友人のライブに
行ってきました
友人、とまでは言えないほどの
顔見知り、くらいの範疇の

ライブのタイトルは
何年か前の
大震災のチャリティーだ
本日の入場料の幾ばくかを
明日
フ ....
由比ヶ浜は沈んでいくときいつも産声をあげて泣いていた。はじまり、の詩句が似合う、弾けた鞠なんだ、追いかけるように後ずさる。泡。僕らはどこまでも形骸と化した空気を追いかけて、空に跳躍、する。

イカ ....
怪獣がすきだった

一生懸命に敗北へと向かう
その信念がすきだった

破壊される街も
逃げ惑う住民も
どうせフィクションだから
心配には及ばない

それなのに
怪獣の優勢が劣 ....
あおいそら

しろいひこうき

さかなのこぼね

よわいぼく


かわいたくうき

からすないてる

あきあきあきの

かなしいかおり


あおいそら

しろい ....
すべての店が軒を下ろした
真夜中の薄明るい街路を
ゆっくりとした速度でぼくたちは歩いた
その夜は12月みたいに寒くて
耐えられなくなるたびに
自動販売機で温かい飲 ....
風のない場所で汗をかく
獣の毛がなびくときは
いつ?

空から音の降る日
潔く浴びた方が良い
地にしたたり落ちた音符が
服を濡らし靴に染み込む

踊ろう
委縮した芯を揉んで
火照 ....
命が惜しいのお、命が惜しいのお
命が惜しいのお、命が惜しいのお

ジジイは98年も生きているのに
命が惜しくてたまりません
命のためなら死んでもかまわないとすら
思っています

ですか ....
毎晩電話越しに幾つもの愛の言葉を
君だけには贈ってきたというのに

詩を書いて欲しいなんてどうして言うのだろうか
僕が作詞苦手なのを知っているくせに


空、雪、虹
命、死神、桜
そ ....
風を頼りに生きている
それは
揺るがず、歪まず、
だれから教えられることもなく
透明な命令として
継がれゆく

風を頼りに生きている
風がそれを望まなくても
わたしたちは
 ....
三日風呂に入ってないからかゆくて
まぁ一週間入ってない時よりはかゆくないけどね
どうも農業には興味が湧かない 南瓜とか
夏は蚊がいるんだよ、バッタも
蚊に刺されるのが恐ろしくてね
そういえば ....
模造刀を作業着のズボンの中に仕込む
上着でさやを隠せばほとんど分からない
通りに出るがタクシーが捕まらず雨の濡れ駅まで歩く
途中嫁さんからメールが来るが返信せずにおく
返信すると決行への態度が ....
{引用=・歴史家 李光洙

歴史家よ
きみの歴史は嘘つぱち!
われらの愛が誌されてない歴史
そんな歴史があるものか、
われらの愛の破綻が誌されてない歴史
そんな歴史は知れたことさ、嘘八百 ....
うたって、踊っていたいだけ


{引用=君はそうやって
声を残して
暗闇の中へ
レーザー放って
「融けてしまったんだ」

背後から伸びた手
気付かない振りして
知っている振り ....
削除してください、
削除し、てください、
ぼくの、ぼくの、
ああ、ぼくの止まり木には、葉がない、
歯がない、ぼくの顎には、
だくてん、と、
どんてん、の、
はつわ、ができない、
うつわ ....
よごれた皿を洗うことはたやすくできる
こころを洗うことは容易ではない

精神のよごれが頂点に達して
いつもこわれっっぱなしの回路をさらに脅かす
どこの惑星で治療をうけたらよいのか

基本 ....
ドクター中松の靴で富士登山やけに激しい風が吹いてる 引きずっている。長く長く後ろに。それは影とか
裾とか後悔とかそういった目に見える見えないに
関わらず集められたあるいは集まったものたち。
だから、走れないし跳べないし踊れないしアタシ
大地に張 ....
それはとても柔らかくて静かな日だった
わたしは視力を失いかけている母の目を治すことのできる医師が
この地にいると聞いて はるばる この地にやってきたのだが
偶然にも その夜は、祭りの日 ....
マルティン・ブーバーの我と汝の対話を読もうとしてやめる
内包する彼との対話を積み重ねていくうちに
対話の薄い層ができあがりそれがやがて海となる
海は陸地へと流れ出して川ができる
川はどこまでも ....
百物語すべてとけきっている 吐き出せば 楽になる

だけどこの世には

吐き出せる場所がないよね

なぜこんなに人を嫌うのだろう

それなのに

なぜこんな人で居るんだろう  
山にキノコ採りに
出掛けたジジイが
3年経っても帰ってこない
「誰か捜しに行けよ!」
と誰も言い出さなかったので
そのままになっていた

みんながジジイのことを
完全に忘れていた頃
 ....
一晩で覚めた酔いは 何も残さず
それなりの仮面を被って 朝の光にびくともせず
生活者としての仕儀で 感謝されてみたり
立派な人間は そもそも詩を作ったりしない


後ろめたさを糊塗する ....
何かを書こうと考えるとき、私は大概「過去」を思う。記憶の片隅に置いてきた大きなものや小さなものの過去という時間。光が闇から生まれるように、私も過去から生まれてきたのだ。未来を見つめるにも過去の目が必要 .... マチルダその名に惹かれ
やはらかなドレスはオーガンジー
淡い薄紅のグラデーション

俯きがちな優しい微笑み
丸い瞳は少し淋しげ
見開いたまま
散り落ちる

マチルダ
虫に食われ
 ....
はがれないように思いを

必死になって押さえていた

ぺろんぺろん、ぺろんぺろん、それはもう

いつはがれてもおかしくはなかった


時はただ過ぎていく

育まれては

壊れ ....
季節は容赦なく 黄昏を早める
暮れなずむ街頭に キャバクラの呼び込み
ラインを際立たせる タイトなミニのワンピースで  
道行く仕事帰りの おじさん達に声をかけている


下心に乗っか ....
私は今日もぼんやりと散歩した
池袋へ いつものルートを
私の 心の疲れを癒すために それは
だけど それは誰のためでもない 
歌の詩を書いていて
思っていたが 歩いた 躊躇せず 出て行こうと ....
賑やかな祝祭は
終わり
各人は家路に着いた
人の優しさ
温もりが
泉のようにあふれでて
懐かしい人の
胸を満たし
小さかった人は
見上げるような大人になり
いたわられる人となって
 ....
「もう秋だな」
「ううんそうじゃなくて、まだ秋だよ」

「秋ってさ、どうして秋なんだろうな」

「そんなロミオとジュリエットみたいなこと言わないでよ おかしいなぁ」
と女の子はそう言って乾 ....
あおばさんのおすすめリスト(15331)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
未来族- umineko自由詩8*15-9-20
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過去- あおい満 ...散文(批評 ...3*15-9-15
マチルダ- Lucy自由詩15*15-9-15
はがれそうな思い- 吉岡ペペ ...自由詩615-9-13
雑踏に- 藤原絵理 ...自由詩6*15-9-13
池袋のラブホテルの窓から- 番田 自由詩115-9-13
祝祭- Lucy自由詩15*15-9-13
秋道- らいか散文(批評 ...515-9-13

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