京都市内は天気雨
烏丸通りを東へ進むと うっすらと虹の橋が
鴨川のあたりから 色づいた東山を通り 比叡のほうへと伸びている
消えそうな七色の向こうに
カメオベージュ、アイボリ ....
悲しみよ腕の中へ
ぼくは
手首をかき切る覚悟で
彼らを
自分の腕の中へ
つかまえよう
悲しみよ腕の中へ
ぼくは
どんな人との関わりに対しても
独りをおそれたことはなかった ....
詩を書くの初心者の私でも誰かに読んで欲しいと思うの
小さなノートに書いて読んでくれそうな人に渡すとね
興味がある人は目が変わるのがわかる
でも興味がない人には断られる
あたりまえだけど ....
今季一号の木枯らし吹き荒れた次の日の朝
あれだけ騒々しかったのが嘘みたいに静まり返っていて
近所の児童公園にはこれでもかってぐらい散り積もった落ち葉
これってプラタナスだよね
比べてみ ....
息も乱れ、瓦礫の町を彷徨えば
徒(あど)なく見あげる空は燃えさかり、
逃奔する馬、羊、火を吹くF‐35ライトニング?
目視の肩撃ち式スティンガーに撃墜された、
――あれは有翼の機械獣。
や ....
頭のなかは
君との
卑猥なこと
だらけで
回想
妄想
幻想
繰り返し
あのとき
あそこをこうして
弄んだり
上に乗って
腰をくねらせたり
しまりがよければ
快感突き抜け ....
浄化する現実路線
聖なる賄賂
信じて舞う
瞳を閉じて ひらひら 揺れて 恋
きらめく滴 雪は溶け 水
誰にも知られない部屋に
内側から閂を掛ける
時計の針 ....
テスト1日と少し前
何もしないで
ボケーっとしている。
風邪だけは引きたくない。
あとはその時だけ
頑張ればいい。
色々したいけど
我慢我慢!
今日は有休
音楽聞いて
コー ....
すれちがったトラックには
零れるほどのいのちが
ひしめいていた
通勤車両ではこばれる
ひとみたいに
いっせいに体をゆらしていた
くろい体毛
くろい顔
....
(さ)
さかなが
さ、のじをなくして
かなさんになってしまった
きしへあがったかなさんは
あうひとびとに
たずねるけれど
さ、なんてしらないなあ
きれいなひとだなあ ....
血の気の多い奴は
肉が好きだ。
気の長い奴は
魚が好きだ。
私の唯一の欠点は
すぐ怒る所であろう。
精神的にいつも不安定である。
土台がないからである。
苦しいのだが
どうす ....
どんなに苦しくても
どんなに辛くても
離れない2人
切っても切れない関係
信じてちゃんと
待っていてくれる。
自分が悪いのではない事を
理解してくれている。
苦しいけど
距離 ....
手荒れの季節
指がぱっくり
縦にも横にも口をひらく
べぇ〜っと
舌を出すように出血する
お湯も水も洗剤も
ゴム手袋の摩擦も
ハンドクリームも
痛い
美容室でアシス ....
埼玉から都内の西に越して
一部屋減った
3LDKの都民住宅
なにも家具が入ってない
下見のときは
とても とても
広く見えた
が!!!
おとな5人と成猫2匹には
狭い ....
あり合わせの野菜と特売の豚ばら肉で作った野菜炒め
ちょっと辛めなのは彼の好みで
できたての熱々をふたりのお皿に取り分ける
彼はと言えば相変わらずのパソコンに熱中していて
彼のお皿にはお ....
命尽きて
力尽きて
愛が尽きて
死んでゆく
言葉にできない
苦しみだけが感じられ
溺れた人間のように
一人でもがいている。
言い訳は聞きたくない
エンジェルダストは
天使の ....
掟の中に生きている。
裁きの時は今来たらん!
破門を余儀なくされても
女性を守りたい。
間違えている
怠慢だ
認識が甘い
クレームをつけるのも
意を決してやっている。
膿は出 ....
満月か? 14番目の月か?
星座と月の輝きに見とれて、身体が冷えた
もうパン屋には灯り そろそろ焼き始めるのかな
煌々と月や星が輝く
夜空が明るいと 真夜中であ ....
わたしはかならず
まいります
( わたしなど忘れて
どうぞ握って
こぼれてください
もうすぐ
/わたしの
波打ち際で
ひたすら
ひたすら
なんときた ....
蟻さん
お仕事の途中で
そら見上げてる
いつまでたっても
そら見上げてる
日が暮れても
そら見上げてる
お腹すくのも忘れて
そら見上げてる
....
シャンゼリーゼを
タップダンスで
踊り
歌を歌う。
ドラムを叩く
先輩
かっこいい。
ソロを教えてくれた
真夏の空
冷たいプール
プレゼントした
柘植の櫛。
リアルには実態がない
わけではない、勿論
ただそれが波及する場所に
なにかしらの不具合が
生じてしまうのだ、きっと
リアルはとても
いたずらっ子だから
リアルは
....
ピンチに直面したとき
ひとは
おもってもみない
チカラ
が でてくるものだ
追いつめられた猫が
威嚇するように
火事場で
オンナが箪笥を
動かしてしまうように
不 ....
冬の星空は、美しい
そして、今夜は 月も明るい
満月か これらか満月になろうとしている月なのか
こうも月や星が明るいと 夜遅い時間であることを忘れてしまう
あれは ....
{引用=
指の先で三日月が伸びる夜
まるまるふとった空に
ふぁんたじいを映して
げんじつが困ってしまうような視線で見た明日の
嘘
熱烈な
*
光を集める目のなかを
飛 ....
1.楽しく、幸せになりましょう。
2.人の役に立ちましょう。
3.困難に立ち向かいましょう。
4.生きがいとなる目標を持ちましょう。
5.健康で、貧しく、仲間を沢山作りましょう。
....
「有害な空気を生み出す煙突のようだね」
そう呟いたのは、他でもない私の心でした
体内をぐるりと回り行き場を失くした有害物質は、ため息と共に吐き出される
透き通った冬の空気
吐いた息は煙 ....
霧氷を知らない 海風の町に
ひと夜の冬化粧
許された 雪の舞う月の夜
すべてを白く染める 悪のような力で、
あなたの寝室の灯かりが消える
僕は自分であろうとして
逃げ出 ....
大きなまつぼっくり
拾い集めて
クリスマスツリーを作るの
おもむろ ....
時間の流れがゆっくりで
命を大切にして
水を大切にする
心を大切にする。
空気がきれいで
意地悪をしない
金の為に生きないで
生きるために生きる
よく働いて
嘘はつかず
物 ....
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