ポータブル
OR
トイレット
??
う〜ん・・・・・・
う〜ん・・・
トイレ!!
三年ぶりに
セルフ ウンチョス
の、
意思表示
脱オムツ宣言
光の
脱オ ....
(1)
明日と言う日の訪れを恐れるときがある
気を紛らわすことさえままならず
早々に床についたとしても
考えるのは埒のあかないことばかりで
苦し紛れの寝返りを打てば
人の気も知らず目覚 ....
羊とシーソー遊びをすると
いつも重い方が沈みました
両方が沈まないでいるのは
とても難しいことでした
わたしはまだ
言葉をよく知らなかったのです
+
眠れないとき ....
ぎゅー
とか言いながら
小学生の次女が背中から抱き付く
突然の攻撃に弱い僕は
反射的に振り払う仕草をする
から彼女は頬を膨らます
いつものパターン
だけど今日はちょっと事情が違っ ....
愛は
オムツをしている
三年前から
突然
オムツを。
愛は
ウンチョスや
シッコを
やっと
オムツに
出来るようになった。
下剤のおかげでね。
今日
トイレに行ったん ....
愛が
ドロドロと
刻み食を
唇から
垂れ流しながら
こんなに
早く
食べれるようになったんだよ
こんなに早く
と
スプーンを
口に運んでいる
おれは
うんうんと
....
三年間
女を抱いていない
あなた以外の
女は抱かない
エイリアンと
プレディターが
戦っている
夏
すこしだけ怖いことを考えたくて
夢の中で君を消した
白い朝がやってきた
さよならが乾きたてのころ
・
・
・
机の上に散乱する単語帳
角が折れてめくれてゆく
覚えることと忘れないこ ....
コップの中に
朝が残った
醒めきらないままの
水を分けあって
ぼくらはターンする
魚のかたちをして
水がうごく
きらめき降りそそぐ
夏のはじまり
ゆっくり水際を
泳いでゆく ....
北区にあるショッピングモールに移転することになって
先週末をもって閉店するはずだったエスニック衣料のお店
何故か今日も店を開いている
お店の移転を告げるポップ
その「6月末日を ....
喉の奥に良からぬ話題が引っ掛かっている
だから、一昨日くらいから喉が痛い
唾を飲み込もうとしてもうまくいかない
段々と不満が頭の中で熱を持ち始めている
もうすぐ風邪でもひくのだろうか
今、と ....
鼻の頭に絆創膏を貼った少年は
違うものを見ていた
どんなに目を凝らしても
その私が何を見ていたのか
もうわからなかった
どこでもドアがあったなら
ダイエットして
新しい服を買って
メイクをして
キレイになって
君の街まで。
きっと、君の街は広いから
簡単には会えないだろうけ ....
暑い
暑い
暑い
楽になりたいから
だから
3
2
1
kill me
携帯電話のカメラモードを
セピアにセットして
梅雨の晴れ間の街を歩く
写り込む世界は
春まだ浅い砂浜で風に吹かれ
総てをなくしてしまったことを悟った
あの時のまま止まったように
....
希望はいつも闇のなか
ひかりを見つめて
底にある
たとえはぐれてしまっても
上手にわらって
すむように
すべての虚言を
やさしく包み
希望はいつも闇のな ....
ぼくはほとんど水だ
と彼は言いました
手の水をひろげ足の水をのばす
水は水として生きて
水として果てる
そのとき大気の端とつながり
水からいちばん遠い水と出会う
そこで彼は
はじめて彼 ....
日差しの強い 不快指数の針が振り切れそうな昼間
一日使い捨ての部屋を掃除し始めた
「オレってきれい好きなのかも?」
なんて自分を彩る言葉を口にしてみる
小学校のころのアルバム 初恋 ....
船が出るのを
見ていた
風が吹いていた
揺れていたのは
波なのか風なのか
花なのか僕なのか
船が帰って来るのを
見ていた
もう帰って来ないものも
見ていた
揺れていたのは
....
雨が笑ったら
それは春の始まり
雨が色付いたら
それは夏の始まり
雨が美味しくなったら
それは秋の始まり
雨が意志を持ち始めたら
それは冬の始まり
....
与えられた番号は
000040000
1億あろうかというコインロッカーの
その中の40000番目のロッカーが
私の自由であった
そのコインロッカーに
昨日のストレスを詰め込むこともでき ....
紅い月が
ウインクしている
おれたちの夢が
海をわたってゆく
きれいな名前をもらった
壊れないように
ちいさく口ずさむよ
動かない両足を
なげだしたまま
今夜も
きみは訪ねてこないね
夜のじかんは
やさしく騒がしくて
フラスコの中に ....
空と海とが
おなじ青だと思えるほどの
白い砂浜だった
波打ち際には
貝殻がおどっていて
それにあわせてはしゃいでいる
君がいた
スカートのすそを気にしながら
そ ....
アイスランドのポストマンは
白い氷の地平を越えてやってきます
彼女のところには
世界中からラブレターが届くんだそうです
毎日カバンいっぱいの愛の言葉を
ポストマンは顔を真っ赤にして運びつづけ ....
きみが
たいせつに
たいせつに
いのちのように
育んでいたから
おれは
三メートルにのびた
ポトスを
切れないでいる
ありがとう
光
いつも
いつも
どんなときも
自分自身が
うごけなくなっても
おれの
だいすき
であってくれて
ありがとう
夢
いつも
いつも
....
掴む
あなたをしることは
太陽をつかむよう
刻んだ空の破片を
脇に抱えて
あなたを見つめると
丘の上の鐘の音が七色に飛び散っている
あなたはいつもそこで
わたしはいつもここ ....
あの子は
気分のいいときも
泣きたいときも
海を見に行った
ブレーキの利かない自転車を
力いっぱいこいで
砂をかんでぱたりと倒れた
のは初夏
そこ ....
3歳になったばかりのひぃちゃんが
裸足でおんもに飛び出して
水溜りで遊んでる
空から大粒の雨がぼぼぼ
大きな傘差したひぃちゃんは
しゃがんでかえるさんとお話よ
ゲロゲロぎょっとびっくり ....
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