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おちつく
おちつく
きみのなんにもなさが
おちつく

おちつく
おちつく
きみのなんにもなさに
おちつく

おちつく
おちつく
なんにもないきみに
おちつく

おちつ ....
唾をべっと吐いて
スタンスを取り
必要以上に
鋭い眼光で
強い態度で
何の責任も要らない、関係のない
政治やメディアに噛みついて
なんならやってやるぜと
ジャブを繰り出して見せる
 ....
目を閉じれば
まんかいの花


まっくらな公園に
美しく散る
はなびらの音がする

はなびらを
縫うように
さまざまな
桜色の魚たちが
泳いでいて

あれは
どんな海への ....
もうヘルパーは一か月以上キャンセル中です。

スポーツジムが危ないと報道されてから内のがいるためです。

もう20年以上家にばかりいる自分なんですけども。

この6年ぐらい毎年気が滅入 ....
花が咲いていた
透明な花だった
不安げに 宙を見つめて
静かに淡く咲いていた


その花を殺すために
私は今も生き続けている
毎日を 拾い集めて
私は今も生き続けている


音 ....
話して 話しつづけて
話しても仕方の無いことを
病院の屋上から見えるもの
遊ぶ犬たちのことや
食べられてしまった飼い兎のこと
売薬の無駄遣いで喧嘩しても すぐにほぐれて
直らない足の痛痺れ ....
風のつよい朝は
こころの傷が浮かびあがる
神聖な朝日に触れられて
恥ずかしげに
うずうずと傷がうごきだす

傷は
しんぞうから流れる
からだのなかの
赤い悲しみの出口で
 ....
水たまりに映った
くもり空見ていたら
雲の上を歩いて
いるように思えたのです

独りきりで歩くのは
ちっとも
寂しくなんかないけれど
かじかんでる
この指を
誰かと絡めたいのです
 ....
人生にもゴミ箱が必要だ
私が自ら落とした塵と
人が落としていった塵とがたまってしまうからだ

眼に止まっても直ぐには拾えないが
いつまでも放置しておけない

その内拾い集めてゴミ箱へ
 ....
鳥がさえずっている
朝の息吹を感じる
そう言えば車も一台ばかり

今日は何をするかな
カタカタと打つこのパソコンの音も
読みさしの本も
私の手でその意味を読み解いていく

ただ、想い ....
雨上がりの公園に
ボンボリが灯され
水たまりにも花が咲く
噴水は花吹雪のよう
屋台の明かりが
お堀の水面に並び
人影が楽しそうに揺れる
人混みを歩いて
孤独を理解する
似た人の背中を ....
変なおじさんは変なおじさんの
同一性をなくさないでいてほしい


公共放送でアーカイブ化されるより
押入れのなかのビデオライブラリとなれ
明日がなくなるのが怖くて
今日を必死に生きている

明日がなくなるなんて
到底受け入れられないけど

いつか突然目の前の世界が全てなくなって
消えて仕舞うまで
呼吸はし続ける

私 ....
話し合いをしたいけれど 眠ってしまったリス
明日の入園式の準備をと 慣れないパンプスにティッシュを詰め
デジタルにならない書類をトントン鳴らし 一呼吸

 肌寒いリビングに月明かりを想像しカー ....
お祭り騒ぎはできないらしい

地下室の闇に身を潜めて
未来を忘れて
夢すら見ないで
暮らすらしい

青い空に太陽
蒼い闇にお月さま

いかした恋も
ときめく夜も
止められ
責 ....
心偽りなく言えば
良い人でいるのは非情に疲れる
良い人を維持するのは
根気と忍耐を必要とするから

だけど良い人にはみられたい
良い人にみられないと
生きているのに不便で都合がわるいから ....
焼豚のおもてに
5月の文字がある
だいぶ明るくなった
夕方のひかりが
ずっと閉めきっている
カーテンの端から
こぼれている
町内放送のピンポン
子供たちは
晴れた日は外で遊ぶように
 ....
おかしな時間に目が覚めて
それからずっと眠れない
閉じ込められた寝床で
脱出計画を練っている
きちがいは耳を澄まし
こそこそと覗いている
晴れるという話だが
夜明けまではなにもわからない ....
猫が
さわがしくて
あたし
朝っぱらから
ざわざわする
あたし
窓を開けて
空を見上げる

はだかの感性が
ひらひらと
すきとおる赤色で舞っている
空気がびりびりして緊 ....
 春ひと回り ぐおんぐおんと胸に降りて来る
きっと世界中の人がいなくなって
私 一人ぼっちになったとしても
 四季の小枝から息吹を唸らせて 生きていける
 
 群青から降りて来た 淡 ....
そういえば
五つのころ
映画館の向かいの
お好み焼きが食べられなかった
大きすぎて

そういえば
五つのころ
デパート屋上の
ひーろーショーで
おお泣きしてしまいました
 ....
こぬか こぬか
かぞえられぬ あめ

霧と 外套と 手土産と

目の やり場の 無い いらだち

無限など 永遠など

言葉に 化かしてみても

俺も 焼かれ 灰にされる
 ....
《なんてこたあ ないんだよ》

翼をたたんだカラスがうそぶく

電柱の上に ぽつつりとまつて
さうやつて 世の中をみおろしてさ

ほら ちよいと
武蔵の絵みたいな
構図ぢやな ....
無理して
硬いものから
尖ったものまで
皿にあるすべてを
のみこんでいた

ある時
喉を通らなくなった
我慢をやめよう
選ぶこと忘れている
いったい何を欲しいのか
勇気を奮い立た ....
外へ 外へと
言葉が拡散してゆくとき
内へ 内へと
深く問うものがある

あの日の歌が回遊してくる
おなじ言葉に
あらたな意味を帯びて

今はただ
あらゆる方向を指し示す
矢印た ....
今年は桜前線、
 という言葉をあまり聞かない。
桜の散るころには、
 すべてが終わってしまっているのだろう。
そんなことをなんとなく感じながら、
 世の中すべてのことが厭わしくなってしまって ....
 音楽をどのように例えようか
 この素晴らしいものを
 讃えよう

  唯一である自分を自分で愛そうと思う
  そう思えてしまえるのである 音楽とやらは

あばらにつっかえた 受 ....
詩病を患って久しい
いったい誰の詩を読んで伝染してしまったのか
今となってはわからない

いくどか再発と自殺未遂をループするが
扁形動物のように死なない

書かれた詩はそれを ....
たぶん30ぐらいの
白人の妊婦さんが
息も絶え絶えなのに
“コロナにかかり重篤になるのは
高齢者ばかりじゃない”とかなんとか
スマホで自撮りして
大変なところ人類のために
うった ....
いつから間違っているのだろう
いま死が人の姿で現れる

ぼくのいのちを守る為に
あらゆるいのち達から遠ざかる

ぼくという、みにくい外皮だけが
ここに残っている
ひだかたけしさんの自由詩おすすめリスト(7442)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
いしころ- ゆうと自由詩6*20-4-9
見苦しい、シャドー- ホロウ・ ...自由詩2*20-4-7
桜色- 立見春香自由詩320-4-7
日々是悪日- ナンモナ ...自由詩1*20-4-6
水やり- 自由詩520-4-6
話しつづけて- 大村 浩 ...自由詩14*20-4-5
風の鳴る未来- 秋葉竹自由詩1020-4-5
Daydream- まいこプ ...自由詩320-4-5
人生のゴミ箱- こたきひ ...自由詩520-4-5
求めたくても飾りは多く- 二宮和樹自由詩720-4-5
夜桜- 丘白月自由詩120-4-4
ビデオライブラリ- ナンモナ ...自由詩9*20-4-4
明日がなくなるのが怖くて- こたきひ ...自由詩620-4-4
天井から見たトラとリスの茶番- 朝焼彩茜 ...自由詩520-4-4
禁・MATURI- あおいみ ...自由詩120-4-3
他人は他人どこまでも他人- こたきひ ...自由詩320-4-3
夕方- フユナ自由詩5*20-4-2
白紙のページを信じる- ホロウ・ ...自由詩5*20-4-2
朝焼けの猫- 秋葉竹自由詩920-4-2
春の霊- 朝焼彩茜 ...自由詩320-4-1
五つのころ- ナンモナ ...自由詩1*20-4-1
されど_俺は- ナンモナ ...自由詩3*20-4-1
春風に吹かれてる- 石村自由詩11*20-4-1
ろ過- もちはる自由詩2*20-3-31
銀_化- 塔野夏子自由詩2*20-3-31
葉桜が揺れる- 朧月夜自由詩4*20-3-31
音楽は人の形- 朝焼彩茜 ...自由詩220-3-31
病者詩覚書- ナンモナ ...自由詩3*20-3-30
未感染者- ナンモナ ...自由詩4*20-3-29
コロナウイルス- フリーダ ...自由詩220-3-29

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