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高台に古い教会が見える
海辺の街を見下ろしている

結婚式でよく使われている教会

華やかなエネルギーが流れて
街全体が愛で潤う

私もあなたも
生まれ育ったこの街が好き
愛のある ....
窓から夜明けがはみ出してくる
それを待ち望んでいたのかも
もう忘れてしまった頃

あるいはいつしかむしろ
望むようになっていたのではないか
夜が終わらないこと を

夜が長すぎたから
 ....
借り物をした

いつか返さなくては

それがいつなのか
何を返すのか
定かではない

おそらく何もかもだろう
朝の光も
夜の静けさも

身体の奥のほう
ちりちり燃える
かす ....
硝子の抜けた窓を透け
川に浮かべた傘いっぱいに
夕ぐれの街が溢れる時間

暮れる光のにおいに
昨日と明日が
すれ違う今が翳りとなってひそみ
貨車が黙って
曳かれてゆく不安で
すぐに下 ....
思う
って
おもしろいなあ
降っては解ける
春の小雪



思う
ことが
出来る
ありがたさよ
みんなありがとうさま



思ったあとは
一つ一つ
していき
 ....
公園の水面に睡蓮が咲いている
ウスバカゲロウがふわりふわりと飛んでいた

ときおり
魚がポチャリと水面を跳ねる

貴婦人が日傘をさして橋の上から
池の睡蓮を眺めていた

ぼくはベンチ ....
春の雨
花冷えのとき
いままさに

ものみな濡れて
吾{ルビ蟄居=ちっきょ}なす

巡らす思いに
去来する愁い

春の女神の
佐保姫に

お願いしよう
彼らの無事を
歓びと悲しみと
出会いと別れと
入り交じる四月

悲しみに寄り添うように
歓びを共に唄うように

さくらが咲く
野草の花が咲く

四国の里山では
山一面に山桜が咲く

山桜が ....
涙の数だけ弱くなります
傷ついた分だけ狂暴になります

そうでしょう
それが人の性分

名もなき花はない
もし名前がなかったら
名前をつけてやる

大発見だ
つらなって
いる

全ての
失った
ことにより
得た
楽しみを
楽しめ



何もかも
楽しむ気で
生きたい
時には人生はゲームだ
とね



ああ古の
遠いところから
降って来る
小雪 ....
みんな 考えることが
おっくうに なったので
頭を はずして
かわりに 肩の上に
鳥籠をのっけて 歩いてた
鞄を抱えた 背広姿の人も
バス停でバスを待つ 女の人も
みんな 肩から上は ....
鬼灯が
レースになって
実のぽちょん
熟した



 ※ 鬼灯=ほおずき




真昼の
月の光は
青い宙に
解けている
しっとりと
おしまな!
(そうだね、お日様
(今日は良い天気だね
おじゃたまくし!
(ちいさな春の子
(おまえと同じ
(三月生まれかもしれないな
斜めに陽が差し込むと
ぼくたちも斜めになってたね
 ....
無縁塚の苔は
そのままにしておいた
今年も
無縁塚のある林の中で
無縁塚の周りの
草刈りと掃除をした
8月の上旬のことだった

人との縁
物事との縁
氷菓子をすっと頂く
夕方前に ....
コーヒーの香りが広がり
リラックス出来る空間になる

ゆっくりコーヒーを飲み
テレビから聞こえる笑い声
うるさく感じない心になる

好きなものに囲まれた
居心地の良いリビング

リ ....
心の
複雑な
私は
シンプルになりたい
水のように



五行歌は
かんたんで
むずかしいからこそ
気楽に私は
五行歌を楽しみたい



バカ者
イジイジ
クヨ ....
水と夜の境に小舟を浮かべ、
満天の煌めく星々を灯りに艪を漕ぐ
海の風が星からの歌声を運び、
甘く幽かなソプラノが船べりを撫でる

銀河のうねりが船を揺らした
艪の先の海を覗くと、
青く耀 ....
むすびめがほつれて
じゆうにほころんで
咲く
自由が広がり
水平線まで
等間隔に続く道
深海から
水面を通して、陽を仰ぐ
さまざまな
屈折の偶然の中
ひとすじが
花と名のつくもの ....
いのち
ここにある
そこにない
どのいのちも
大切なまま
かすかな生活の、いつ消えてもおかしくない繫りの
はっきり見えていなくても、それを想い描ける
聞こえないけれど感じる
小さな部屋で、今あなたが立てるあらゆる響きを
同じ夜の片隅にある、遠く隔てら ....
春月や白き蕾の浮き立ちぬ

先駆けて生え初む小草いぬふぐり

白花の{ルビ疵=きず}の見えざる春の闇

春陽射し逆光線の曲がり角

{ルビ山茱萸=サンシュユ}の花を求めて一路ゆく
 「Wさん、新しい靴良く似合いますね!良かったですね。」

 廊下の手摺りを伝い一日のほとんど徘徊なさっているWさん
 たいてい誰かの目に、その姿は見留められていた
 彼女に言葉はなくても
 ....
耳をとざしたほうがいい
ことばを思わないでいいから
目もひらかず
ただ触れていたい
指で肩で舌で

そのからだの奥を覗きこむような
こまかな息づかい
一度は奪われた草木を甦らせ
半透 ....
シンプル
にする方が
難しい
けれど
たのしい五行歌




それぞれの
世界があるなあ
かけがえのない
その世界



進むために
立ち止まり
思う
あと ....
引っ越してきたばっかりなのに、
ほら、ここは、神さまの家に近いでしょ。
さっき、神さまが訪ねてきたのよ。
終末がどうのこうのって、うるさかったわ。
だから、持ってた布団叩きで、頭を叩いてや ....
かねてから
懸念していたことが
懸念していた通りに
それでも
助けたい

風船が
萎むように
あっという間
また
膨らまそう

人生は放物線
って垂直落下
してるでしょ
 ....
はやらないことはやらない琴線の

ことはことばかわからない
じゅげむじゅげむ
なんとかなるさ

にんげんだもの
しらんけど

男雛女雛
ならびて透る緋毛氈
右近左近、たちばなさくら
今 ....
ヴェランダをはじめて見た時
その美しさが怖かった
風の流れがそこだけちがい
光あたりも微妙にちがう
犬がおなじ犬とは思えないくらく白い

あの、人工芝とはなんだろう
ガレージって一体なん ....
ここ数日で失った総熱量が
まもなくプランの上限に達するという通知は
私の視界のすみずみまで霞ませ
内蔵が熟れた
あけびの実のように黒ぐろと蔵種した

発熱で疼く思考の芯を
地下で砥がれた ....
ひだかたけしさんの自由詩おすすめリスト(6962)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
教会が見える- 夏川ゆう自由詩824-3-22
春_雷- 塔野夏子自由詩3*24-3-21
返却- やまうち ...自由詩3*24-3-21
夕ぐれ- soft_machine自由詩9*24-3-21
※五行歌_三首「思う」- こしごえ自由詩6*24-3-21
朝の夢- レタス自由詩6*24-3-21
春の雨- けいこ自由詩2*24-3-20
四月- けいこ自由詩2*24-3-19
さがサーガ- りゅうさ ...自由詩2*24-3-19
※五行歌「全ての_私」- こしごえ自由詩3*24-3-18
※五行歌_四首「楽しめ」- こしごえ自由詩4*24-3-18
鳥籠。- 田中宏輔自由詩15*24-3-17
※五行歌_二首「熟した_魂」- こしごえ自由詩4*24-3-17
birth/三月のうた- ちぇりこ ...自由詩1024-3-16
無縁塚ととんぼと私- こしごえ自由詩5*24-3-15
リラックス- 夏川ゆう自由詩424-3-15
※五行歌_六首「五行歌を楽しみたい」- こしごえ自由詩4*24-3-14
潮風の路- atsuchan69自由詩8*24-3-14
カスクルートをあなたに(即興ゴルゴンダr60306- wc自由詩424-3-12
※五行歌「大切なまま」- こしごえ自由詩4*24-3-11
ゆっくりと- soft_machine自由詩5*24-3-11
白蓮の咲く頃- けいこ自由詩2*24-3-11
鏡像(13)「脱走」- リリー自由詩5*24-3-9
はるびと- soft_machine自由詩11*24-3-9
※五行歌_六首「一輪咲いて実る」- こしごえ自由詩4*24-3-9
鳥籠。- 田中宏輔自由詩12*24-3-9
UFOにお願い- りゅうさ ...自由詩3*24-3-9
- wc自由詩6*24-3-8
墜落- soft_machine自由詩4*24-3-8
解熱- soft_machine自由詩5*24-3-8

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