フルボリュームで
ヘッドホンを聞き
エコーバリバリ
エレキは叫ぶ

ピアノの音
癒してくれる
短調の物悲しさ
丁度良い周波数

明日も頑張るぞ
エンジン全開
順風満帆
苦しみ ....
愛してるなんて

もう言わない

だって

言ったところで

たいして喜んでくれないんだもん
早朝、床に坐り 
瞳を閉じるマザーは 
今日の路上で出逢う飢えた人と 
お互いの間にうまれる 
あの光で 
幸福につつまれるように 
無数の皺が刻まれた 
両手を合わせる 

身を包 ....
都会に迷い込んだタンポポの綿毛が
アスファルトの上で花を咲かせた

道行く人は忙しなく
誰もその存在に気付かない

それでもタンポポは咲いていた
人に踏まれても風に吹かれても  ....
神が引きあわせし
おぼし召しか
地下に沈んだ
鈍色の界隈の中で
二つの魂は出逢った


強く惹きあう
その穢れなき愛は
至高の芸術を
求めあい


深く
深く
蒼い情感の ....
血を流しながら
涙を流しながら

それでも笑顔で
元気だよって言う貴方が

愛しくて
いとおしくて

ぎゅっと抱き締めたくなる

ぎゅっと抱き締めて
貴方の痛みや苦しみが
私 ....
朝食をとるファーストフード 
一年前はレジカウンターの向こうで 
こまめに働いていた 
君の姿の幻を 
ぼんやりと夢見ている 

その可愛らしさは 
指についたシロップの味 
今ここに ....
気をつけてね

もうすぐ秋が来るわよ


切なくてね

胸がキュンと痛むから



独りにしないでね
生きている限り湧き上がってくる
もう駄目だと諦めかけた思いを
励ますかのように

五体のひとつひとつが
出口を求めようとさざめきだすのを知覚し

もうひとつの確かな意思
本能だとか呼ば ....
バターにハチミツを
塗り
搾りたての野菜
ジュース

紅茶の用意
今日はアールグレー
今日はダージリン
今日はカモミール

寂しい朝食
「ごちそうさま」
皿を洗う
「行って参 ....
まどろみながら
僕が見失っていたのは帰る場所だった
それとも
もしかしたら行き先だったかもしれない

目に見えるものの手触りを確かめて
それをどう思えばいいのかを確かめていた
孤独な色だ ....
簡単な事ほど難しく考えて
答えなんて出てるのに
思い悩んで苦しんで

正解も不正解も
知りたくなんてないから
解ったフリのフリをするの

理不尽な言葉に
耳を傾けてる余裕なん ....
先週皮がめくれてた 
お爺さんのお尻の傷を 
トイレの時に確認したら 
するりときれいになっていた 

看護婦さんもやってきて 
「先週塗ったわぜりんが効いたのね 
 わぜりんは、いい奴 ....
秋めいた頃
あの丘の上に
古城があったような気がします

前に見たことあるような
なつかしい
古城があったような気がします

それから何日か経って
私の心に古城が建ちました

前 ....
飛行機を飛ばそう
主翼を捻じ曲げ
パチンコであげる
旋回するように

ケント紙を切って
カッコの良い形
友だちの家でした。
楽しかった。

友だちは喘息持ちだった。
蒸気に口を当 ....
ポケットに小さな星を隠して
君に会いに来たんだ


少しだけおっきな夢
いっしょに追いかけたいから
手をつないだまま歩いてね
君の手はちょっと細いけど
私の宝物なんだよ

指輪をあ ....
もっと アホになったら えぇねん

きっと 人生楽しなるで
少女の面差しで
はにかんだ笑顔で
やさしく騙してあげる


上目遣いで
しなやかな手つきで
やわらかく招いてあげる


ふりむいた横顔
まばたきする一瞬
瞳の奥の冷めた光に
 ....
あんたに どんなことがあったんか
 どれだけの人が気にしてるんやろな

あんたが思ってるほど
 あかの他人のことなんて気にならへんもんや


あたしは見てて楽しいで
 あんたの悪あ ....
シロとクロは
相反する色をして
だけど、寄り添い
補っているようで


二匹はいつも
空き地の隅に
重なるように眠っている
実際は交ざることなく


無造作に生えた緑から
シ ....
雪に閉ざされた街と
鉛に封じられた空が
防風林の向こうで
混じりあって、深藍に

   レールギャップを鉄輪が踏む音
   ポイントを焼く篝火の色

私は泊まる宿も決めず
真っ白な駅 ....
ひらひらと散った 夏
インディゴブルーに染まる、前に
秋へ化けた
通り雨が隠した
暗い雲に気を取られてしまった



もう二度と出会えないかもしれない ....
緑の苔
青い水
赤い鯉
黄の竹

黒い岩
白い礫
茶の軒
紫の薊

白い息
丸い心
甘い飴
母の声
   キレットの真下の残雪で
   オレンジ色のジャケットが
   タルチョのようだ
   鳥たちの羽ばたきの音で
   あちらへと招いている

おまえはもはや
ことばだけになった
ど ....
彼女は
僕の肩を
ベシッー!と
たたいた。

彼女は
僕の頭を
ベチッー!と
たたいた。

友だちが
楽しそー!と
言った。

友だちが
笑顔で
出て行った。

風 ....
パクリのパクリの
パクリのパクリの
パクリのパクリの
パクリのパクリに
影響を今、受けています。
声にならなかった
あらん限りの力を込めたはずなのに

例えばそれは
孤島に取り残されたおとこがひとり
遥か水平線に見え隠れする
船影を
蜃気楼だとはなから諦めているかのように

もし ....
コーヒーを入れ
フレンチトースト
オレンジジュース
サラダ

朝の散歩
人に声を掛けられる
犬とすれ違う
ジョギングの人

卓球で一汗流し
料理の話
9月のアジが一番美味い!
 ....
捨て猫に飼われている


私は 捨て猫に飼われている

飼われているから『捨て人』ではない

飼われ人なので
そのしるしに首輪をつけている
鈴もついてるので歩くたびに
リンリンと鳴 ....
いつか来るその日のために
わたしはあなたに笑いつづける
楽しそうに笑っていると
呆れて見てくれたらそれでいい


いつか来るさよならのために
靴を履く準備をしておく
泣かないで歩け ....
乱太郎さんのおすすめリスト(8204)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ウォーヲー- ペポパン ...自由詩7*07-9-24
unsaid- 北大路京 ...自由詩4*07-9-23
足裏の顔_- 服部 剛自由詩6*07-9-23
小さな花- 1486 106自由詩13*07-9-23
永遠の旋律- 渡 ひろ ...自由詩7*07-9-22
少しでも- 夕焼け空自由詩6*07-9-22
金細工の人形_- 服部 剛自由詩4*07-9-21
虫の声- 北大路京 ...自由詩6*07-9-21
- 恋月 ぴ ...自由詩27*07-9-21
独り者- ペポパン ...自由詩5*07-9-21
光線- チグトセ自由詩11*07-9-20
秋色の風- 優飛自由詩9*07-9-20
わぜりん君_- 服部 剛自由詩7*07-9-19
古城- 未有花自由詩11*07-9-19
紙飛行機- ペポパン ...自由詩3*07-9-19
ドレスは黄色い百合の花- プル式自由詩7*07-9-19
あほ- 北大路京 ...自由詩6*07-9-18
少女の眩惑- 渡 ひろ ...自由詩8*07-9-18
- 北大路京 ...自由詩7*07-9-18
シロとクロ- 小原あき自由詩18*07-9-17
駅・五所川原- たりぽん ...自由詩10*07-9-17
今年ばかりと_思いけり- 北大路京 ...自由詩12*07-9-17
- ペポパン ...自由詩4*07-9-17
空には関係のないこと- たりぽん ...自由詩8*07-9-16
風と共に去りぬ- ペポパン ...自由詩5*07-9-15
オリジナル- udegeuneru自由詩7+07-9-15
- 恋月 ぴ ...自由詩31*07-9-14
クッキング- ペポパン ...自由詩2*07-9-14
捨て猫に飼われている- 北大路京 ...自由詩14*07-9-14
勝手- 唐草フウ自由詩12*07-9-14

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274