何もいらない
愛だけが欲しい。
何もいらない
お金もいらない。
傷つく事には
慣れたはず
失うものなど
なにもない
綺麗な瞳の裏側には
大きなダイヤが
光っている。
ピュ ....
魂も 涙と一緒に溢れ出て ワタシが消えてしまえばいいのに
歴代の別れの傷が開ききる 最後の恋が散ったサヨナラ
胸刺して ココロが消えるわけじゃない
えぐり取っても 残る哀しみ
....
言の葉 と 言の水とで咲く花を 君と僕とは 育てていける
太陽も燃え尽きた夜 月だけが 光輝き キミを照らした
落ち込むと間髪入れず『大丈夫?』そんなキモチが届くシアワセ
べろべ ....
十二のときに好きだった音楽の
一節さえも思い出せないのはなぜだろう
おしながされていく
おしながされていって
ついにはどこか 音楽のように 弾けて
オーディオの音がひどく頼りない
....
女は波があるからと言う
秋の空
トイレを気遣う
戸は先に開ける
手をつないで
青空の下
傷つく事を怖れず
話してみよう
誰よりも今の君を
知っている。
幾つものメモリー
....
ベットにそっと横たえ
疲れた体を
ゆっくりと休める
鼻歌を歌った
オレンジ色のポスター
ながめて
コバルトブルーの
カーテン
無数の本が並んでいる。
毎晩毎夜机に向かい
ニ ....
一休寺
小豆の海に浮かぶ雲
枯山水に広がる甘味
「夜の牙」なら知っている、
石原裕次郎や浅丘ルリ子の出てくる
日活アクション映画なのだけれど
否。ちがう、夜と牙とは別々だ
某日。夜さんは牙さんに
桃のような柔らかなお尻をガブっと噛まれ ....
涙が出た
涙が止らない
心の叫び
寂しくて
確証が欲しくて
もがいていた。
勉強と結婚した。
知を愛した。
足る事を知らない。
貪欲な行為
彼は疲れ果て
地に倒れた! ....
ゆうべはねむれないまま舟を漕いだ
ねむれないまま舟を操り蘆を払って湖沼をすすんだ
朦朧とねむれないままもとの舟着場にもどる
と、先がみえない霧のなかを漂流していたことがわ ....
覆水盆に返らず
一度信頼を失うと
二度と元通りに
戻らない。
師匠は初めから
反対していた。
「距離をとった方が良さそう」
「やめたほうが良いでしょう」
と言われた。
今とな ....
3年越しに取った、1年目は筆記試験は受かったが、実技試験で落ちた。
試験中上がってしまい考えられなくなった。2年目は休みを取った。
3年目には筆記試験と、実技試験免除の講習を受け、合格した。
....
四十にして惑わず
孔子だって思うように
いかないのに
うちらにできるはずがない。
四十にして物事が分る様になった
人の心も読めるし、
物事も理解できる。
自分で考えられる。
回 ....
隣のおじさんが亡くなった。
野球でボールを膝で止めるのを
教えてくれた。
皆を可愛がってくれた。
私が調子悪い時も
いつも声をかけてくれた
庭掃除も一緒にした。
大切な人だった。
....
守ってやるお前の幸せ
守ってやるお前の身を
守ってやるお前の命を
守ってやるお前の子供
俺について来い
悪いようにはしない。
じわじわえんえんと
幸せを感じさせてやる。
来るも ....
目をとじたまま夜を織っていく
書き損ねた昨日の日記を
改竄する
遊びつかれてもまだ泳いだ
つめたい壁にぶちあたるまで
嘘も真実もこの手にあった
そして飽きもせず
わらった
ひか ....
思春期みたいに
涙がでる
そんな夜は必ず
魔女が腰掛けそうな月
出かけようとして出かけられなかった朝に
ひとりの女性の顛末を知る
喩えようのない過去の行状
足跡の是非はともかくとして
不治の病に長らく臥していたとのこと
病棟の小窓に映す時代の移ろ ....
I love you がいえない僕の
手を取り、散歩に出かけた
この花はヒヤシンス
この花は風船蔓
寿司を握ってあげたら
すごく喜んでくれた
カラオケでは87点を出し
ウィンドウショ ....
海苔巻きスダレを買って
マージャンして
すし作って
ワンツースリー
特殊技能を持った奴に
頼む
皆で作ろう友達の輪
愛擦友
体力がついた
やる事が早い
四葉のクローバーが
....
道路を丸めて食べる
どうしたら草の音みたいに
生きることができるのだろう
曲った色鉛筆
間違えないように覚えた言葉
値札の無い指の軌跡
並べることばかり
いつの間にか上 ....
農業をする蟻ハキリアリをみていた
福山雅治が
素っ頓狂な声をあげた
列をなして葉っぱを運んでいる
きりとった葉っぱをミドリの帆にして巣穴に運んでいる
蟻の道が ....
紙が束ねられる、糸によって
太陽によって、色褪せない先駆に
色褪せた紙は糸によって束ねられ
紙は束ねられ、匿名によって
木綿によって、埋葬されない化石に
紙は一人がいる閉ざされた一室で
....
うれしいじゃないか
本曇りが薄曇りになっただけで
歌おうじゃないか
薄曇りに青空がのぞいただけで
叫ぼうじゃないか
....
骨の
喉に
落魄する
水滴の味を
舌は、しらない
喘いで、ひねり
捩れて は
求めて ....
(組み換え)端子を間違えると
メッセージが錯綜する
断線や失望がスパークして
耳や目をふさごうと跳びかかってくる
一文字で
天文理論を
一撃で
社交界の均衡を
一発で
....
何も無い部屋
一人たたずむ
何も考えずに
目を閉じよう
頭の中には
何にも無い
呼吸をする
瞼が重くて
癒しを感じ
苦しみから
さようなら
こんにちは
{引用=
真夜中に犬の声がかけてゆく
やっと帰宅した息子と
息子の帰宅を待っていた家内が
ダイニング・テーブルではなしをしている
声が
ボソボソきこえる
テレビの ....
僕はまだひとりぼっちを探してる夕暮れ帰る道の途中で
一番星ジャングルジムのてっぺんで見上げた空はなんて大きい
懐かしいあの日のメロディくちずさむ二人の影が夕日に揺れて
黄昏はいつでも ....
ご無沙汰しております。ぺぽです。
ずっと思っていました。
これ生チョコです。なるべく早く食べて下さい。
それと詩も書きました。受け取ってください。
T先輩へ
いつもかっこいい先 ....
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