すべてのおすすめ
浅瀬、少し水に浸かる
動かしえない程に固形化して
微かに、揺れていた
さざなみに瞼が閉じて、
浮かぶ影に
横切る、淡水魚に
捕まえられる、その光景は
いつ ....
{引用=音}
拾ったノート
裂かれた紙片
路地裏で思案する
この筆跡は、
群青に滲むヤドカリの砂
いまに消える声
ゼンマイの破片
砂利に、ちいさな仔犬
....
{引用=
眠る街 .
何時でもそこに在る .
夜明けの灯り
はすぐそばに .. …
港に漂着する
まで .
____ _ _ ....
目が覚める
生存しているのは誰か
私とは誰なのか
空気の中を漂って
街道に迷子している
雲間に揺れている
教えてくれないか
何処にいるのか
誰がいるのか
今も何 ....
そこにいたのは亡くした記憶
色褪せた壁に貼りついている
いつどこで出会ったのだろう
私はそこには居なかった筈だ
老人が蝋燭の火を眺めている
窓枠からは夜の空気が流れる
....
{引用=
ぼく に は わ
かる 、
きみの かわい とこ
が 、
何処かで 失われた
ないぶが
表皮の裏側で
うずくまって いる
....
水の
なか
に、
泳ぐ
鳥
記憶のなかを
明滅する光
濾過されて
蒸留する
西へ、
それから再び東へ
ゆく鳥は
籠を抜けて
飛び去った
八月の日 ....
『
たとえ どうして 流れを {ルビ留=と}める 事 は できない
時計の 針の {ルビ音=おと} あかい 水 あのときの 紫に 覆われて
過ぎ去っていく その ことを 情景の 景色に ....
それ は 、無言、の内に
、声 、を発する
なにも 語らない 、有機的な 沈黙 、
そういうものに 触れていた
雨に、 打ちつけられて
そうして佇んでい ....
。
たくさんの浮き輪が、水の上にあります
いろいろな色をして、波間を揺蕩います
どこまでも遠く、流れていく、彩色の点 、
....
{引用=
雨
、雫
ぽつん
と落ちて
飛びはねる
夜の
電灯
羽虫達
小さな
電灯
飴色の
雨
雫。
もう
行か ....
あの青い森のなかで、鳥達は囁き、
微かな木漏れ日がさしこむ時、
ふいに蝶が風に揺られ
木々から滴る水は
ぽたぽたと地面に円を描いていた。
水槽の中の海月のように、
ゆらゆらと揺れ ....
ひだかたけしさんのryinxさんおすすめリスト
(12)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
水辺
-
ryinx
自由詩
11*
24-9-11
音
-
ryinx
自由詩
13
24-7-28
眠る街
-
ryinx
自由詩
14*
23-9-6
海の底
-
ryinx
自由詩
7*
23-8-29
note
-
ryinx
自由詩
5*
23-8-28
200_million°
-
ryinx
自由詩
7*
23-8-14
八月の幻影
-
ryinx
自由詩
11*
23-8-1
Untitled
-
ryinx
自由詩
5*
23-7-7
stone_.
-
ryinx
自由詩
6*
23-6-10
1⃠0⃠/2⃠6⃠
-
ryinx
自由詩
4*
23-4-29
雨、雫
-
ryinx
自由詩
3*
22-8-7
無題
-
ryinx
自由詩
2*
22-8-2
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する