すべてのおすすめ
僕の日本地図はけっこうゆがんでいる
大陸文化を隔てた極東の地理的条件
喪失するすべもうしなわれた子守歌

僕の世界地図はききなれない地名でみたされ
国際情勢は新聞の活字とTVのアナウンス
 ....
二〇一六年十二月一日 「不安課。」


きょうは、朝から調子が悪くて、右京区役所に行った。
なぜ、調子が悪いのか、わからなかったので、とても不安だった。
入り口に一番近いところにいた職員 ....
愛してるってことを
きみに伝えたいだけなのに

いつもありがとうって
側にいて見守ってくれて

心からの言葉が
湧き出して
きみにしみこめばいいのに

そう上手くはいかないんだ ....
もう一人のわたしに
もう一人のわたしが語りかける

そんな非現実が何度か起きてしまうと
どちらのわたしも精神病んでしまったぽいのだ

なので
もう一人ともう一人が
一人になって
医者 ....
その灯りが灯ることの全てがわたしの全てで、公園に腰かけたり、元気そうな集団を避けて歩いたり、目と耳と鼻と口と手と生き物と複数の壁、この部屋での暮らしが綺麗な明るさになれない。

マンションの知らな ....
39年前の今日、この家に越してきた。

自分はまだ歩けてはいたし、
母も元気に家事をこなしていた…

今日、兄がコロナ接種にいった。
兄も父の享年の歳と同じ、66になった

幸いな ....
  一緒に暮らす


どこにもいかず どこにもいない
空のように
雲があったり なかったり
静かで 時に騒がしく
一緒に暮らす

  *

一緒に暮らすとは
背中合わせのぬくも ....
なんらかの収束あるいは
静かな夜の変拍子

子供達は混沌の外縁でガラス玉と戯れ
老人はじぶんの黒檀の棺を磨き上げる

トロル達は住みなれた谷をはなれ
いつか丘をこえて緑の祭壇にたどり着く ....
二〇一六年十一月一日 「いやならいやって言えばいいのに。」


えっ
まだ高校生なの
そういえば
なんだか
高校生のときに好きだった
友だちに似てる
あんにゃん
って ....
はいらいと

まちこがれた今夜も

雨模様ではありますが

はいらいと

月に寄せて 星屑に寄せて

たそがれたひと時を
お楽しみください…

はいらいと はいらいと
 ....
夏の夕暮れの
そこは片隅
母の白い指のすきまから
転がり落ちた
ひとかけらの氷のゆくえを追った

蝉の声が遠のく
逃げていく蟻の触覚
氷は崩れ、いつか傾く
音もなく
あとかたの水
 ....
脳みそを溶かすような金麦のジュワっとした喉越しに
今日の海を溶かし、流し込む
夏の味だって、まだ梅雨真っ只中だけど
スイカの匂いと塩素のつーんと痺れる感触が瞬時に思い出される
夏、というワード ....
おれという寸法はおれのお気に入りの仮説の域を出ない

おれがおれの詩に吐き気をかんずることは全くもって正しいといえる

おれは掘ることばかりをかんがえる
この井戸をのぼることを、おれがかんが ....
いまや国民なんてやってられない。

政治家など投資家の下僕にすぎない。

オリンピックなんて投資する価値なんてない。

IOC バッハになんか投資なんてしてやれない。

パラリンピ ....
   自分をいい人間だと思ったことはない
   薄っぺらいし 騙し騙し 取り繕ってきた
   でも たまには僕の鼓動に合わせてくれないか
   と甘えている間に
   犬が餌を強請る。
 ....
ずっと
ひとり
だったんだ。

はぐれ雲の
ため息
みたいに。
ずっと、
ひとり、
だった。

主をしらない影が
主を懇願するように
ぼくは
それを
求めていた。

 ....
白鯨ゆく遥かな青天を

僕もゆけたなら

四肢の折り目を開き

やっと、やっとの夏の日を

僕もゆけたなら

平泳ぎの一掻き、一蹴り

果てしなく自由に

生まれたまま ....
  街


遮断機が下がり血のような警鐘に淡い想いは砕け散る。通過する車窓とつながる間もなく街はもとに戻る。


  冬の浜辺に置き去りにされた一つの椅子


冬の浜辺に置き去りにさ ....
二〇一六年十月一日 「至福の二日間」


 きのうと、きょうと、ずっと横になって寝てた。お茶をひと缶のんだだけ。いっさい食事せず。ただ眠っていただけ。しかし、まだ眠い。睡眠導入剤が強くなって、し ....
雨こそ降りはしなかったが、街はどんよりとした雲と湿気に満ちていた、人と擦れ違うのが煩わしくなり、小さな道へと逃げ込んだ、歩いているうちに、その先に昔、数十年は前に、死に絶えた通りがあることを思い出 .... おまえはやわらかなうたを抱いて

音のない振幅をくりかえす

サンデー・モーニング、ディランは60年代のまま

新しい世紀にまた産声をあげる

高圧電線のそばで甲高い鳴声をばらまく ....
解決策を与えるものではない
また何かの行動を推奨するものでもない

溺れる私が溺れるさまを記録しただけの
心の慰めで

また他の溺れる者にとってもの
慰めになるかもしれない

こうし ....
根っこから
もぎとってもいいよ?
わたしのこと

だって
そうしたいんでしょ?
そうしなきゃ満たされないんでしょ?

花を摘むだけじゃ
もはや
限界なんでしょ?

けど
 ....
もし俺の前に、何処かの大金持ちがあらわれて
俺なんか一生かけても稼ぎきれない大金をポンと置いて
あんたにみんなくれてやるから自由に使って良いと言ったら
俺はあっさり魂を金に売り渡すだろう

 ....
枕投げをやっていると
時折弓が返って来る
ジニーの世界だ
ビルがハーモニーを奏でていた
ルビーの指輪を歌ってから
再び枕を投げると
今度は虚無が返って来た
壁にビールを塗っていると
風 ....
子どもと大人の間には境界線ががあると信じていた
それを踏み越えなり限り大人にはならないだろうと信じていた

子どもと大人の間には河が流れていてその上にかかる橋があると想像していた
少年は自然な ....
いま 生きてるって事が
素晴らしくて

いま 息をしているって事が
奇跡で

こうして読んでもらっているって事が
何かしらの縁で

なんか導かれてるんだよね

神をも超える何 ....
あなたはわかる、と言いました
わたしはわかられた、と思いました

花が咲き乱れ、天国の鐘がなる
果てのない全能感、無敵です
もはや孤独ではないのだから
なんでもできることでしょう

背 ....
こってるでしょ?
肩もむよ~

やけに優しいじゃあん
なんか
良いことあった?

と、同期。
勘づかれて
ちと
ハズイ

いや~
それがさ~
三年ぶりに
彼氏出来てさ~
 ....
みしらぬ女性に
あいさつした

「知っていますよ
 あなたの事は」

と彼女はいう

ぬるっと
眼球が飛び出し

アジサイの
葉っぱを

はって
溶けた



 ....
ひだかたけしさんの自由詩おすすめリスト(7442)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
我が祖国- 梅昆布茶自由詩1021-7-5
詩の日めくり_二〇一六年十二月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩15*21-7-4
this_is_love- 花林自由詩221-7-4
もう一人のわたしには- こたきひ ...自由詩421-7-4
その灯りが灯ることの全て- 水宮うみ自由詩14*21-7-3
願う- ナンモナ ...自由詩3*21-7-2
未定- 空丸自由詩321-6-29
夜の変拍子- 梅昆布茶自由詩1121-6-28
詩の日めくり_二〇一六年十一月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩13*21-6-27
はいらいと- ナンモナ ...自由詩3*21-6-25
氷流- そらの珊 ...自由詩9*21-6-25
夏は海に浸かりたい- ゆるこ自由詩4*21-6-23
足らないものをおれはしっているがおれはそれをかかない、なぜな ...- 道草次郎自由詩321-6-23
投資- ナンモナ ...自由詩4*21-6-23
日曜日の処理場- 空丸自由詩621-6-22
あいつ- 草野大悟 ...自由詩821-6-22
ゆけたのなら- クーヘン自由詩6*21-6-21
長い1行の集まり- 空丸自由詩421-6-21
詩の日めくり_二〇一六年十月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩13*21-6-21
ボロ布のようなマリア- ホロウ・ ...自由詩6*21-6-20
サンデー・モーニング(ダンス)- ホロウ・ ...自由詩3*21-6-20
ある記録- りゅうさ ...自由詩3*21-6-20
もはや限界なんでしょ?- 花林自由詩321-6-19
もし俺が- こたきひ ...自由詩421-6-19
私は青空を手に入れて- 間村長自由詩621-6-19
境界線- こたきひ ...自由詩421-6-18
幸せ者- 花林自由詩321-6-18
わかる、あなたとわたしはおなじ- 凍湖(と ...自由詩521-6-18
ちと_ハズイ- 花林自由詩221-6-17
あいさつ- ナンモナ ...自由詩11*21-6-16

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