世界の端っこのようなところで
僕と牛とがシーソーをしている
ぎったん、ばっこん、する度に
審判の人が紅白の旗を挙げて
正誤を判定する
あまりにも長すぎたね
どっちがどっちなのか
 ....
繰り返すことが日課になっています
歯並びはがたがたになってしまいました
またたくまに
バリボリ暇を潰している毎日です
遊びたいと思っていたんだけれど
叶いそうにありません
しょうがないです ....
Ar
天使の手繰る、糸
それぞれに
太陽が(雑多な、点 手繰ル)
ぶら下がって イル、
永いメールワークの
合間、に
君の眺める
旭日に、酩酊して
T字路に射す
光、針の様な  ....
 積んだ石が流されてきた庭を掘って、埋めたいものが見当たらない。怖い色があった夜。あれもこれも気の済まない形ばかりの空に、囲まれていた。しゃがみこんだ足の下に押さえ付けた砂利の尖り。たくさん作った傷の .... とにかく
はしりだせばいいんだ
ってことはわかっている
さいしょのいっぽ
がむずかしいんだ
みにしみている
くっしんうんどうは
もうにじゅっかいもやった
なんとか
くだりのさかみ ....
ずっとずっと子どもたちが熱
ついでに私も熱

私は時々暴れるから
お医者さんで
押さえられなくなったら飲んでね
とお薬をもらいました

お昼は脳を活発にするお薬を飲んで
夜は脳を休ま ....
オレンジ色の猫

今街角にしっぽが消えた

夕暮れに

月が雲を見下ろして

雲が街を見下ろして


街は猫を探さない


オレンジ色の猫

誰も探さないその猫に

 ....
ぼくは正義の味方だから
曲がりなりにも
今日できることは
今日やっておこう

向かいの大家さん宅に新聞を借りに行く

朝ごはんは?すませてきました

いつもの嘘をついて
縁 ....
クラクションを鳴らせばきっと終わりだねさようならって何回言えた?


好きなものリストは危険 親指の少ない俺が魅かれてく首


「花冠」という名の車命遠くヘッドライトは壊れたままだ ....
嗚呼、僕の恋人よ
働いて働いて働いて
僕のために
僕のためだけに
もっと働いて
できればデスクワークじゃなく
汗水流して
重い荷物を運搬するような
ツルハシで地面に穴をあけるような
 ....
来る日も来る日も
欲しいだけの陽は降り注ぎ
水の恵みも充分受けてはゐたが
代はり映えのしない日々に
嫌気がさして
葉叢のなかの一枚が
ある日 ひらりと裏返つた

―決して気紛れでは ....
あらしの余波だろうか
はたまた 世間のしがらみだろうか
木枯らしが 落ち葉といっしょに
チリと涙 芥とおもいまで まきあげて
足早に歩いていくコートをくすぐっていった
そして 今 スコー ....
月が沈む
呼吸を止めて惰性で滑り降りる
しんとした
虚空の直中
廃墟の階段で
草が揺れる

 ....
  日を浴びて
  自分に水をやるように

  やがて枯れたら口を閉じ
  はるまで言葉を休めるように
  
  
すべてを失っても俺はピアノなのだ
鉛筆は言い出した
プラスチックの筆箱の中
いくらなだめても聞く耳を持たない
仕方なく握るところを鍵盤に見立てて
弾く真似をしてみた
もちろん音が出るわ ....
馴染んでしまったと思う花には
堅い慰めもない
つりあう服の重さを測る腕から
立ち上がる枝先の葉は汚れて
歯軋りのような雨の終点

秋の朝にも 湿った壁が連なっている
戻った薄い光の束が落 ....
春まだ浅い朝に摘んできた
ルビー色の甘酸っぱい宝石
籠をいっぱいにするより先に
ちっちゃな指と口の周りを
真っ赤にしてた
そんな美味しい歓声に
真っ白な砂糖をたっぷりかぶせて
ホウロ ....
針水晶の雨に包まれゴスペル歌う 目の前の風邪薬を
全部飲んでしまいたい
衝動にかられてしまったので
空を見上げました

ここは一晩中仄かに
白明るくて星のひとつも
見えやしない

虫の声なんかしないし
遠くに川の ....
つらいきもちになったとき
きまって
おおきなふりこ
をおもいうかべる
そらまでとどきそうな
きょだいなふりこ
ゆっくりと
ただゆれているだけのように
みえるけれど
とおいかなたに ....
私は
花びらが一枚足りないの
みんなは五枚なんだ
でもね


  一 

ずっと前、
私は小さな種でした
ほんとに小さくて、軽くて、やわらかかった
あの土と、この風が私を育て ....
先日深夜のテレビでロックフェスのLIVEを観た
したら何かみんな長髪でグラサンかけて皮のパンツはいてて
ギタリストがソロの時格好つけつつ照れてた
ロックはほとんどもう俺をドキドキさせてくれない
 ....
雨上がり
{ルビ水溜=みずたま}りには 
哀しい顔が浮かんでる 

ひょい と飛び越え 
曇り空の一日に向かって彼はゆく 

{ルビ仄=ほの}かな{ルビ灯=あか}りを 人の{ルビ間=あい ....
雨の日は車走らせ
竹崎の港近くに
暮らす人に
会いに行きたい

有明の海の色が
変わる岬を教えてくれた人

晴れ渡る野上海岸
目をほそめ沖を見詰めて
夢を 夢を 夢を
語った
 ....
夕暮れの町をポストに向かって歩いてく
人気ない目抜き通りへの道
工場の白い壁も
道路の白線も
うっすらと しぼったオレンジの色

何でもないのに突然
泣きたくなって
駆けだして
海へ ....
銀色の風が
大地を鳴らしながら
通り過ぎてゆく

その音は
眠っていた自分の何かを
覚まさせ
体内を駆け巡る

灰色の雲が
大空を渡りながら
広がってゆく

その塊は
横た ....
真夜中
雨の音で目覚めた
まだ家にはカーテンがないから 
部屋の中は 
街灯のオレンジ色で

隣に寝ているはずのおまえが
窓際に立って
そとを見ている
おまえのい ....
わたしたちの
夜の


「わたしたちは
 夜のアスファルトに
 アルコールの溜息から順に
 音も立てずに
 わたしたちを、落としている」



体中で受け取って故意に ....
毬栗が黄緑色に膨らんで

山の稜線を彩つてゐる

棘の一本一本は張りつめても

刺々しさはなく

光と風と大気に丸く包み込まれて

和んでさへゐる

さうしてなほも ....
秋の日のひかりあかるき白肌の若木のごとき人のわらへり
あおばさんのおすすめリスト(15331)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
記憶- たもつ自由詩1306-10-26
実験は繰り返しやらなければならないという診断書より- アサリナ自由詩9*06-10-26
DEAr_my_frienD__(or_sunbeems)- 六崎杏介自由詩406-10-26
雨の庭- 佩慈の工 ...自由詩606-10-26
いっぽ- アンテ未詩・独白306-10-26
2006.10.25の何でもない日記- 初代ドリ ...未詩・独白5*06-10-25
オレンジ色の猫- mayaco未詩・独白4*06-10-25
世界を救え、正義よ(Mr.チャボ、勝利の方程式)- 角田寿星自由詩1206-10-25
喪葬- ピッピ短歌806-10-25
ハタライテ- Monk自由詩1306-10-25
気紛れではなしに- 杉菜 晃自由詩15*06-10-25
*あしおと*- かおる自由詩13*06-10-25
明日の廃墟- 遊羽自由詩406-10-25
一筆啓上_火の用心_お仙泣かすな_馬肥やせ- 小池房枝自由詩10*06-10-24
鍵盤- たもつ自由詩1006-10-24
やんだ雨- 佩慈の工 ...自由詩206-10-24
*苺ジャム幻想*- かおる自由詩10*06-10-24
- 佐羽美乃 ...俳句106-10-24
希望行- 水中原動 ...自由詩206-10-24
ゆっくりと- アンテ未詩・独白406-10-24
四ツ花- Rin.自由詩22*06-10-24
ロックについて- 馬野ミキ自由詩1406-10-23
- 服部 剛未詩・独白1006-10-23
竹崎- A-29自由詩3*06-10-23
この町には海がない- Lucy.M.千 ...自由詩10*06-10-23
銀色の風- ぽえむ君自由詩7*06-10-23
真夜中- 水在らあ ...自由詩25*06-10-23
ゆらゆらするなら- A道化自由詩706-10-23
山栗- 杉菜 晃自由詩14*06-10-23
秋の日の- A-29短歌306-10-23

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