すべてのおすすめ
魚は空を泳ぎつかれ 月のサンゴで身をくねらせ鱗を星にかえす

蒼いムードとブルージーンズ 青春の風は皐月の風のように吹きぬけた

うるさいだけのコマーシャルが流れる都会の雑踏に思慮のある小娘の ....
黒い布で顔を覆い隠した女が
まるみをおびた重いはらをかばいながら
前から、後ろから早足で通り過ぎる人々に
おびえるような足取りで市場を歩いている
ときおり女の腰のあたりにぶつかっては
”ベバ ....
言葉が雪のように積もって
溶けてゆく

私たちは言葉の全てを受け止められない
だけれど
言葉は私たちの思いを全て表現できない

零れ溶けて水のように流れていく
私たちが受け止め切れない ....
駄々をこねて発酵させてオーブンで焼いて食べた。
君は呆れて家を出ていったから、一人で黙々と食べた。
31
そのときはじめて
おじいの顔つき変わって
おかえりいいうた気がした


32
なあんお前
それぐらいのボルト交換もでけへんのか
飯は喰ったんかいな


3 ....
あたたかい色の
太陽の
朝、

心臓は
針金で
編んだ
さみしさの色をしている。


すっかり
青ざめた
希望は、
真実の蛇の姿を晒して
ゆらゆらと怯えながら揺 ....
そこにいて、あそこにいて
あちらにもこちらにもいる夕ぐれ
夕まぐれ、ぽつりと川の中洲に
陽が落ちている、ぽかんとしている

誰もが知っていて誰も知らない
歌を烏が知らないよ、と歌う
なん ....
空が握手をした
昼と夜の歴史的和解

世界が呼吸を始めたのは
忘れ物を思い出した君が
今笑ったから

天候曇り
雲量は十

尊重すべき
涙を踏みとどまる自由

もう一人で大丈 ....
わたしの瞳は小さい

つまりはそういうことで
人の気持ちがわからないから
優しい人からも、恨まれたりしていそう

静かな冬のお寺に
昔よく遊んだお地蔵さまがおひとり
孤独を怖れない、石 ....
昨夜遅く何のまえぷれもなく
母親があらわれた

彼女と最後に会ったのはいつだったか
彼女と最後に別れたのはいつだったか

薄情にもそれを忘れてしまった
十年か二十年か、それさえも分からな ....
光を見た
瞼は下ろしたままだったから、それはぼんやりとしていた
遠くの方で地面へとたどり着いたあと
弾けて消えて
あとには朝が残ったようだった


有り金をはたいて
青い鳥を買 ....
ズボンの下にスカートの下に
ヒトは何でパンツを穿くんだ
そしてせっかく穿いたパンツを
何で脱ぐんだ

ズボンの下にスカートの下に
あるパーツは
そんなに特別なのか

そこは
凹凸の ....
娘よ
お前の遺伝子に
私の劣性が伝わらないかと危惧していた
訳じゃない

そんな事気にかける余裕なんてなかったよ

私は働く事に必死だったんだ
働く事で得られる生活の糧
そこから涌き ....
頬杖が似合うようになったら
ここにおいで

贋物たちが微笑みかける

ごめん
まだ
もうちょっとだけ
真実とやらを見てくるよ



  ふりかえるな
  ふりか ....
深く森の闇の香りがします
行き過ぎてゆく人に言葉をかけたりします
つまらない世間話ですけれども
視線はいつも痛いものです
いくどもえぐられているような不安定な
でもそれが欺かれていた ....
撃鉄を起こし引き金を引いた
でももう弾は残っていなかった
ふたり、
そのメロディーを聴き
冬の青空を眺め、
とても
たいせつな、
でもガラクタみたいな竹とんぼが、
紙吹雪みたいな軽さで
ただ、
風に舞っている
悲しみを、知った。

 ....
凍り付くような冬の空に
星が瞬く 
まばたくまつ毛にイルミネーション

偽りのマドンナは夜のムーンカナリア
粉々にひび割れた心をセメダインで繋いで
夢は孤独の水槽に泳がせる

とまどう ....
三本の吸いがらを並べて
川の字にする
川の字は実際の川を
上手に簡潔に表現している

私が漢字なら
縦に一本、曲線をひいて
右上にちょぼ


と書いて「ぬふ」と読む
 ....
本当を書きたいな
真実を見つめたいな

風が吹けば心細いし
たそがれ時は切ないんだな

光が欲しい時もあれば
闇を好むときもあるんだな
なんか不思議なんだな

人間っておもしろいな ....
そもそも最初に仕掛けてきたのはてめえだろ
やり返したらブチ切れるってどうかしてんじゃねえのか
俺はイーブンに戻しただけさ
いつまでもゴネてるとマジで容赦しねえぞ
てめえ、ブ、ブ、ブ、ブ ....
こっくりさんに使った右手人差し指の先。
あの夏夕の魔力、未だに僅かばかり残ってる。
ありふれた毎日が過ぎてゆく
何が楽しくて生きているのか
わからない

ただ死にたくないだけ

何かいいことがあるかもしれないし
もしかしてとんだ禍に会うかもしれないが
その時はその時だ ....
物音がしない家
誰もが寝静まった時間
わたしだけが動き、音を鳴らす

見えない波紋がふわふわと広がって
音を響かせる

誰も起こさないように、静かに
そう気をつけていたって
キーボー ....
もっとたいせつな
丸いこころがあると
しっているけれど

そんな玉ねぎみたいな
ひとを泣かせることばを
なんどもきかされると

全てをおわらせても
ないふでそのかわを
むきたくなる ....
 


黙して待つ
それだけのことが
辛い

私はここよと
叫びたくなる

目を閉じて
眠ってしまえば
逃げ場を亡くし
回り続ける

水の中に
ゆだねたのは
存在理由 ....
その冷たい花が
君の心へ舞いおちて、

白雪みたいと思った
僕は、
そんな、おろかものだった。

ただ揚羽蝶を切るような
疾風が、
この野原に吹き狂う。


瞳が汚いヤ ....
洞窟の分かれ道を全部綺麗に間違えて行き止まり

深く小さな穴ぐらに住む少年は
外の空の大きさを知らない
知らないということだけ知っている

価値観が
尺度の変わる物差しに翻弄されながら
 ....
与えられた感覚のすべて 薄く高く引き伸ばし

やがて訪れるものを 待つ

未熟な 青い静寂の闇に 息をひそめ
 長く 瞑想に似た 忘我の時を経て
  小さく  小さく  微弱な  共鳴が始 ....
1
そして今僕が見ているのは 
雲から降ろされる光のはしご
指から零れ落ちる


2
あの日の雨は
もう降らないのかもしれない
もう降っているのかもしれない


 ....
ひだかたけしさんの自由詩おすすめリスト(6945)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
クェッション- あおいみ ...自由詩3*20-1-14
石榴2020- wc自由詩320-1-13
溶けてゆく- きみのて ...自由詩220-1-13
駄々- クーヘン自由詩4*20-1-13
フラグメンツ_カタログNo.31~60- AB(な ...自由詩6*20-1-13
いさぎよい色づかいの蛇- 秋葉竹自由詩820-1-13
日暮れに口をあけてる- 帆場蔵人自由詩4*20-1-13
曇天の星- TwoRivers自由詩9*20-1-12
- 立見春香自由詩520-1-12
詩にうつつを抜かしている- こたきひ ...自由詩420-1-12
憧憬- 自由詩320-1-11
くだらない詩だけど- こたきひ ...自由詩420-1-11
優性と劣性を兼ね備えてヒトは人になれるのさ- こたきひ ...自由詩220-1-11
ミシガン・レリックス_4- AB(な ...自由詩120-1-10
杳香- ナンモナ ...自由詩6*20-1-10
殺意- HAL自由詩7*20-1-10
- 秋葉竹自由詩420-1-9
できることならフリートーク- あおいみ ...自由詩220-1-8
ぬふ- mmnkt自由詩1*20-1-8
やっぱり人間なんだな- あおいみ ...自由詩120-1-8
ブッコロ- ホロウ・ ...自由詩2*20-1-8
魔力- クーヘン自由詩2*20-1-8
月でも見ようかな- あおいみ ...自由詩1+*20-1-8
広がる波紋- 卯月とわ ...自由詩220-1-8
いき- 立見春香自由詩1120-1-8
ハシビロコウの憂鬱- Lucy自由詩7*20-1-7
冷たい花。- 秋葉竹自由詩720-1-7
やまない- 若乱自由詩120-1-7
共鳴- いねむり ...自由詩220-1-6
フラグメンツ_カタログNo.1~30- AB(な ...自由詩6*20-1-6

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232