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探して歩きまわっても
見つからない
昨日まではあったはず
何がいけなかったのか

「前に進めない」
目をこらしてみても
うっすらとしか見えない
手をのばしてもつかめない

どこにい ....
七歳の頃五十年前と聞くと古い民家が浮かんだ
その古い民家の中に入ると壁に御札がはってある
日本人形があり埃かぶった和菓子の箱もある
この民家には悪霊がうようよといて
その中に白い着物を着た皺だ ....
夢の中でのひとときを
まるで本当のように感じる
海を力なしで泳いで
えらで呼吸しているみたいに

大人に反抗している
とにかく不真面目だと感じて
理不尽だと嘆いてみせる
泣き叫ぶことし ....
…屋根から滴り落ちる水滴を見つめて

少しだけ ほんの少しだけ
水の音に耳を澄ませたい
鯉の泳いでいる 石に囲まれた
あの光景を思い出すから

かつての敗者だった僕に
送り届ける安らぎ ....
不安そうな目で僕は毎日毎日生きている。そんな僕に言いたい、子供のままでいいのだよと。
しかしながら、そんなことを言ってみても、そう呟いている自分も不安そうな目なもんだから、僕はますます不安になる。
 ....
文壇の成績が神に認められ
夏目漱石は太陽になった
太陽になった夏目漱石は
吾輩は太陽であると云う小説を神に送った

文壇の成績が神に認められ
太宰治は土になった
土になった太宰治は一言
 ....
芸術性の優れた天才の中でも
詩才に優れた天才は
最も普通の人間に近いと思う
普通の人間の悩みを
言葉という形にしてしまう

詩才に優れた天才は
誰よりも普通の生き方をしている
それでい ....
三日風呂に入ってないからかゆくて
まぁ一週間入ってない時よりはかゆくないけどね
どうも農業には興味が湧かない 南瓜とか
夏は蚊がいるんだよ、バッタも
蚊に刺されるのが恐ろしくてね
そういえば ....
手を伸ばせば届きそうな位置に一つの星がある。しかし手を伸ばしたら、なぜか手がつることばかり恐れて、結局どの星だったか、見失ってしまう。
探しあぐねて、必死に色んなところへ手を伸ばす。そうすると、ほん ....
人間は本能が壊れた生き物だから
自分で物語を作らないと誰も救済しないよ

淡々と生きることをくり返す
それで満足してちゃ面白くもなんともない
人間は物語を自分で造ってしか前に進めない
それ ....
「よう、よう。それでは、レッツゴー!
絶望という制服。着用ぉ、それでいて日本征服、決行ぉ。街中で探した明日と睨めっこぅ。そこでは僕だけが鬼だった、鬼ごっこぅ。
肩ぶつけてきた人に弱音ぶつけたぁ。ふ ....
やはり、深い、苦しみは、救われず、気付かれず。

涼しいうちだけの華、肌が感じているその一時。後片付け、そこには誰もいないのさ。

いっそ簡単に、あなたの心を奪えてしまえれば、それとなく呟いた ....
わたしは今朝目が覚めた、それとあなたが仰るような「時間」まで記憶していられるほど能力は高くない、勘弁してくれ。
いいんです、わたしはあなたに言いましたよね? 「わたしはわたしと向き合うためにあらゆる ....
あおばさんの陽向∮さんおすすめリスト(13)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
どこにいった- 陽向∮自由詩5*16-1-17
廃墟徘徊- 陽向∮自由詩7*16-1-15
夢老い人- 陽向∮自由詩17*16-1-14
鯉の様に- 陽向∮自由詩8*16-1-10
感情のみで書いた詩- 陽向∮自由詩12*15-12-28
文豪達の死後- 陽向∮自由詩11*15-12-13
天才詩人を洞察- 陽向∮自由詩3*15-10-20
ライターがないんだ- 陽向∮自由詩3*15-9-18
自己所有権- 陽向∮自由詩6*15-8-11
これが人間- 陽向∮自由詩8*15-8-8
『ラップ詩・優柔不断』- 陽向∮自由詩4*15-8-1
やはり、深い、苦しみは、救われず、気付かれず。- 陽向∮自由詩16*15-7-20
さあ、わたしはわたしと、向き合うために、あらゆることをしまし ...- 陽向∮自由詩10*15-7-11

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