すべてのおすすめ
割とお洒落な洋風喫茶店で、何故かラーメンが出てきて
店員さんニッコリ微笑んで 澄ました顔で、お客も食べる
異議を、ください どうか、異議を述べてください
おかしいと思うことがあったら遠慮せずに、 ....
寝不足だから
寝ぼけたことを言うのか
相手をブチ切れさせて
戦前に突入していく

嗚呼頭が痛いよ
最低最悪
選んでもいないのに
その面が国を汚していく

ずっと前からわかっていたの ....
知らないうちにミサイルが
説明もなく
市街地に配備される
守るのか的になるのか
紙一重

ミサイルめがけて
ミサイルが飛んでくる
そういう日は
ある日突然に



{引用=
 ....
 マクレディの{ルビ長老教会派=プレスピテイアリアン}の良心は、一旦めざめさせられると、彼を休ませてはおかなかった。
(J・G・バラード『沈んだ世界』3、峯岸 久訳)

 ウェンデルの質問は、も ....
今日は結婚記念日

親友の誕生日と一日違い
いつも、どっちか分からなくなる

親友の誕生日を思い出してから
結婚記念日を思い出す

おそらく 夫の方は完全に忘れている

試しに ....
小数点以下にぶら下がっている
おまけみたいな存在
それが僕だとしても
四捨五入で一の位に片足入れるように
坂道を息切れしながら上ってゆく

割り算に散々悩まされる夜
整数だけではいられな ....
休日は早送り
眠りすぎたツケは
月曜日の朝やってくる

眠れなかった早朝に
家を出て駅へ向かう
すでに家の前を掃き掃除している人がいる
何も特別じゃなかった
これでいいんだ

平日 ....
我が愛おしの、カレンダーガール
Yeah!! 好い娘や
我が愛おしの、カレンダーガール
Yeah!! 好い娘や
一年 いつでも、Oh!! 良いや

一月 羽子板持って 二月 チョコレー ....
浅い眠り
うなされながら目覚める
眠るのが怖くて
コーヒー飲んだら
不思議と眠った

深く深く

午前2時のコーヒー
コーヒー
コーヒー
コーヒー
午前2時の

午前2時の ....
「もう、寝てしまうん?」

酔った頭の横で 
やさしく囁く声がする

──その声が好きなんだな

突っ伏したまま
好い心地で聞いている

時折ぐるぐる回るので
それを止める為 ....
弥生生まれの小鳥の日々は
父母恋しい空でした

弥生生まれの菫の日々は
暴雨を忍ぶ詩でした

弥生生まれの人の子の日々はシチューが好きな私でした

弥生生まれの弥生生まれの風である旅の ....
夕焼けが染みる
ある秋と冬の間に
生まれたての声
空高く響く

寂しげな風景は
いつの間にか紅葉している

夕焼けよ僕を照らして
生まれたての声
空高く響く



{引用= ....
とても卑屈に落ちた時
見上げることなど役に立たない
そのことを本当に知っているあなたは
宇宙のどこかにいるのだろうか

そう思って私は空を見上げる荒れるはずだったのが嘘のようなすぐに私は背中 ....
切実な悩みが俯いている
言葉にしてみると
いくつもの紐が出てきて
引っ張ると
切実が鳴りメロディになる
思っているより美しい
問題は保持していてもいいんだ

かけがえのない
自分の道 ....
食べても食べても減りません
いつかは無くなるのは
わかっていますけれど


みかんの季節です
待ち焦がれた季節がやってきました

大きなバケツに山盛り
有田みかん 四百円 
「 ....
約束の果てで 果てと
ほほえみの
交わされる時
命は
叶う

その時までに
命に従い生き切るの
命に従い生き切るの
ああ

それぞれが、
世界のあとに在り
世界のせんたんに在 ....
一、 娘は 見目麗しく
    寒さの夜さえ
    せつなく 手を伸ばし 
    家の近くの男たちを徘徊させる

一、 化粧気など 少しもないけれど、
    美しく それはき ....
確認してしまうの
悲しい目をした私の影
もうすぐ冬がやってくるから
カサカサして縮み始めている

いつか食べられる運命
水でもどってプルプルになるの

私は木耳の精
中華鍋の中で卵と ....
雨飴のど飴雨の日
風吹いて風邪ひいた
休もうか休めないか
こんな日の法案出します

地下アイドル地下リーマン
ハードル下げたって
誇りはもっている
勝ちや負けなんてない

雨飴のど ....
 そのときマルティンはブルーノが言ったことを思いだした、自分はまったく正真正銘ひとりぽっちだと思い込んでいる人間を見るのはどんなときでも恐ろしいことだ、なぜなら、そんな男にはどこか悲劇的なところが、神 .... いつかの僕に伝えたい
世界は澱みながら
僕を追い詰めようとしていると
僕ではなく世界の問題だと
だと
ちょっといい味出したファッション
ただの流行で終わるコミュニティ
信頼できるものが一 ....
仕事をしくじった

あれだけ丁寧にやっていたのに
しくじった
心苦しさが胸を重くする

このオモリを抱えるのは
なかなか無いことなので
自分を観察することにした



当日  ....
同じ色になるように塗りつぶしてる
どうして君は笑っているの
みんなと同じという安心に

元の色を忘れてしまった
君はどういう人なの

嵐なのに笑ってる
振り落とされないように
必死に ....
窓の開かない部屋で
空調の風

思い立ちこんな真昼に髪だけ洗う
尚更に、心地よくなる

ソーダを切らしていてトマトジュース
神様はいる、改めて 思う

ドライヤーはあと少し乾いてから ....
窓の外には
まだ黄緑のイチョウ
西日に照らされて キラキラ光る

その光を受け
陰影をまとい輝く
窓辺に並べられた白い陶器たち

ほとんど目が見えなくても
こんな繊細な作品を生み ....
終着駅までの全ての往路が足し算の暦なのだと
信じきっていた頃も確かにあったことを思い出す
アネモネの蕾を見て安堵したように降り始める雪がある

事はまだ知らなかった

降りつつ、積もる雪で ....
毛細血管が切れて
紫が広がる肌
平手とはいえ
憎しみこもった手で打たれた
痺れたけれど
少しも怖くない

お互いの匂いが甘くて
相性を確かめた夜
家族が待つ家があるとか
知ってたっ ....
久しぶりの神戸
妹と二人で往く

生田神社は朝から多くの参拝者
ほっそり引き締まった狛犬を眺め
お詣りしてから坂を上る

異人館通りを右に曲がって
ハンター坂を横切り
賑わう北野 ....
魂はどこにあったの
飛び出ちゃった僕は
目を瞑った僕を初めて見た
そして気づいてしまった

僕は死んだ
僕にしがみついて
戻ろうとしても
戻る場所がわからない

僕だったはずの体は ....
万霊節の夜
 名残りの夏の 季節の扉をしめる今宵
 ここはいずこも
 森の精霊の異形の獣たちに
 あふれ
 さまよう


 Trick or treat
  Trick or t ....
ひだかたけしさんの自由詩おすすめリスト(7202)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
意味を、ください- 鏡ミラー ...自由詩6*25-11-15
The_worst- 自由詩625-11-15
物騒- 自由詩4*25-11-14
全行引用による自伝詩。_09- 田中宏輔 ...自由詩1125-11-13
気づかない記念日- 花野誉自由詩12*25-11-13
存在の証明- 自由詩8*25-11-13
疲れはループする- 自由詩8*25-11-12
カレンダーガール(意訳)- 鏡ミラー ...自由詩6*25-11-12
午前2時のコーヒー- 自由詩6*25-11-11
絆される夜- 花野誉自由詩9*25-11-10
あたしの譜____蒼風薫- エヴァル ...自由詩225-11-10
生まれたての声- 自由詩525-11-10
冬の凪に隠れて__蒼風薫- エヴァル ...自由詩425-11-9
切実の音- 自由詩525-11-9
みかん地獄- 花野誉自由詩15*25-11-9
約束の果てで_※(音楽付き)- こしごえ自由詩7*25-11-8
むすめ自慢- 月乃 猫自由詩12*25-11-8
木耳の精- 自由詩5*25-11-8
雨の日- 自由詩625-11-7
全行引用による自伝詩。_08- 田中宏輔 ...自由詩1025-11-6
いつかの僕へ- 自由詩825-11-6
しくじり日記- 花野誉自由詩16*25-11-5
嵐の船- 自由詩625-11-5
青い天井___もっぷ- エヴァル ...自由詩525-11-4
西日の水晶- 花野誉自由詩925-11-4
おむすび__もっぷ- エヴァル ...自由詩625-11-3
泥棒猫- 自由詩6*25-11-3
北野坂の白昼夢- 花野誉自由詩6*25-11-3
魂の居場所- 自由詩7*25-11-2
万霊節の夜- 月乃 猫自由詩13*25-11-1

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