遠くばかり みていると
いまを みうしなってしまうけど
遠くをみてないと じぶんを
うしなってしまうから
いつでも星を さがしているんだ
 「ごめんなさい」の 名刺を
 わたし たくさん 持っていた
 けれど
 ほんとうの 「ごめんなさい」は ほんの少しだったかもしれない

 それは とても かなしいこと
 隣町の休 ....
里へは年に一度しか帰らない
その際、祖母の家へも行く
祖母の家の仏壇の上には大きな菊紋の入った額縁があって
下のこどもがあれはなんだと聞いてくる
フィリピン部隊で、 ....
ただよって ふかく 
抱かれて ひろがり
水となって しかし
すべてを忘れ 風の   
かなたで あふれる
去年も
そして
一昨年も
きみらは
ふたり
よりそうように
ここに
咲いていた

去年
そして
一昨年
ぼくらも
ふたり
よりそうように
ここを
歩いていた

今年 ....
窓辺に頬杖し
少年は大きな音を立てて通過する列車を眺めていた
用事があればそれに乗ることもあった
ボックス席の窓側に好んで座り、近くにくれば
自分がいつも列車を眺めている窓を目で追った
当た ....
間違っている気がして
冷蔵庫の乳製品を並べることにする
自分に似ているものは右側に
似ていないものは左側に
それ以外のものは
バスタブに順序よく沈めていく
ひとでなし!
口のよう ....
かわべりで おにぎりを
たべているとき ライオンがきて
たてがみをはずし じゃぶじゃぶ
あらいだしたら まちがっても
めをあわせては いけません 
  

すんでしまったことは 
もう
とつぶやく

握りしめたこぶしを
ためいきといっしょに開くと

あの頃の、
なんて夢がしわくちゃになって

君の高く振り上げたこぶしにも
 ....
よいしょ
よいしょ

よいしょ
よいしょ

ちいさく
ちいさく
そよかぜが
きこえる

よいしょ
よいしょ

よいしょ
よいしょ

かぜが
ささやいている


 ....
こんな晴れた日
野の緑はしなやかな腕を
天に向かって伸ばし
陽射しに仄かな生命を温めている

草むらをすり抜ける風は
蜜蜂の
しじみ蝶の
か細い肢に付いた花粉を
祈りに変えて
次の ....
苦悩のあたらしさを
うしなって 道がおわる
そこに はこんできた自分を
泣きながら捨てると
また道が はじまる
  
文部省(ぼくらの頃は)が認めた国語の教科書に「こころ」がのってて、それから「人間失格」もありましたね。どちらも素晴らしい(後に全編読んで面白かった)けど、何を学べば良かったのかな? 国 ....
開店時刻の前
Cafeのマスターは
カウンターでワイングラスを拭きながら
時々壁に掛けられた一枚の水彩画を見ては
遠い昔の旅の風景を歩く 


 *


セーヌ川は静かに流れている ....
初めてあなたに出遭った晴れた春の日の朝
それまでは何の面識もなかった赤の他人

ぎこちない会話ぎこちない態度
あなたも私も人見知りをしていたのかな

出遭った偶然
恋する必然
何も知ら ....
爽やかな春風の中で
生まれたばかりの瞳して
あなたは聞くのです
今日は何日?
今何月?
何曜日?

くっきりと二重瞼を見開いて
あなたは僕を見つめるのです
ねえ、今何時?
お水飲み ....
祖母からもらった古いオルゴール
流れていたのはショパンのノクターン

鍵を失くした古いオルゴール
あの人からの手紙や写真が詰まった
開かずのオルゴール

もう1度聴きたい
あのノクター ....
ほんのりと
さくらいろに
咲くのです

やみをさまよい
どろにまみれ
それでも
トクトクトクトク
ちいさなこどうを
つづけてきた
ひまわりが

ほんのりと
さくらいろに
咲 ....
女房と二人で梅干づくりをする。
台風が近づいている。
空は青く晴れているが、蒸し暑く
窓から入ってくる風は生暖かい。
梅の実のいい匂いがする。
昨日、兄嫁の実家からいただいてきたもの ....
はっぱ
雨にぬれて
冷たいけれど

はっぱ
お日様 出たら
うんとかがやく

ピカピカきれいに
うんとかがやく

元気 なってる
雨ふる前より ずっと

だいじょうぶ
う ....
濡れはじめた空が
歌をくりかえすのに
私はピアノを弾けないでいる
雲が沈み雨音が遠くなり
やがて射しこむだろう光に
伸びた髪をさらす
地上が反転する雫のなかで溺れる
鳥の影が風に波打つ
 ....
綺麗な澄んだ真水の底で
何も知らない僕が生まれる

疑うことも偽ることも
何も知らずに真っ直ぐに生きる

変えてみせたいこの心
手探りで永遠を探す毎日


汚れて濁った汚水の上で
 ....
いま精神科に一年一ヶ月入院しています。退院も程近くなっています。
復活を楽しみにしてください。
ぼくの作品に好意を持ってくださった方へ。
(夏)

波音の届きそうにない
部屋でただ
いき過ぎるのを待ってる
テレビにはめ込まれた
冷たいガラスの匂いだけが
わたしに似ている



(秋)

言葉になり損ねて ....
あさまだきかわぎしの
いしをひろってなげた
うすくきられたみずに
えせおとこのまがおを
おそるおそるうつした
抑えきれない今の気持ちを表現しよう
この胸の中にあるもやもやを誰かに伝えよう

絵筆を握って絵の具で描こうか?
携帯片手に写メールのシャッターをきろうか?
エレキギターはまだ指が追いつかない ....
きっと白に近くあり


霧雨を含んだ夜のなかに
咲き急いだ桜がひとつ
白く闇を破る

陽射しを浴びて
咲き競うのは
きみ
きらいですか

こんな湿った濃紺の中で
意表を突いて ....
きみは
なにもいいもしないで
ただ
みみをあかくしただけ

それだけで。
わたしの私語の中に
あなたはいた
白い百合の花が
畑のようにどこまでも続き
そのようにあなたは
私語の中で
匂っている
しーっ
誰かがわたしの唇に
指を立てる
少し湿った感触で ....
冷え切った車に独りっきり
曇ったガラスを見つめてる
未来を{ルビ描=えが}き鳴らす音
届いて 空まで

一つの真実
生まれてく
数多の{注rumours=うわさ}   

Don't ....
ひよりさんのおすすめリスト(3012)
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I_just_drive...- Lily of the ...自由詩2*06-3-22

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