五行歌「「あ」とならないからさ」- こしごえ自由詩3*24-7-21
私たちは食べてきた- atsuchan69自由詩13*24-7-21
五行歌_一首「熱帯夜」- リリー自由詩10*24-7-21
so_so- りゅうさ ...自由詩5*24-7-21

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