猫でした
まちがいなくねこだったと思うのですが
定かではありません

幸せだったかもしれませんし
そうじゃあなかったかもしれません
宿無しだったのはたしかです

いまでもたいして変わり ....

曇り空の夕暮れは
町を朱く染めることも無く
夜の闇が次第に
足元に絡みつく

足取りは重く
暗がりの多くなった街を
抜け出せることもなく
赤い提灯の灯りを頼りに
居酒屋の縄のれ ....
朝の美しい光の中へ船出しようと窓際に帆船が停まっている。
今まさに新しい航海が始まるのだ。
周りを見渡すと思いも新たに船出しようとする人達のなんと多いことか。
口惜しいのは、この朝の光が決し ....
落下傘が
降りてくるのに
かっこうの空です

落下傘が
降りてくるには
じゅんびばんたん
の空です

今日わたしは
地球の
目じるし
かまってくれない女のブログ読んで朝刊の届く音 下ネタじゃなかったのに 祝って喜ばれなかった もうすぐ私の誕生日になりますが
もう 幼いときのように
物をねだったりはしません

何も要りません

私は

生活に苦労していません

それは

あなた方二人が

私を生か ....
ソースが汚ならしく
白い皿に残っている
綺麗に盛り付けたけど
終わってみるとこんなもんだ

しゃしゃっと水で流して
網かごにセットする
ナイフもフォークもお箸も
「汚れ物」になって ....
青空を見ているときは
星空をわすれ

かき氷を食べているときは
雪をわすれ

かなしみが沢山のこころは
よろこびをわすれ

大人になると
子どもをわすれ

山を登る ....
リシャール・ヘネシー哺乳瓶に入れてよ 踵を軽石で擦っちゃダメだよ
もっと硬くなるから
生物って傷めつけると
もっと自分を守ろうとして
防御強化するからね
強烈な垢擦りだって擦った後はスベスベでも
何日か経ったら角質層はもっと厚 ....
野原の道でもつれて、転び
膝から血を、滴らす
少年・吾一は
埃を払って立ち上がり
拳を握り、天に叫んだ

「我は世界に、一人なり…!」

その時
背後の川の何処かで
ぴちゃり、と銀 ....
深夜、火がついたように
泣き出した2才の周は
生まれた時と同じ病院に
急遽、肺炎で入院した

生まれて間もない
ちっこい周を世話してくれた
懐かしい看護師さん達が
「あらあら、かぜがひ ....
「ととん、ととん」
曇った夜空から
列車の走る音が聞こえる
大気の具合でこんな日がある

目の前に来た列車に
いい加減に乗り
いい加減に乗り継いで
私の旅は現在にある

飛び乗った ....
{画像=140506151840.jpg}

ぼくはズンズン身長が伸びて来て
視界が俯瞰して行くんだ。

小さな町の煙突を抜け
東京スカイツリーを抜け
視野が120度、180度、、、、3 ....
覚えたての縦笛から
頼りない汽笛のような音が
飛び出したから
思わず笑って
私は手をふる

どこかへいくの?
またかえってくるよ

音を作るこどもたちが
今でもほら
とても楽しげ ....
「見えない人」

耳の不自由な人との 暮らしは
目も不自由な人との 暮らしは
あんがい 子供の頃に抱いていた夢が
叶ったのかもしれないな
子供の頃は 透明人間になりたかったのだっ ....
完璧主義で靴下に穴開けてる そういえば春は
いつのまにか過ぎていた
楠のみどりの深さに溶けて

さえざえと曇る朝にまだなんとか
へばりついた春
雨戸をあける音に縮んで
すずらんの根元へ消えていく

ばらの蕾 ....
白木蓮の花びらが
届かなかった手紙のように
散り落ちている

強い風の吹く
五月の日暮れ

咲いたばかりの桜が
ちりぢりに
遠くへ吹き飛ばされていく

行かないで・・

白木 ....
左手でマイク持つ癖忌野忌 もう死んでいる君より先に朽ちる たい焼きと喧嘩するほうが悪い 花の咲く日に
その花の名を忘れた

下校途中に
わたしたちの放たれた
はっきりと記憶する)
ぼやけた影のように
無数に咲く花の名を
ぎっしりとデスクの並んだ職場で、社員たちは互いに協力しながらてんでに仕事をしていた。データを入力したり、書類を作成したり、文書を印刷したり、メールを確認したり、同僚と打ち合わせたり。私は職 ....  
ふにふにヘッドに ぷにぷにボディー

世界平和は無理だけど

守ってみせるぜ 家内安全 どすこいどすこい



 
もうすぐ
月とスピカがすれ違う

昔から
すれ違う月とスピカに願をかける癖

月の女神アルテミスと
子のスピカの女神アストラエア

親子の女神が楽しく出会うタイミングで
上機嫌 ....
この国では
国民が憲法を守るのではなく
憲法が国民を守っているのです

憲法は国民を縛るのではなく
為政者を縛り
国民の
自由と人権と主権を
守っているのです
不戦の誓いも
そのた ....
冬の雪よりも深い、春のかなしみを
憂えるあまり、咆哮も彷徨もせずに、
ただ、ひとり揺り椅子に眠っていたのに、
彼女はとつぜん、

頁をめくるように、
眠りから解かれた。
カーテンの向こう ....
あおばさんのおすすめリスト(15331)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
猫でした- 梅昆布茶自由詩33*14-5-9
居酒屋幽霊- ……とあ ...自由詩11*14-5-8
旅立ちの朝- ヒヤシン ...自由詩10+*14-5-8
落下傘日和- 佐倉 潮自由詩314-5-8
かまってくれない女のブログ読んで朝刊の届く音- 北大路京 ...自由詩514-5-8
下ネタじゃなかったのに- 北大路京 ...自由詩614-5-8
祝って喜ばれなかった- 北大路京 ...自由詩414-5-8
私を誉めてください- 無花果自由詩8*14-5-8
食洗機- 藤原絵理 ...自由詩12*14-5-7
いいんだよ- 小原あき自由詩13*14-5-7
リシャール・ヘネシー哺乳瓶に入れてよ- 北大路京 ...自由詩814-5-7
踵を軽石で擦るともっと硬くなります- ichirou自由詩8*14-5-6
絵本の風景- 服部 剛自由詩614-5-6
初めて入院する夜に__- 服部 剛自由詩814-5-6
列車の音- 山部 佳自由詩1114-5-6
地球の先でノックダウン_/_ぼくは想像する太いモヤシだ- beebee自由詩22*14-5-6
楽隊- そらの珊 ...自由詩1814-5-6
なにかが_ある____三部作- るるりら自由詩15*14-5-6
完璧主義で靴下に穴開けてる- 北大路京 ...自由詩914-5-6
そういえば春は- はるな自由詩314-5-5
白木蓮- Lucy自由詩16*14-5-5
左手でマイク持つ癖忌野忌- 北大路京 ...俳句214-5-4
もう死んでいる君より先に朽ちる- 北大路京 ...自由詩314-5-4
たい焼きと喧嘩するほうが悪い- 北大路京 ...自由詩514-5-4
花の名- 佐藤伊織自由詩214-5-4
- 葉leaf自由詩614-5-4
どすこい- 殿上 童自由詩16*14-5-4
月とスピカ- ichirou自由詩7*14-5-3
平和憲法- Lucy自由詩9+*14-5-3
春のかなしみ_〔ソネット〕- ハァモニ ...自由詩3*14-5-3

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