あれはてた
さまざまなものに

みちみちた
さまざまなものに

ふれて
めをとじる

ぼくのれきし
だけじゃなくて
ほんをひらけば
せかいのれきしが
しるされている
 ....
銀行員は、銀行員は、きっと詩人
だってあんなに恐い顔で
必死に電卓叩いてる

 八百屋さんは、八百屋さんは、きっと詩人
 だってあんなに大きな声で
 今日もお歌を歌ってる

  ....
奥まった場所に入ってみると
未開封のまま使われなかった気持ちがあって
いつだってつまずきながら走り抜けてきたこころだから
止まらない雨に洗い流されてみたいときもある

ハリー、ハリー
誰か ....
女の残り香が飽和した部屋の片隅のベットを
夏が来る前にシングルにしよう
と決めてから

もう何度も朝日を浴びて
僕が寝返りを打つたびに
ぐっと沈み込みながら
男臭いにおいを嗅ぎ続けてくれ ....
喰わねばならない喰わさねばならない買わねばならない払わねばならない
仕事する
コンピュータこの椅子と姿勢が良くないんだろうな腰が痛い
仕事する
せんべい食いながら饅頭食いながらおにぎり食いなが ....
そろそろ 描こうかな 机の上の静物
君が好きだった物
アンモナイトや 深い青色のガラス瓶
ビー玉や 陶器のきつね
きつねのお面なんかも いい

いくども いくども
私の中の君が 気に入っ ....
とても たいせつだったきみは
ここに どこかからきたのではなく
ここで つくられたのです
おかあさんが
うれしさに めをかがやかせながら
いっぱい ごはんをたべて
おなかのなかで
すこし ....
君が、発した「サヨナラ」に
隠れてた本音を汲み取れず
僕は、ただ「さよなら」と返した

ただ「さよなら」と返した
些細な出来事も
君が絡むと、忘れ切れない思い出となる
いま僕の
肩に降るこの雨が

いま君の

心を潤していたら
いいな


もし君が
いまこの雨に
渇くなら

僕はカタチを失くして
君を真っ赤にしたいのに

そん ....
街から海まで
飛びました


ポチャンと海へ
落ちました


底まで
潜っていきました


底には
空がありました


ボクは
空に浮かびます


それは
 ....
こはるびよりのひだまりで
つりをしながらあくびをすると
ぽろっとくびがころげおち
ついでにうでもころげおち
なかよくはりぼてけりながら
うみのうえをかけていった。


いそにのこされた ....
俺の 眠れない夜は いつまで続く

闇よりも暗い 闇かもしれないぜ

夜は 融けない氷のような壁

俺が ぬくもりを感じるのはいつだ

逃げていく 闇の中を
駆け抜ける 僅かな光を探 ....
鉱 山 や 氷 河 期 抱 き 耐 え る 夏


網 戸 ご し 細 か い 夜 が 並 ん で る


盆 支 度 墓 の 間 に 間 に 少 女 た ち


盲 目 の 父 と ....
広がる上空を囲むように
その日は 曇り空だったのですね

ゆるく波打つ 水面は
際に立つ 私達の少し後ろで
薄暗く 揺れていました

かと言って 私の心が
景色と 同調していた訳ではな ....
ほら その蕗の葉の下で
一つ目の妖精が
こっちを見ているよ
どこかから とても野太い声で
神々が呼んでいるよ

ふとした葉陰に 
秘密の道があって
もしかしたら あちら側まで
行ける ....
さびしさに
ひざをかかえて
タオルケットははいだまま
「る」の字でねむる

あの{ルビ娘=こ}は今頃
遠い空の下
今夜も誰かに抱かれて
求めあう「る」と「る」を
くみあわせてる

 ....
あなたの
はじけるわらいごえは
ぼくの ひかりだ

じゅうさんさいで
はじめてあったときからずっと
あなたをまもれる
おとこになろうと

からだをきたえ
あたまをきたえ
こころを ....
 佐藤君は思います。

 たまには西田君みたいに
 晒されたり裏返されたり、
 そんな生き方もいいかも知れない。

 いくつもの賞をもらっても、
 皮を剥がれ焼かれ煮詰まり
 透明な堅 ....


無印の裏の自動販売機に
たまに売ってるオタマジャクシみたいなの
120円入れたら二個出てきたから
ポケットに入れて家に帰ると
一個死んでた





確定申告を出した帰 ....
人は愛し合うために生きている

人を愛しぬく・愛されぬくために

この世界に生まれてきた

いくつもの命があるこの時に

空からたった一つの命を授かった

無駄にはできな ....
時できらめく この世界に

いくつもの命がある

その中で僕らは生まれてきたんだ

生きる意味を持って

命の輝きを発しながら

星より輝きながら

僕らは生きてい ....
ことばは
たましいを
つれてゆくよ

ひとつの
ぶんに
おもいを
はせて

ひとつの
ぶんに
きょうを
のせる

ひとつの
ぶんの
なかにも
ぼくは
いきて ....
うだうだ うだってんなよ
うだ うだだ。

水、やりすぎてやしないかい?

根腐れには 
注意しろよな、おい。

自分。
みんなが意味が 必要だというから

私も意味をさがして とぼとぼと

下を向いて歩いてみたけど

あれこれと拾ってみても

大切な意味なんて ひとつもない。

だから意味なんて い ....
アフリカでうまれたはずが
からつけたまま
シベリアにあるき
こおりをわたって
このしまにたどりついた。

にまんねん
おどろくほどみじかいあいだに
このしまのじゅうにんたちは
虚飾を ....
木漏れ日が眩しくて

僕は手をかざす

良い天気だね

ひとりの散歩は

風が心地良いよ

君と僕がだめになった理由なんて

沢山あるようで

1つしかないんだ

僕の ....
エレベーターに張り巡らされた毛細血管が
落下速度で波うっている
床の区画整理は大方終了し
換地では細胞がでろでろ
何故だろう
僕らはあんなにも愛し合ったというのに
上腕の発疹が赤らんでいる ....
銀河の天秤がゆっくりと傾いて
月がかろやかに昇ってゆきます
夏の星座の中心へです

澄んだ湖面は夜空をうつし
魚が背びれに月明かりをうけて
チカリ、チカリと輝きながら泳ぎ
まるで流星のよ ....
扇風機がこわいという。

そのうち夜な夜な
耳元でしつこく「回りながら旋回」したあげく、
冷蔵庫を開けて、
冷えた発泡酒と枝豆で晩酌などするという。

しかも冷蔵庫は、
扇風機に少し気 ....
ひよりさんのおすすめリスト(3012)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ロマンス- 玉兎自由詩3*04-7-12
日々想々- たもつ自由詩904-7-11
ハリー、ハリー- 霜天自由詩604-7-11
さよなら- 窪ワタル自由詩32*04-7-11
毎日- こむ自由詩3*04-7-11
絵を描く- こむ自由詩3*04-7-11
いのち- こむ自由詩2*04-7-11
サ_ヨ_ナ_ラ- 智之未詩・独白2*04-7-11
無題- 智之自由詩2*04-7-10
甘い奇跡- 松本 涼自由詩4*04-7-10
- 松本 涼自由詩6*04-7-10
こはるびよりの- 草野大悟自由詩11*04-7-10
☆152_GLEAM_ー微光ー- 貴水 水 ...自由詩4*04-7-10
夏未完- 本木はじ ...俳句18*04-7-10
曖昧な情景の中で- 千月 話 ...自由詩3*04-7-10
森の中で- こむ自由詩204-7-9
「る」- 服部 剛未詩・独白31*04-7-9
たからもの- 草野大悟自由詩2*04-7-9
友情(税込1030円)- 涼(すず ...自由詩804-7-9
無益なリセット- ピッピ自由詩504-7-9
- BLACK JACK自由詩304-7-9
- BLACK JACK自由詩404-7-9
一言入魂- 玉兎自由詩9*04-7-9
湿気る- 望月 ゆ ...自由詩2*04-7-8
意味- こむ自由詩504-7-8
風の魚- 草野大悟自由詩4*04-7-8
★96_ヨイテンキ、ダネ- 貴水 水 ...自由詩304-7-8
夜更し- たもつ自由詩704-7-8
星の音楽- ワタナベ自由詩28*04-7-8
君よ。- 涼(すず ...自由詩404-7-7

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