トリック トリック
どこからが まやかし?
わたしは ほんもの?

どこの わたし?
何処から ワタシ?

扉を開けて
次の世界へと ジャンプ

華麗にスルー可能ならば
 ....

めっきり歩かなくなってしまった
せめて自転車で買い物に行こう
買ったばかりの紫色
チャリンコは細い路地の近道を勢いよく抜ける
…車じゃ味わえない爽快さ…
そのうちガードレール ....
巣箱買う来世は鳥と思いけり 真顔でトマトの返り血を浴びる きっと金の話だ御土産持ってきた 疎開のために
中のものはすべて持ち去られた
その物置小屋には窓がない
暗がりの中は
板の間からのわずかな光が射すのみである
今そこに鉄パイプが生まれて
中に人間の血液と同じ成分の
液体を ....
僻み根性のかけらも持っていない人の
笑顔はほんとに美しい
心まで透き通ってみえるよう
周りの人まで
幸せにしてしまう

あなたは日差しの中に咲く
どんな花にもよく似合う
あなたが少しも ....
酔っぱらったならば 吐ける本音と
酔い潰れたって 守る 秘密

秘密を ヒミツじゃ なくする セリフ
「ヒミツなので 誰にも 話しません」

そんな常套句ばかり 
ドヤ顔で告げるアイツに ....
タクが失踪した
親にも知らせず彼女ものこしたまま行方不明

刑務所から出て保護監察下ながらM工業で働いていた
将来独立するという意欲もこめて作った名刺ももらったのだが

僕が名義を貸して彼 ....
気がついてみると
あの頃にようには心や脳が
動かなくなった
のか
とかなんとか
そんなことはないはずで
身体と心のあちこちがゆるんで
ちょっとやそっとしたことなんかで
胸が高鳴り
 ....
さとうとともに
ながしこむ
ひげんじつ
とうぶんは血にまじりあって
あたしを死にちかづける
それでもいい
と影がいう
夜毎夜毎
とうぶんを測ってくれと
さしだす魔女 ....
{画像=140712005301.jpg}





あれは5月の終わり
小学生のぼくは
一人で仲間から離れ
体育館の横の鉄棒の側の
紅いダリアに見入っていた



転がり ....
余韻とやらを味わいたくて
夜のいちばん明るいところばかりを
かぎ回っていた

浅薄な憧れはいつしか
秘めるべきものへ変わっていったのに
なぜだかそれは継承すべきものでもあるらしい

 ....
ふと

解体された身体
部分 部分

パックされた


肉片




粉々でばらばら
目が開いたまま
睡眠
スイミング
尾びれ
背びれ

ちりじり ....
私の重みで、凹んでいる
タイヤの椅子のブランコが
ぎっしり…ぎしり…と{ルビ軋=きし}んで、ゆれる

軋んで、ゆれていくほどに
ぷらたなすの樹は、詩いだす
ざわつく若葉も、踊りだす

 ....
君はこういうの苦手?
俺はそんなのあきらめていないからどうでもいいし怒れる
君は「できない子」君は「この世で一番できない子」
自分の名前もいえない子
明日どんぐりではがきに
ぐるぐる文字みた ....
星の残像をまぶたで凝視する無力すぎて聞こえない鮮明な色
古ぼけた皮膚のままスキなだけ歌を歌って夜が沈む
昨日の終わりのこないままで
指のすきから産まれおちる五線譜
もっとふかく溺れたいのもっと ....
極めて具体的な意味で関係ないから軽く死ぬ
「わたしは今日もずっとこれからもしあわせでした、です」
いつまでも泡の数を数えて
地平線は線ではない真っ白だからそれはたぶん光だ
沈んで生まれなかった ....
あなたの手にする
てるみーという不思議な棒は
香の煙をもくもく漂わせ
熱を地肌に{ルビ擦=こす}りつつ
体の痛みを和らげます

私の妻が
顔をしかめた腰痛も
止まらなかった咳さえも
 ....
台風が近づいている。
ここのところ運よく逸れているだけに最大級の力を持つとは怖い
甚大な被害とは、不安定な人間にとって死を意味するようなものだから。
しかもワールドカップの準決勝が ....
小舟のようだ
夕闇を漕ぎ進む
君だけが
それを孤立と呼ぶのなら
力を込めて
一漕ぎ
ふた漕ぎ
頑なに握る
黒錆びた銀のオールの先から
反転しながら
零れる飛沫は
やがて発光する蒼 ....
{画像=140706133117.jpg}




フリーという言葉に何を思い浮かべますか?


海月(くらげ)?


海面に写る月の影のように
ゆらゆら揺れて
掴もうとする ....
太れ!
太れ!
太れ!
太れ!
太れ!
この病は皆痩せてから死ぬ
ダイエットなんか糞食らえだ
病院食なんか糞食らえだ
だから太れ!
太れ!
太れ!
太れ!
太ってくれ!
くそくだらない人の恋路を
特急列車が踏み潰す
お腹の減りすぎた少女の頭から
おかしなアンテナが伸びている
食欲と性欲の区別もつかず
リンリンリリンと手の中が鳴る
ウッドベースでも良いけれど ....
竹馬で川を渡りて登校す 竹馬や空の高さを測りけり 頭のわるい男がいる
それはあいつ
あいつの頭はわる過ぎる
頭わるいまま突き進む
頭わるい自覚がないのがこまる
自分じゃいいとさえ思っているのが
ホントに困る

頭わるい男が突っ走る
 ....
相手にしない
挑発にのらない
同じ土俵に
のぼらない
というやり方で
勝とうとしている
独身中
    家と家の間の狭い庭に居着いたアマガエル一匹
    今年も紫陽花の葉に上にあらわれた 

眼 さましたか
やせたな

ひとりか
女房はどうした
子ども ....
…朝の選挙速報を眺めていると僕はとうとういたたまれなくなってしまった。
彼女は何故か気のない返事で僕をはぐらかす。公示が決まったその日からお店にも顔を出してはいないようだ。(応援は知り合いから頼 ....
あおばさんのおすすめリスト(15331)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
まやかしのうた- 藤鈴呼自由詩1*14-7-14
夏の日のスイカよりも汗になりたい- アラガイ ...自由詩7*14-7-14
巣箱買う来世は鳥と思いけり- 北大路京 ...俳句414-7-14
真顔でトマトの返り血を浴びる- 北大路京 ...自由詩614-7-14
きっと金の話だ御土産持ってきた- 北大路京 ...自由詩114-7-14
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短夜- 千波 一 ...自由詩614-7-11
- 比良末潮 ...自由詩414-7-10
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青いポストに空腹が詰まってるから無理矢理押し込んで- モリマサ ...自由詩314-7-8
我々はやさしー- モリマサ ...自由詩414-7-8
今日はいっぱい泣いちゃったな- モリマサ ...自由詩314-7-8
不思議な棒- 服部 剛自由詩414-7-8
最大級な台風がやってくる- アラガイ ...自由詩9*14-7-8
熱帯魚- Lucy自由詩11*14-7-7
フリーでありたい_/_手段こそが望ましい- beebee自由詩28*14-7-6
太ってくれ!- ……とあ ...自由詩11*14-7-5
呪ってんじゃねぇ、光にあふれろ- クローバ ...自由詩7*14-7-5
竹馬で川を渡りて登校す- 北大路京 ...俳句714-7-4
竹馬や空の高さを測りけり- 北大路京 ...俳句314-7-4
頭わるい男- Lucy自由詩16+*14-7-4
負け嫌い- Lucy自由詩8*14-7-4
アマガエルー独身中- イナエ自由詩10+*14-7-4
こひもともひこさん「民主主義」にカウンターパンチ食らう。- アラガイ ...散文(批評 ...2+*14-7-3

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