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吾寄する{ルビ車座=くるまざ}対話や春の会

群れ咲ける黄のフリージア切らず置く

{ルビ韮=にら}を摘む{ルビ衣=ころも}の裾を濡らしつつ
お花見の山より臨む海の町

花と葉と混じりて咲ける山桜

見下ろせば白波のごと桜咲く
春暁や小窓の空に星光る

春遊歩二言三言のご縁かな

話し掛く菜の花畑の人形に

笊一杯ちぎる青菜の柔らかし

花桃や親交ありしひと覚ゆ
淡雪の小花と肩に落ちて消ゆ

{ルビ去年=こぞ}摘みし土手の{ルビ土筆=つくし}の{ルビ生=お}ふるらむ

{ルビ畑=はた}に生ふ{ルビ蓬=よもぎ}は{ルビ夕餉=ゆうげ}の餅となり

雨ば ....
零れ咲く古木の梅の華やげり

春浅き深山に響く瀬音かな

春泥をよけて散歩や万歩計

如何にせむ納戸に眠る{ルビ雛=ひいな}かな

老いて尚学びの春に仲間入り
高値付く伊予柑奮発して{ルビ夕餉=ゆうげ}

草刈る{ルビ漢=をとこ}畑に残す仏の座

春の日のぬくもり残る衣を畳む

スーパーの開店うれしむ四月とや
風の中凛と白梅七分咲き

とんねるを抜けて菜の花伊予街道

今年初庭一面の春の雪

曇天や部屋干し続く冬隣
今が旬夕餉は養殖寒の鰤

今朝の庭ちさきものにも雪帽子

今年初庭一面の春の雪

今朝の雪つい口ずさむ「早春賦」
踏みつけぬやう草の間の仏の座

ちらほらと薄日に映ゆる梅の花

けふ新たいちりん赤き寒椿
庭の木の余すところなく襖雪

一瞬のワイパー回るみぞれかな

庭中の裸木をわたる雀二羽

瞬間を流るる冬月惜しみけり

人中にいづる発起の巳年かな
ひだかたけしさんの美世さんおすすめリスト(10)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
惜春- 美世俳句2*25-4-12
わが町- 美世俳句2*25-4-2
春のめざめ- 美世俳句1*25-3-26
春のめぐみ- 美世俳句2*25-3-17
そこまで春が- 美世俳句2*25-3-6
春日にほっこり- 美世俳句2*25-2-24
春は名のみの- 美世俳句5*25-2-18
春の雪- 美世俳句3*25-2-4
庭の花を詠む- 美世俳句3*25-1-31
松の内- 美世俳句2*25-1-11

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