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二〇二二年九月一日 「フィリップ・ホセ・ファーマー」
ぼくの大好きなフィリップ・ホセ・ファーマーの本が Amazon のネット古書店で、1円とか2円で売っている。なかには数千円のものもある ....
休みやすみしつつ倦怠感と闘いながら
洗い物と米研ぎを済ませて、ご飯を炊いた
後は卵を一個茹でて、茹で玉子にして
レトルトのカレーを温めるだけだ
今夜の夕食は、茹で卵乗せカレーだ
昨日、使 ....
「わたしは、野心家には屈しません。
野心家とは、つねに世界に災いと混乱とをもたらすものです」
「たしかに……」と、ガージェス。
「アイソニアの騎士は潔白かもしれませんね。しかし、彼は戦いの世界 ....
「あなたはまず、アイソニアの騎士をおびき出すための、餌です」
「アイソニアの騎士とは……グーリガン・ハルガンテ様のこと?」
「そう。クールラントでは、アイソニアの騎士と呼ばれていた男です」
「わ ....
ガージェスは、イリアス・ナディの面前に来て、言った。
「お目覚めですかな? イリアス・ナディ嬢。いや、
こう言ったほうが良いでしょうか? イリアス・ガ・ラ・ハルデン」
「あなたは誰なの?」イリ ....
さっきから暫し
詩的な夢想をしてみた
イメージの世界で遊んでいた
詩を書いて満ち足りた感覚があった
昨日まで使っていた電子決済が
今朝は使えなかった
だから紙巻タバコも氷もコーラも
....
イリアス・ナディを捕らえたのは、ガージェス・ノルディアという男だった。
彼は、オーバ・ニーチェのナンバー2の位置を占めていた。
ガージェスは、フランキスにも劣らない野心家だった。
そして、祭祀ク ....
数日の後、イリアスの消息につながる一つの情報が得られた。
彼女は、市場への買い物の折に、数人の男たちに囲まれ、
麻袋に入れられて連れ去れたというのである。この情報の収集には、
アイソニアの騎士が ....
アースランテの千人隊長であるアイソニアの騎士は、
彼のものとなる情報網を持っていた。
二人は、場末の貧民窟へとやって来て、聞き込みを始める。
「イリアス・ナディを知っているか?」マティアスという ....
希望の朝。
常緑樹が瞳に優しい。
無情の朝。
屹立する断崖絶壁に立っている。
どんな夜を過ごそうが朝は来る。
不安、悲しみ、淋しさ、諍い。
微笑み、喜び、美、愛 ....
ある程度の挫折と
ある程度の喜びをある程度やってみたいとおもっています
精神的にてんぱりが止まらず
みなさんご存知の自分の限界的場所に
いつまでもいたわけですが
自分の限界なんであくまで ....
石化した待合室で蝗が飛ぶのを見た
複眼で分割されたぼくが
次々と風化されてゆく
風の中に散る秋の花があって
単線の枕木は草草に食べられている
薄暮という暗さの中で
祖母の大きな輪郭を覚えて ....
「大丈夫です。娘さんは必ず取り戻してみせます」
アイソニアの騎士は、床に散らばった皿の破片を片付けながら、
ハーゼル夫人を落ち着かせるような言葉を口にした。
しかし、(俺は遅すぎたのか!)という ....
アイソニアの騎士は大股の歩調で、ノーム邸へと入っていった。
アースランテの千人隊長である、アイソニアの騎士は、
ノーム邸の中へと、すんなりと通されたのだ。
ヨランは(さすが騎士様だ)と、感心する ....
「俺は、これからイリアスの屋敷へ行く。しかし、
彼女はコウロウ・ノームという男の邸宅に住んでいる。
もしかすると、イリアスはノームの娘なのかもしれない。
しかし、詳しい事情は俺も知らない」 ....
引き
裂
かれた
路傍の草
むっとする湿気
雨 アメリア アメリカナイズ
憂鬱な空は
したり顔した無意味の羅列
その重苦しい隙間から
ぽっかりと
浸出しはじめた
ひとつの ....
そのころ盗賊ヨランとアイソニアの騎士は、
次元跳躍をして、アースランテのアイソニアの騎士邸へと辿り着いていた。
「イリアス! 俺のイリアスは無事なのか?」
「お待ちください。ナディ邸まで行ってみ ....
「それは心強いな。しかし、フランキス・ユーランディアとは……」
「そうだ。あなたの妻を盗むのだ。それだけ手練れのものでなければ」
「我が家の従僕たちも無能ではない。そう簡単に盗めはしないだろう。
....
今、クールラントは祭祀クーラス派と、反クーラス派に分れて、
相争っているのだった。そこでは、多くの粛清も行われていた。
もちろん、エインスベルも祭祀クラースの粛清リストに含まれていた。
しかし、 ....
水につけておいた
電気釜の内釜と玉子焼き器と茶碗を洗う
内釜の底にへばりついている
もち米を爪でかき取る
それらを石鹸で洗って
温水で洗い流す
洗い物はそこまでで一旦、止めて
部屋に ....
二〇二二年八月一日 「海東セラさん」
あしたは高木精神科医院に行く日だ。
ワールズ・ベスト1965『時のはざま』5作目は、ウィリアム・F・テンプルの「時のはざま」ゴッホのいる時代にタ ....
「これは、わたしのもたらす罪だ。祭祀クーラスは、
あなたとアイソニアの騎士の妻を盗むことで、
あなたたちにわたしを殺させようとしたのだろう……。
最愛の人のためであれば、あなたたちも手を汚 ....
ここで言う堕落というのは、世間一般での堕落のことではない。
エインスベルを「魔の道へと貶める者」のように、
エイソスは、アイソニアの騎士のことを考えていたのである。
リグナロスと同じく、エイソス ....
「久しぶりだな、エインスベル」
その日が、たまたま非番だったエイソスは、
屋敷の応接室に二人を迎えに出た。
その顔つきは、つとめて表情を抑えているように感じられた。
「いつ以来だ?」と、戦 ....
おだてられ、
笑みが思わずこぼれちゃう
《女ですもの》ほしがりませんわ。
本当の
ことをこっそり教えるね?
きみ、あたしのこと《好き》らしいわよ。
きみがま ....
波 1
{引用=寄せてくる
返ってゆく
そのはざまにすべてがあって
あるいは
そこに何も見つけられなくて
寄せてくる
返ってゆく
その現象だけが
いちまいの絵のように ....
私の
命は
傷だらけ
だけれどこの傷も
命の一つ
楽しいことも
苦しいことも
人生ゲームだと
思えば
レベルアップ?
月の光に
照らされる小石
私は今夜 ....
うすら寒い部屋にはまいる
部屋の窓と戸と、風呂の窓を換気の為に
3センチくらいわざと開けているからだけど
全部閉めてしまうとタバコの煙がこもってしまうし
新型コロナの感染予防のためでもあるのだ ....
道を踏み外すには
道の上を歩かなきゃならない
そもそも道の上を
歩いているのかもわからない
気が付いたら道草を食う人でした
目的地まで真っ直ぐ歩くことの出来ない
Born to Be方向音 ....
門番の一人は、二人ともう一人の門番とを残して、
屋敷のなかへと消えていった。そして、二ヤールほどの時が経つ。
そして、神妙な面持ちで一行の前へと帰ってきた。
「どうぞ。エイソス様はお二人にお会い ....
ひだかたけしさんの自由詩おすすめリスト
(7334)
タイトル
投稿者
カテゴリ
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日付
詩の日めくり_二〇二二年九月一日─三十一日
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田中宏輔
自由詩
11*
22-12-5
「新芽のような想い」
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ジム・プ ...
自由詩
3*
22-12-4
囚われたイリアス(四)
-
朧月夜
自由詩
1*
22-12-4
囚われたイリアス(三)
-
朧月夜
自由詩
1*
22-12-4
囚われたイリアス(二)
-
朧月夜
自由詩
1*
22-12-4
「日々の雑多な想い」
-
ジム・プ ...
自由詩
3*
22-12-3
囚われたイリアス(一)
-
朧月夜
自由詩
1*
22-12-3
盗賊ヨランとアイソニアの騎士(六)
-
朧月夜
自由詩
1*
22-12-3
盗賊ヨランとアイソニアの騎士(五)
-
朧月夜
自由詩
1*
22-12-3
信念
-
メープル ...
自由詩
3*
22-12-3
ある程度の挫折
-
モマリサ ...
自由詩
1
22-12-2
祖母と単線
-
ちぇりこ ...
自由詩
8*
22-12-1
盗賊ヨランとアイソニアの騎士(四)
-
朧月夜
自由詩
1*
22-11-30
盗賊ヨランとアイソニアの騎士(三)
-
朧月夜
自由詩
1*
22-11-30
盗賊ヨランとアイソニアの騎士(二)
-
朧月夜
自由詩
1*
22-11-30
道標
-
Giovanni
自由詩
3*
22-11-29
盗賊ヨランとアイソニアの騎士(一)
-
朧月夜
自由詩
1*
22-11-28
戦士エイソスとエインスベル(九)
-
朧月夜
自由詩
1*
22-11-28
戦士エイソスとエインスベル(八)
-
朧月夜
自由詩
1*
22-11-28
「俺の家のゆうげ」
-
ジム・プ ...
自由詩
3*
22-11-28
詩の日めくり_二〇二二年八月一日─三十一日
-
田中宏輔
自由詩
14*
22-11-28
戦士エイソスとエインスベル(七)
-
朧月夜
自由詩
1*
22-11-27
戦士エイソスとエインスベル(六)
-
朧月夜
自由詩
1*
22-11-27
戦士エイソスとエインスベル(五)
-
朧月夜
自由詩
1*
22-11-27
ゆめのなかなら、愛しちゃいそう
-
秋葉竹
自由詩
1
22-11-27
小詩集・波
-
岡部淳太 ...
自由詩
4
22-11-27
※五行歌_四首「大切な悲しみ」
-
こしごえ
自由詩
6*
22-11-26
「貴方と夜と音楽と、について」
-
ジム・プ ...
自由詩
2*
22-11-26
ワイルドサイドを歩こうとする
-
ちぇりこ ...
自由詩
6*
22-11-26
戦士エイソスとエインスベル(四)
-
朧月夜
自由詩
2*
22-11-26
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