プラットフォームだった
わたしの手のひらに
砂だんご、
波にくずれて
なにも告げず抜けだした
廊下の底のあおじろい
やみの奥から
潮の鳴る音
雲のむこうで月が
満ちる ....
100622
反応が余計だと思うのだ
現象とか起源とかに束縛されて
ピチカカと今日も疲れている
一日歩き回ったあげく
上司から小言を食らい
....
えっ、ここなの?
翔太さんに背中押されるようにくぐった暖簾
彼とはじめてのデートだしお洒落なイタ飯屋さん期待してたのに
お母さん、ただいま!
彼の挨拶に笑顔で答える和服姿の女将さん ....
私の母は料理が得意
毎日毎食作る。
親父は外食が嫌い。
毎日愛情を貰う。
外の人は
今日のご馳走は何だろう
あ、ニンニクの臭いだ!
肉の臭いだ、魚の臭いだ!と
思って通り過ぎる ....
吐いて
下痢して
熱が出て
早起きする。
勉強のしすぎ、
講演の原稿ができた。
自分を究極に追い込む。
後は印刷するのみ、はーぁ!
夜はジェットストリーム
クロスカントリー
....
桜に混じって散り始めた朝も
川面を滑る鴨たちの口ばしも
濁さないほどそっと静かに
重ねた手のひらからさらさらと
留まることなくこぼれて落ちる
喉元がとくとくと同じリズムを刻む
指の ....
彼女に「もらい泣き」良いよねと言うと
彼女は「ふざけんじゃねー!」と言われた
このせんべい「賞味期限だ!」と言うと
「ふざけんなよ、何が賞味期限だ!」と怒る。
「お前本当に泣いているの ....
もめんの色
出会い
かりそめ
息をつく
蒸気をとおして
戻すつながり
熱さまし
衣ずれ
目的地
季節と、契る
ちらばった雲に
指をさして
「こんにゃくゼリーの会 発足!」
ある日突然
それはひとつのテロ、いや革命だった
「老人と子供にはあげません」
と貼紙をして
こんにゃくゼリーたちが檻の中に閉じ籠ってしまったのだ
....
昔の言葉に生き
昔の言葉に死ぬ
情報が古くなる
最新情報に移る
いつ適応するか
わからない。
いつ必要なくなるか
わからない。
モノの価値判断は
誰にもできない。
幻の平均 ....
エンジン全開
ばりばり
楽しい毎日
アイデア沢山
今日も快晴
風もそよいで
洗濯びより
話もはずむ
ダンスをしよう
手に手をとって
手をつないで
夢の世界に
淋しい人に
夢をなくした人に
この歌を送ろう
聞けば
元気になれる
前向きになれる
元気で
たからかな
歌声を
淋しい
あなたに
この歌を送ろう
大きく
柔ら ....
恋人でもなく
知り合いでも
なくて
ただ
偶然に見かけた
あなたは
なぜか美しく見える
まぶしく感じる
そんな
あなたに
なんとなく
起きた
恋の予感
恋の芽生え
....
梅雨の季節が来た
じめじめして
生ぬるい様な
感じもする
部屋の中が
蒸し暑い
まるで
蒸し風呂見たい
また
梅雨の季節が
やって来るね
梅雨ばかり
続いていると
....
全てが好転してきた
全てが充実して
全てを天に委ね
一部を手に入れる
空は快晴で澄んでいる。
何を言っても聞こえない。
太陽がまぶしい。
風が吹く
人は死に
人は生れ
人は ....
仕事の後の達成感
全てから開放され
自由の身になる。
スイーツ三昧する
全身の疲労感と
充実感
会議の場を作る。
先生と呼ばれる。
自分に95点をつけたい
冷たいビール片手に ....
融けてゆくチョコレート
アイスの口当たり
極上のとき
彼女は笑った
スネアドラムの音
今宵の月は三日月だ
リズムに乗って
肩を揺らす。
楽しいひと時
ずっと前から
思ってい ....
久かたぶりに訪れた渋谷センター街
取り壊し中の建物とかあったりして何となく余所よそしさを覚える
平日の昼間ってこともあるのだろうけど
チーマー、ガングロな人びと
そして神話の国の神話な ....
雨の日に
傘を差して
公園まで行った
ブランコも
滑り台も
みんな
みんな
雨に濡れてた
誰もいない
公園は
とても
静かです
雨の音だけは
聞こえます
平和を
願いながら
少女は
鶴を折った
病にも
苦しみにも
負けずに
少女は
ひとつ
ひとつ
折鶴を作った
戦争のない
二度と
同じ悲劇を起こさないように
願い ....
あなたに
抱かれて
うれしかった
淋しかったから
いつも
あなたの
そばにいたかった
あなたの
身体に触れたのは
はじめてだった
はじめてのキス
そして
あたたかい ....
恋しくて恋しくて
依存したくて
いつも一緒
楽しい
いつも話して
いつも笑って
いつもいつも
幸せでいたい
どんな辛さにも
耐えて見せます。
どんなに苦しくても
貴方を信 ....
元気良く
12、12、123
今日も元気良く
行ってみよう
人に頼ってみよう
世界が広くなるから
人に寄り添ってみよう
世の中が楽しくなるから
愛を与えてみよう
笑顔が出るか ....
眩むように
ひそやかで
賑わうように
うら寂しく
微かに浮き立つ
輪郭を描写するような
凝縮された時間の果ての
雪洞にも似た夜の入口に導かれ
僕は
記憶の中、
遠くか ....
水溜りに
水滴が落ちました。
波紋が伝わり
終わりました。
人を幸せに導く
私達の世代の務めです。
よく考えよく行いよく笑う
人を許して、優しくしよう。
命の波紋を伝えて
皆 ....
ガーベラ
モッコク
ミモザ
ナデシコ
ツユクサ
ゼラニウム
アジサイ
コデマリ
パンジー
シラン
ユキノシタ
キバナコスモス
懐かしい
海岸に
今は
ひとりでいる
あなたと
二人で昔
この海岸に
ドライブに
行ったわね
今は
私は
ひとり
そして
あなたも
私たちは
いろいろと
あ ....
愛することは
お互いが
惹かれあうこと
愛することは
互いが
思いやりを持つこと
愛するとは
お互いの
違いを
認めること
愛するとは
一人の人間を
大切にすること ....
見せ掛けでもなく
偽りでもなく
お互いに
信じあえるような
本当の恋がしてみたい
あなたの
そのままの
姿を見せてほしい
あなたの
本当の愛で
私を包んでほしい
あな ....
土に帰らぬ朽ち葉を一枚、
あてどなく水面に浮かべた細流の
畔に立った子らに見送られては
水の音も爽やかにせせらぎ
淡くまぼろしのように霞み
遥か幽景の連なる墨絵のごとき山々
それで ....
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