すべてのおすすめ
私の中には

悪魔と天使がいて

悪魔と天使で、セット

だから

どちらかには

なれない

例えどちらに
 
ひっぱられたとしても

もう片方が

ひっぱり ....
手紙にポストがあるように

あなたにも私がいるのだから

そんふうにムリしないで

時にはゆだねても

いいんだよ?
 つよさ増してきた街路樹の木漏れ日に
 手をかざすこともせず
 信号が青になるのを待っていた

 車道、瞳に写って忽ち忘れゆくものあり
 そして横断歩道の白線部分へと進み出る

 私の影 ....
鼓動にはねる指先に

股を伝う汗にさえ

感じるままになる鈴の

ような

おはようから始まる

いつもの夜


遊びに歌に飲む店に

頬を落ちる涙にも

スクイの手 ....
 あのトマトジュースが飲みたいわ!

 それは缶やペットボトルで売っていない
 ある喫茶店で飲んだ
 初めての味

 こっからだと、ちょっと歩くけど大丈夫か?
 
 夕刻にはまだ早い「 ....
ヘビたち
だいたい
ヒマそうにしてた

トカゲたち
枝の上で手足をブランとして
うとうと心地よさそう

ワニは
奥の方で
少し緊張してこっち見てた

水槽の中で岩とガラスの間に ....
空へと続く道の
純粋な絵かき歌は
世間の下でもがく
僕ら何もかも分かったふりをして
分からないふりをする様に
成ってしまった
あの日の声は輝いていたのかと
つまらない顔をして
冗談のよ ....
お稲荷さん
お稲荷さん
じゅわっと 美味しい
お稲荷さんですよ

ひとつ
ふたつ

お稲荷さん
お稲荷さん
子供のころはよく食べたもんですよ

みっつ
よっつ

お稲荷さ ....
わたしが消えた場所
わたしが立ち止まってる場所

家族の様子を
窓の外から見てる

生きてたことを
無かったことに

初期装備でまた
砂舞う荒野に

発熱する前の寒気
人 ....
横断歩道の上の白線は
決して真っ白であったためしがありません。
必ず、幾多の轍が、靴の踏み跡が刻印されています。
もしも、真っ白な白線がひかれていたなら
ぼくは、その上を這って渡りましょ ....
僕の話をしようか
僕の話は、たとえば
レッド、グリーン、イエロー
いろんな色の林檎から一つだけ
きみの心臓を選んでくる
そんな話さ


カタチはいびつに置いていかれるから
僕 ....
つめたい
匂い、縁取りは
複数のかけら
こぼして
きらきらと、して
積もったことを
そんなにも、きれいな
両手で
拾うように
きみは、


言葉は、薄く
ひかっただろう
け ....
友達とファミレスに行くだけで涙が出てくる俺はやばい

親戚関係も家族関係もほぼ断絶しており家族的なものに異様に飢えているのだ

今日はロイホに誘ってくれた人がいてそれだけでワクワクした

 ....
 二人 行きつけの飲み屋では
 入口から一番奥まったカウンター席
 三杯目のグラスを掴み取り
 頬張った氷ひとつ
 噛み砕く彼女
 
 大腿骨を一度骨折してから足腰が弱り
 本人は自覚を ....
銀河の岸に
青い花
青い花摘む
小鬼がひとり
私に手をふる


小鬼が言ったありがとうに
私は縁どりをして
「ありがとう」と返したら
小鬼と私は消えて
「ありがとう」がのこった
 ....
夜が消えるとき
ひとつの死が終わり
そして新しい
ゆりかごの悲しみが
始まるだろう

時代はいつも
転がりつづけてゆくだろう
世界はいつも
なだらかな平 ....
AIは文も書けるし絵も描けるしで
最近、覚醒した感があるな

隔世の感ですかな
いやまぁ、そうだけど

しかしまことしやかに
間違ったことも言うな

気にするな
知ったかの人間と思 ....
小雨/降り出しそうにみえては降らない
安穏とした曇り空にはテレビをニュース番組に切り替える
何か重大な事件でも起きてるんじゃないかと
僕の煩悩に燻る炎に油脂を注ぐのだ
そんなときには夜の街 ....
 雨の止んだ朝
 影を含んだ滴が
 街路樹のてっぺんから
 次第次第にころがって
 葉っぱをかすかにはずませていた

 背の高い少年が二人
 昨夜みた夢の話か
 声を低めてさわやかに微 ....
生後四ヶ月の娘を朝の5時からあずけれるような
保育所をさんざん探してさんざん電話をかけたあと
少し詩を読んだ


被爆者のケロイドを体に負うことが
物事を理解することではない
とりだされ ....
もしもの時は
もしもの時だ
その時その時
何とかなるよ
今があるから


いろいろあって
あたりまえ。
いろいろ無い方が
おかしい。
ありがたいいろいろ


私の罪は
私 ....
病室にいる間に 桜は散ってしまった

それはしょうがないことですね 誰にともなく納得する

それでも

いつかこの腕が いつかこの足が 私を迸らせる 

そしたら

狂ってても 独 ....
人生が ぽつねん 立っている
カエルが キーキー鳴いて
そうして 朝の間際 僕も泣いていたのでした

運命が純白の手を 僕にふるから
僕は さむざむ と泣いているのでした
ふわふわ 青 ....
いつのまにか日が暮れた帰り道
ダウン症をもつ周を乗せた
デイサービスの送迎車の到着に
間に合うよう、早足で歩く 

前方には、小刻みに歩く青年が
重そうなビニール袋をぶら下げて
ゆっくり ....
英語のリスニングをしています
聞こえるものだけがゆっくりと
あたりを漂っています
味方はいません
けれど敵もいないので
リスニングは続きます
リピートして、あなた、もっと丁寧に
 ....
愛してるの響きだけで強くなれたらいいなぁ

そんなふうに思っていたら

「から元気でも良いじゃん」と聞こえてきた

そんな君が私を愛してくれたらだなんて

言えますか?言えません 桜吹 ....
 ベランダ打ちつける雨音
 レースのカーテン越し鳴り響くものが
 西の空も
 東の空も
 緋色 噴き上げ
 花火の様に開いていた
 湖に ぴかっと光った一線が在るだろう
 そこに連なる峰 ....
 幾つものブイが並び浮かんだ沖合、幾つものカラフルなパラソルが立ち並んだ岸辺。その中間に、畳二枚ほどの広さの休憩台がある。金属パイプの支柱に、木でできた幾枚もの細長い板を張って造られた空間。その空間の ....  歎くべきだっただろうか

 みずいろの空が
 私の上に落ちかかって来るのを感じた時
 心は
 果のない
 重量感のない
 依リ所のない
 空の中に巻きこまれて
 小さなわたしが
 ....
 
歌い手としての
極みを知り
それ以上には
上がれないと
声を荒げ

ここから
逃げたいと
無理を言い
まわりを困らせるのが
お得意な私は

頭の弱い
娼婦みたいに
た ....
ひだかたけしさんの自由詩おすすめリスト(6941)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
どちらかにはなれない- ルルカ自由詩1*23-4-28
いいんだよ?- ルルカ自由詩1*23-4-28
黒い鞄- リリー自由詩2*23-4-27
夜に会えば- 赤錆自由詩323-4-27
セ・シ・ボン- リリー自由詩3*23-4-26
爬虫類館- 日朗歩野自由詩2*23-4-25
あの日の絵かき歌- 林 理仁自由詩4*23-4-24
お稲荷さん- 日朗歩野自由詩3*23-4-24
神のいたずら- mizunomadoka自由詩423-4-24
白線。- 田中宏輔自由詩13*23-4-24
拝啓カフカ- ねことら自由詩223-4-23
カフカ- ねことら自由詩223-4-23
ファミレス(ファミリーレス)- 猫道自由詩323-4-22
水割り- リリー自由詩5*23-4-22
※五行歌_二首「小鬼と私」- こしごえ自由詩8*23-4-22
予言(君の寝言を)- 秋葉竹自由詩123-4-22
口説けども- りゅうさ ...自由詩2*23-4-22
溜息橋- アラガイ ...自由詩10*23-4-21
少年- リリー自由詩5*23-4-21
新・保育所を探して- モリマサ ...自由詩123-4-21
※五行歌_三首「罪と生きていく」- こしごえ自由詩3*23-4-20
春が来たら- 短角牛自由詩3*23-4-19
夜です- 家畜人自由詩523-4-18
雨唄の夜- 服部 剛自由詩123-4-17
リスニング- たもつ自由詩123-4-17
モノクロ- 短角牛自由詩3*23-4-17
湖の即興曲- リリー自由詩4*23-4-17
反射光。- 田中宏輔自由詩13*23-4-17
春雨- リリー自由詩8*23-4-16
歌い手としての苦悩- ルルカ自由詩123-4-15

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