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- Ein Film über den Sommer
たとえば、
夜明けまでどうしてもこのひとと話し続けたくて
無理矢理話をのばして
でもそのひとも ....
- Der Traum, wieder
一瞬で、どんな夢だったのか忘れてしまうが
胸が潰れるような氣持ちのさなか目覺める
かたちのないもの
かんがえにな ....
{引用=ふしあわせという名の猫がいる 寺山修司}
印象という名の椅子
音楽という名のハンモック
概念という名の少年
恐怖という名のカクテル
経済学と ....
やってねえよ
オレじゃねえ
本屋で本積み上げてレモンを乗っけてきた?
何の為に?
知らねえよ
やってねえよ
空いっぱいにフランスパンを浮かべた?
どうやっ ....
書く為の、メソッドと云うか、ゲームを考案する(し続ける)。最終的に一つのテクストが導かれるゲームだ。「ゲームの結果=テクスト」よりも、その作戦に作品性がある、そんな試みを。
読む者は戸惑うかもし ....
誰も家にいない
ファンタグレープを一人で飲む
日記なんて書かない
太陽
汚れたレースのカーテン
台所の床で裸
扇風機
団地の正午
その子は、誰も想 ....
今の今迄一緒に居たような気がするが
もう面影が思い出せない
誰だったのか
そんな風にして何と無く
かなしいようなやさしいような
記憶にならなかった経験の
ふわふわし ....
職人に任せっきりなもんで
今までオレも多くの事を云える立場じゃなかったんだけどー
と云って 放ったらかしにする訳にもいかぬ
いかぬ ワケなのヨ
つり合っ ....
{引用= 夜になると訪ねてくるものがある 尾形亀之助}
それは聞いたことのある話だ
よくある事なのだろう
赤い毛布に{ルビ包=くる}んだ身体を横たえ
{ルビ泥 ....
révisé et réaffiché
極夜の{ルビ惑星=ほし}
地を這う花々
争う蝶たち
眠る海
砂丘の{ルビ焚書= ....
un pastiche par moi-même
風がはしゃいでいる
カーテンが踊っている
鏡は立って居眠りしている
コントラバスは酔いつぶれている
....
l'impromptu, révisé un peu
本日の紅茶が美味くない訳は
議論がつまずいた為である
ぼくたちは相変わらず
オトナになれない
....
オガワが 拙宅に来た
相変わらずの巨体だ
顔もデカい上に 声もデカい
台風の夜の鳴り止まない雨戸の騒音のような男だ
「 キタねえ部屋だな 」
「 ....
誰かいる様な気がして ふすまを開けた
隣の部屋は誰もいない
更に隣の部屋のふすまを開けた
そして また隣の部屋へ 隣の部屋へ
どの部屋も 同じ様な部屋だ
....
n'est plus l'impromptu, déjà
一階の角部屋を覗きに行く
カーテンのない窓から室内がよく見える
六畳の板の間の隅に
サ ....
幻視は摂理を誘導する
ピンクの海で
帽子を積み重ねる
生命は奇妙だ
架空の歪み
跡絶えない辺獄
夜 玉葱は世界を隠す
ロフトに戻る
月が落ちている ....
自由律
「虛無の受理」 NASA
夜 檢査 來な
案/乘馬/感心/場/中閒地/火/見
脱話題性の「幸薄白書」 弊
....