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目覚める
 と、
ここは深夜の密林

灯火に浮かぶダイニングバー

戦闘服のジェシカが店で
バナ・ナンカを刻む

よく切れる
薄刃包丁を手に、
ジェシカが正義を振り下ろす

 ....
  〇


きのう、友だちと水死体について話していたのだけれど、水死はかなり苦しいから、水死はしたくないなと言ったのだけれど、ヴァージニア・ウルフは入水自殺だった。ジョン・べリマンも入水自殺 ....
時は、風化の砂塵
  砂丘より 蒼い星を子どもたちが
みつめる
 大気のない無音のそこからみる
星は かぎりなくウツクシイ


集約される
かわらぬ 社会の列車は喧騒のすえ
プラット ....
8月の終わり
空の雲は秋の形で
風に吹かれている
それでも僕ら
サンダル履いている
アイスクリームで
身体を冷やしている

今の暑さも
じきに冷めていくから
ふたりの熱量に
そっ ....
腑に、落つる=心から、納得出来る
腑に落ちれば、天にも繋がる。神に繋がれたる、その想ひ
筋を通せばリズムは踊り出し、メロディが生まれる
I Can Hear Music.私には音楽が、聴こえる
 ....
挿し木をひとつ
もらいました

軍手をはめて

小さな鉢に

土をもり

水をかけてくれました

コンビニの
ビニール袋で
包み

揺れないように

持ち帰り
カーテン越しに置き ....
交番の横

公衆電話ボックスの中で涙まみれ

お巡りさんは私を見て見ないふり

勝手な言い分と怒りを

優しく宥めてくれた人

救いあげて走らせる白い車

夜中の阪神高速はオレ ....
血筋が守ってくれる
才能と鍛錬が守ってくれる
ふたつの光
ぶつかり合い
影をつくる

闇に転じて
地面を這い
それでも
内側にある
光は漏れて

輝く
ふたつの光
一瞬の幻 ....
わがままを言う
けれどとても弱い
一輪の薔薇のために
風除けを作った
薔薇は文句を言ったが
心地良さそうに眠った

眠る薔薇は美しくて
そっとその花びらに触れた
甘い香りが寝息ととも ....
「あすは、晴れるから」
だれかやじぶんを慰めるときに使う言葉

でも、これだけ毎日毎日晴れつづけると
雨が恋しくなる


トラックが通ると揺れる家
夜明けのカラスの鳴き声
髪 ....
君が送ってくれた写真
緑のアーチ
まっすぐ続く道
知らない風景なのに
あたたかく懐かしい
それは君が歩いた道だから

いつか歩いてみたい
君のいるところへ訪ねていきたい
傷だらけだと ....
わたしのさみしい骨のゆくえは
乾いた風吹く荒涼とした地
どの生き物にすら踏みつけられることもなく
ただひたすらに転がってるだけ
あしたなら抱えきれないほどあって
きのうのひとっつも無い寂寞
 ....
女は髪が炎だった
危なくて近寄れやしない
滝行させたら変わるかもしれない
しかし滝があるはずの崖下は
水が枯渇していた

水の仙人を探しに行った
名前を呼ぶと
物陰から声だけがした
 ....
きっと もう来てるけれど

秋の気配を 

まだ感じさせないで

職場へ向かう道すがら

広い空地は雑草の森

鈴虫合唱が右側から覆ってくる

自転車のスピードを上げてすり抜け ....
僕は自分で自分をつぶしてしまうだろう
社会というものが押しつぶす前に
そこから逃れる術を知りながら
がんじがらめに縛りつけ
首を絞める

だから今のうちに言っておこう
落ち着いて景色を眺 ....
  〇


ぽつぽつ、と、将棋盤が降ってきた。と思う間もなく、将棋盤が激しく降り出した。じゃじゃ降りの将棋盤のなか、道に溜まった将棋盤を一つまたいだ。街中が将棋盤に濡れて、びしょびしょだった ....
夕方になれば涼しいなんて
もうそんな時代じゃないのか
熱風が気力を奪う
たった近所のコンビニまでの道

何もしなかった一日に
さようならをしてる夕日
空に滲んで
僕の心と一緒に泣いてい ....
毎年職場で書かされる
自分の強み
取り柄のない僕には
苦痛の制度だ
働いていてもなお
自分を売り込んでいかなくちゃならない

強みのある人は
どんどん昇進するのだろう

自分の強み ....
いのちは、
あの人の
私への
思い
今も
ここにある

いのちは、

何気無くあって
かけがえの無い
いのち
いのちは、
悲しみ
誰にもけがされることの無い
大切な悲 ....
ああ 私は
餓鬼だ
飢えた心を
いつまでも持っている。
忘れるからね



 ※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
共通の敵を作れば団結する
権力増大を目論み
神の名を利用し
思想統制

異端者探し
魔女狩り
拷問殺戮
今日も無垢な命が散った

恐怖の鎖で口を塞がれ
言いなりの愚者たちが
 ....
調査は根気
どこが間違っているか
何が原因か

どこが間違っているかは
すぐに見つかる
悩めるのは原因
思いもしないことが
影響していたりする

疲れていると
閉ざされるひらめき ....
両手を背中で結んで
夜風を独り占めする様に
一歩先を進む君

結んだ指は祈りにも似て
君は無邪気に何かを願っているようで

君は気付いているかい
「これって運命かな」って真顔になったり ....
ぎっくり腰は正式には

急性腰痛症という

背中に杭を打ち込まれたか

どうやって立つのか分からなくなった

東司へ行く恐怖

行かねばならぬのに 

近くて果てしなく遠い ....
乱暴者で
すぐに切り捨てたがる僕に
あなたは
神は細部に宿ること
何度も子守唄みたいに
やわらかくして
咀嚼できるように
教えてくれた

僕はいまだに乱暴者です
それでも魂に宿って ....
猛暑なんだから
根性なんて出さなくていい
調子に乗ったな

激しい頭痛と
目の前チカチカ
冷やさないと
水を飲まないと
調子に乗ったな

猛暑なんだから
根性なんて出さなくていい ....
新横浜駅を降りてから

どうやって そこに辿り着いたやら

彼が教えてくれた家の間取りは

手紙に描かれた図の通り

他愛も無い話は ビールを飲みながら

お互い 何を考えているか ....
足枷が外れた日
少しうれしくて
少しこわい
取り戻した自分が
大丈夫なのか
自信を取り戻すには
まだ時間がかかるだろう

環境が変わっても
変わらないものがある
何かが消えたとして ....
こおろぎの歌を
聴く
合掌
この魂といういのちと共に
生きている
私の
体は
いずれどの道
死ねる
その日まで
生きる
小さく小さく
満足しながら
この道を
歩いてゆく
 ....
  〇


トウモロコシ畑が黄金色にキラキラと輝いている。一粒一粒の実から潜望鏡がのぞいている。死んだ者たちが小人の幽霊となって、一粒一粒の実のなかから潜望鏡でのぞいているのだ。百億と千億の ....
ひだかたけしさんの自由詩おすすめリスト(7101)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ジェシカのまな板- atsuchan69自由詩16*25-9-1
I_FEEL_FOR_YOU。- 田中宏輔自由詩11*25-9-1
時の砂塵- 月乃 猫自由詩17*25-8-31
8月の終わり- 自由詩9*25-8-31
腑に、落つる- 鏡文志自由詩9*25-8-31
帰省。- wc自由詩17*25-8-31
海影- 花野誉自由詩13*25-8-30
輝度- 自由詩9*25-8-30
一輪の薔薇- 自由詩7*25-8-29
まっすぐ- 秋葉竹自由詩625-8-29
癒しの風景- 自由詩8*25-8-28
骨のゆくえ__蒼薫薫_______(叙情文芸151号入選作) ...- 梅昆布茶 ...自由詩1325-8-27
flame- 自由詩8*25-8-27
まだ、夏の中で- 花野誉自由詩13*25-8-26
つぶれそうになったら- 自由詩8*25-8-26
LIVING_IN_THE_MATERIAL_WORLD。- 田中宏輔自由詩14*25-8-25
夕日が泣いてる- 自由詩8*25-8-25
自分の強み- 自由詩12+*25-8-24
いのちは_※2025年バージョン- こしごえ自由詩8*25-8-23
※五行歌「餓鬼だ」- こしごえ自由詩5*25-8-23
暗黒- 自由詩6*25-8-23
debugger- 自由詩6*25-8-22
神様のバカ- 自画自計自由詩8*25-8-22
ぎっくり腰日記- 花野誉自由詩16*25-8-21
魂に宿るもの- 自由詩6*25-8-21
熱中症- 自由詩8*25-8-20
横浜へ- 花野誉自由詩13+*25-8-19
足枷が外れた日- 自由詩6*25-8-19
小鬼と私- こしごえ自由詩7*25-8-18
COME_TOGETHER。- 田中宏輔自由詩14*25-8-18

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