ちっさなもやのなかで
あいまいにふわふわとうごく
じぶんがこわいからえをかいた
まっくろなかたまりのえをかいた
にっこりわらってる
まっくろなからだに
ぴかぴかしためで
にっこりわらって ....
冬の菖蒲園に枯れた茎たち
池には凍ったように鮒が立っている

裾を引き摺り神殿の廊下をわたる
雪は降りながら日の中に溶ける

わたしはリュートを引き摺り引き摺り、山を越える
そこに癒しが ....
 
浮気なGigiをききながら

ホットワインで、邪な心をたぎらせる

どうせ凍てつく空気に見透かされるのだから



*YouTube 浮気なGigi(加藤和彦)
 http:/ ....
喋らない靴を履いている 死にたいけどジェットコースターは嫌 母からの電話
実家の私の部屋を母が掃除していて

「小さな何かの種が机の引き出しに
いっぱい散らばっているけど
捨てていい?」

小さい種?
クレオメだ

  「だめだよ。大事な種 ....
まっくろな
まっくろな
あおかった
世界中がブルーに染まってた
海になる。


じゅじゅんだ叫びを
置き去りにされた
まっくろが
ころがっていて


浮き沈み
変わっても
 ....
幾つも 何度も 
四季を 詰め込む 

くるくる 後ろを 
振り向いて いる内に 

廻って行く 自分にも 
気づかずに

時は 流れて 行くの

一番 大好きな 季節って
人 ....
みなさんどうかよいお年を
今年一年数々のご無礼を働いたことも
どうか水に流してください

わたしとしては
それなりに
誠意を尽くしたつもりです

努力が足りない事も
わかっています ....
缶焚火未婚の父となりにけり 小さなことを、見つけよう・・・・。

ちょっとした幸せだと考え

変化を楽しむように・・・・。

「今日は、いつもより風が弱い・・・・。」

「今日は、いつもより日が当たる・・・・。」 ....
亡き霊とはなんだ!

かつてお前はそこにいた

愛らしい瞳を輝かせ

手を差し出せば

過去と現在の区切りを越えて

まざまざと感知出来うる

「そうだよな、俺もお前も生きてい ....
年末の休暇で一人部屋で読書をしていると、あっという間に雪に降り込められていた。雪は私の窓から見える都会の一断面を静かに滑っていき、地面を飾っていった。この都会は今や雪という膨大な電飾できらめい .... とにかく熊は
とてもつかれて
泳ぎはじめた川の途中で
夢をみることにした
川を渡りきる夢を
熊は

夕やみは
あ と言うまに夜へ伸びて
人びとを愛へ仕向けます
 ....
タバスコを一滴二滴根深汁 薄紅の花びらの真中で
一匹の蚊が死んでいました
その造花の霊廟には
微かに白く埃が積もり
異なる時が流れているのです

知っていましたか
昆虫は外見が骨格なのです
死んだニンゲンが放置 ....
いのちある
きのうは

醜く
苦しく
さびしく
うれしく
輝いて


いのちある
言葉は

清く
汚く
痛く
美しく
生きる


いのちある
今日は

泥 ....
今年も届いた母からの小包

まずは
?AKB48みたいな洋服がほしい?
という娘達のリクエストに応え
母が見つくろってくれた 
チェックのワンピースやミニスカート

その下には
ハロ ....
忘れている何かの先に

頭の狂ったマンドリン弾きが
丘の上に座ってじっと
坂の下を見ている。

その男の着ているコートは
薄茶色のバックスキン
しかも、足元は合成皮革のハッシュパピー
 ....
空は言う
イタイ イタイ イタイ
土は言う
オモイ オモイ オモイ
水は言う
クルシイ クルシイ クルシイ

風は無言で、木々はうつむく

人は言う
すごい すごい すごい
人は ....
どんなに騒いでいても
静かに眠っていても
来るものはくるのだ

 小川一本の県境
 だからといって
 
 天候が
 変わるわけでもないのに
 天気予報は変わる

 水の性質が ....
いつも思い浮かぶのは遠くにある街だ
帰り道を探していた気がする 僕は
見えるものに何だと思わされた
いること自体が わからなかった 君が


時折 何だろうと思う
壊された瞬間がある ....
姿は見えず

言葉を伝え
物を破壊し
美しい歌を運ぶ

空気中で秒速344メートル
水の中は秒速1500メートル
鋼鉄の中は秒速5000メートル
堅い環境の中程速いスピードで突っ走る ....
コートの袖に去年がついていたの
で振りほどき
目の前を続けるの
です
名前のない雨が一粒一粒
ざあざあと集団自殺すれば
水槽から濁った冬があふれだす
私は言葉を投げつけたの
に水面には ....
近頃めっきり夢が減ってきたので
巷の貘達は仕方なく
現実を食べるようになりました

現実を食べるようになって
貘達は急に怒りっぽくなったり
不機嫌になったり
涙ぐむようになりました

 ....
労働など土に比べたら動きに過ぎない 土など大気に比べたら固体に過ぎない 大気など未来に比べたら現在に過ぎない そのような現在の中で労働は時間の痕跡を作り 同一であるために費やされる非同一的なものの為に .... 手の平を見つめる

指の間から零れるものは
幸福の粒と
不幸の砂
選ることもなく
一緒に零れ落ちる

頭上から降るものは光
雲に閉ざされた陰も降る
選ることもなく
一緒に降り注ぐ ....
サンタクロースはどこに子供がいて
何を欲しがっているかが分かるし
トナカイのそりに乗って空を飛んだりできるのだから
一種の超能力者と言える
昔からそうしてクリスマスの夜に
プレゼントを配り歩 ....
私たちは
それほどたくさんの
フレーズを奏でられない

私たちは
それほど大きな音を
鳴らせない

けれどもういちど
ネジを巻きましょう
さびついてしまわないように


私た ....
自転車の冬至の坂をくだりけり
あおばさんのおすすめリスト(15331)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ぎゃん- うんち自由詩6*13-12-30
冬の菖蒲園にて- 渡邉建志自由詩113-12-30
浮気なGigiをききながら- 殿上 童自由詩13*13-12-30
喋らない靴を履いている- 北大路京 ...自由詩913-12-29
死にたいけどジェットコースターは嫌- 北大路京 ...自由詩913-12-29
約束- ichirou自由詩9*13-12-29
H2O- 榊 慧自由詩213-12-29
くるくる- 藤鈴呼自由詩3*13-12-29
今年はこれでお終いです__(詩人サークル「群青」今月のお題「 ...- Lucy自由詩15*13-12-28
缶焚火未婚の父となりにけり- 北大路京 ...俳句313-12-28
森の声- 梓ゆい自由詩1*13-12-28
亡霊と遊ぶ- ドクダミ ...自由詩313-12-28
- 葉leaf自由詩313-12-28
とにかく熊はとてもつかれて- はるな自由詩1113-12-27
タバスコを一滴二滴根深汁- 北大路京 ...俳句513-12-27
安らかに眠れ- ただのみ ...自由詩29*13-12-27
いのちある- ichirou自由詩12*13-12-27
味噌漬けと詩集- 夏美かを ...自由詩31*13-12-27
うけいか- ……とあ ...自由詩5*13-12-27
高層マンション- uri_kappa自由詩213-12-27
越年- イナエ自由詩17*13-12-27
詩に書かれた詩- 番田 自由詩213-12-27
音のように- ichirou自由詩8*13-12-26
365+1- 左屋百色自由詩9*13-12-26
現実を食べる貘- ichirou自由詩8*13-12-25
twitter- 葉leaf自由詩313-12-25
還暦の感懐- ……とあ ...自由詩12*13-12-25
サンタクロース実在証明- 紀ノ川つ ...自由詩413-12-25
オルゴール- 村田 活 ...自由詩413-12-24
自転車の冬至の坂をくだりけり- 北大路京 ...俳句5*13-12-24

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