遠い人は自由だ
理想を語ることができる

見えないから

無垢な心で理論を振りかざす
割り切ることができる

 中空に浮かぶ月が綺麗
 それは遠いから

 月面では人は一時も生き ....
マイケル・J・フォクスが
上目遣いで刑事に話し掛けてたの
彼の唇がずっとスプーンに写ってて
スプーンを嘗めちゃわない刑事が
じれったいったらなかったわ
生易しいことも優しくないことも
最後には過ぎ去ってしまいます

人の血や肉は
入れ代わらないから
お医者様が大変です。

代わりましょうか?と葬儀屋


その日、姉が死にかけていた ....
はじまりがあって終わりがある
風が生まれる場所

猫がくしゃみをする
風が生まれる

かもめが羽ばたく
風が生まれる

君がためいきをつく
風が生まれる

彼女がまばたきする
 ....
ささいな言葉を宛てるにも
勇気がいります
愛ならば


企まないで
ほしがらないで
ただ真っすぐに仰げたら

空は
味方につきますか


かぜに誘われて
かぜに残されて ....
はだか しずく
つたう指
描くことなく切り
なぞる指


動くもののない
冬の対岸
砂に埋もれた
こがねの音


自身の影をついばむ鳥
暮れから暮れへ曳か ....
子供が育ってくると
この世に未練がなくなっていく
休日は外食したいとか
趣味をまたはじめたいとか
生きてるうちに
一度は海外に行きたいなとか
昔あったはずの欲望が
次第に枯れ ....
 ギターを掻き鳴らして歌う青年と少年が死にたいらしい。けど俺にはどうでもいいそんなことっていう世の中に絶望とかしないむしろ飯の種な人間が多いよねってスルメ食べながらテレビ見てるお父さんに殴られた夜。
 ....
星型の オクラが お気に入り
シメジと さっと 炙って
パスタに パラリ 絡めれば
塩風味が 完成するヨ♪

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°
夜に浮かぶ幻想群

いつも夜の湾岸線を走る度に思うのだ
川崎と木更津を結ぶアクアラインも然りだが

陸上の建造物よりも海上の光のなかに浮かびあがった巨大建造物は
何故か深く心を打つ

 ....
なべなべそこぬけ
そこがぬけたら 
つながれた両手のうちのどちらかを
くぐる
ふたり一組になって遊ぶこともあれば
大人数で輪になって歌いながら
そこがぬけたら そこぬけに笑う  ....
{画像=130129031256.jpg}

寂しい深夜に元気な子

ちぃちぃとお話するよ

おめめもちゃんと開き

毛並みも素敵なおちび

もうすぐ乳離れするよ

手のひらに ....
もしも 私に もっと時間が 有ったなら
生きる 全ての時間を 紡ぐことに 費やすんだ
そんなことを 思っていた

仕事を辞めて 時間が出来て
真っ先に 実行したのは ドライビング

帰る ....
老人ホームで百歳のお婆さんが旅立ちました 
「若い頃桜島が噴火してねぇ・・・ 
 首輪をつながれた愛犬の悲鳴が 
 今も聴こえるんだよ・・・   」 
遠い昔に世を去っても 
お婆さんの心に ....
誰かが出ていった
後ろ手にドアを閉め
光の紙面に輪郭を焼き付け

誰かが出ていった

窓の外で知らない鳥が鳴き


鍵を開け
重い抑圧から君を逃がし

振り返るこ ....
                   
厳寒のなかで花は枯れることができない
雪をかぶり凍てつきながら
己の色を発し続ける
夢見るように

生きることと
夢を見ることとは違う
 ....
キラキラ 光る ホタルイカ
イチバン 綺麗な 瞬間を
心の 奥に 留めたら
固い ガラスの 瞳には
蒼い 世界が 見え隠れ

ビーズのように 紡ぐ日々
流しの上で 光る芽を
取り除 ....
そこはいつも夏だった
降りしきる雪
枯れずに凍るひまわり


雪には構造がある
対称は
一瞬で
駄目に
なる
その分生まれる
土を覆いつくすほどに
それが耐えられない

 ....
かくのごとき
かくごのとき

平仮名だけだと
読み違えてしまう

心だけだと
はき違えてしまう

言葉だけだと
どうなるのだろう

かくかくしかじか
よもやまばなし

人 ....
 
ノートの片すみに描いた {ルビ♡=ハートマーク}

それは恋だった


でも、愛は未だ描けないでいる



 
{画像=130126211558.jpg}


深夜目覚めて居

夜明けを待つ様

兆しを心待ちに

冷気を押し開く

其の様に憧れる

一つ二つと開く

満ちて芳し香を ....
合言葉
あなたと わたし
二人にしか 
分からぬ 言葉

何処か 秘密 めいていて
特別感が 増徴するから
ドキドキする

グループ分けをしたり
境界線が有ったり
ポイントが増え ....
この一撃の
あなたの形容
(かかわり、受胎、伸びやかな意思)
(あなたのオリエントが、運河を手繰りよせる)
鞭をつれ
あくなき質を崇める欲求の
黒いヒステリックが
あなたに覆いかぶさる
 ....
先におことわりしておきますが、これは夢の話です。
夢に見た出来事なのに、本当にあったことのように胸に刺さって、忘れられないような夢を、時には見ることがあるでしょう。
特に寝覚めの一瞬前に見 ....
寒泳ぎ今朝もモーゼは来なかった #1

きんいろのふりこがゆっくりと放たれて
はらはらと粉を撒き散らしていく
とがった屋根のさきっぽに
逃げ出した雲がひっかかったまま
夜がくる

そのまちでは風が吹かない
時計の ....
無いものが
楽譜の床を舞っている
壁のなかに踊るもの
羽に逃れ 曇を巡る


夜の山のむこうから
横顔が昇りくる
黄色に巨きく
振り向きながら 巨きく


泡の ....
河口の雨
割れた水門
岩に触れると
聞こえる音
土の上の
午後の重なり


終わりまで歩いたのに終わりは無く
また同じ氷を引き返す
どの脚を使うか尋ねられ
む ....
霧の村のむこうに
霧の村がある
耳の奥の音のように
白い


小さな花の生えた機械に
水をやりにくる鳥
機械はいつも
眠ったふりをする


いきどまりの ....
年の瀬の上野公園は 
家族づれの人々で賑わい 
僕等は3人で 
枯れた葦の間に煌く 
不忍池の周囲を歩いた 

ゆくあてもないような僕等の歩みは 
本郷へと進み 
詩友Fの朗らかな顔に ....
あおばさんのおすすめリスト(15331)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
遠い人- kauz ...自由詩14*13-1-31
甘いスプーン- 月形半分 ...自由詩113-1-31
幸福論- 月形半分 ...自由詩613-1-31
風の生まれる場所- カワグチ ...自由詩513-1-30
瑠璃- 千波 一 ...自由詩7*13-1-30
水へ_夜へ- 木立 悟自由詩413-1-30
命のリレー- 小川 葉自由詩14*13-1-29
バウムクーヘンを食べながら- 榊 慧散文(批評 ...113-1-29
星型の_オクラ- 藤鈴呼自由詩2*13-1-29
夜に浮かぶ光のように- 梅昆布茶自由詩2413-1-29
_やさしいちえのわ- るるりら自由詩17*13-1-29
ちゅっちゅの_ちゅ- ドクダミ ...自由詩5*13-1-29
君の海馬- 藤鈴呼自由詩3*13-1-29
愛犬の声_- 服部 剛自由詩8*13-1-28
誰かが出て行った- Lucy自由詩13*13-1-28
凍てつく花__ー病床の父にー- Lucy自由詩17*13-1-28
ホタルイカ- 藤鈴呼自由詩2*13-1-28
チョーク/10月- イシダユ ...自由詩413-1-27
かくのごとき- 藤鈴呼自由詩1*13-1-27
愛は未だ- 殿上 童自由詩21*13-1-27
春待ちの暗中- ドクダミ ...自由詩5*13-1-27
区別- 藤鈴呼自由詩1*13-1-27
プリザーブドフラワー_(想起させるものに、忠実に)- 乾 加津 ...自由詩14*13-1-27
ある夢のお話し(エッセイ)- Lucy散文(批評 ...6*13-1-26
寒泳ぎモーゼ- 北大路京 ...俳句113-1-26
てのなるほうへ- 小夜自由詩413-1-26
冬と熱- 木立 悟自由詩513-1-25
ノート(まつり_おわり)- 木立 悟自由詩413-1-25
ノート(Graublau)- 木立 悟自由詩513-1-25
卵の音_- 服部 剛自由詩6*13-1-25

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