長野県信濃町の
  町立一茶記念館に
  猫の館長さんがいるという


  名を
  杉山ソラという


  ソラは
  館内を巡回し
  館長席のあたりで昼寝をするので ....
 例えば、別の惑星の人が、あるいは幼児が、「何書いてるの?」と質問してきて、「詩」と答えると「詩って何?」とまた質問してくることが予想されるので、「青空と枯葉の関係について書いてるんだよ」と答えた。す ....  前号の「どんな本読んだ?」に、わたしは辻征夫の『貨物船句集』をとりあげ、詩のフィールド・ワークの領域拡大に寄与する俳句表現という捉え方で一文を書いた。しかし、辻征夫の試論という視点で書く時、その延長 ....  吉原幸子が亡くなってもう何年になるだろう。その吉原と近しい間柄だった石原吉郎が亡くなってからでもすでに三十年が過ぎた。一年がとても早く、時代の移ろいのスピードが加速度的に年々増してきている気がする。 ....  富永太郎という詩人を知ったのは、わたしが詩を書き始め、相前後して中原中也を知った時期とパラレルな関係にある。実際、中也がその生地に記念館ができるほど人口に膾炙されることがなかったなら富永は、おそらく .... 都心の通勤ラッシュ
経験がなくて
ちょっと怖いけど
どんな鞄持って行くべきか?
迷っている。
何時台をはずせば良いのか?
座ってゆきたい!
ウラ技が知りたい。

でもたかだか2時間の ....
上昇気流に乗り出した
全てが良い方向に向く
今までの苦労が実った
あとは真直ぐ前進のみ

愛し愛され
憎まれて
惚れたはれたは
後にして

スタンドアップ
ユアシャイニーハート
 ....
乾いた大地に
夏の厳しい日差し
しおれてしまった花に
水をひとしずく下さい

*

空っぽになった部屋で
なくした希望を探す
仕方がないと言いながら
耳障りなため息を吐く

* ....
雨も忘れるほど唇を求め合った夜

そこに忘れてきた傘一本

今も時々探してみるけれど
 仏間に坐って
 うなだれ
 首を
 さしだしていたことがある


 白刃の前に


 ながれる水音に
 耳を澄ませていたことがある


 客観的なまでに静まった ....
まもなく幸せになれるでしょう

と言われても
不安感の先立つ今日この頃だから
それって、ほんとかなと首をひねってしまう

フィギュアスケートとかのスポーツ番組みてると
まもなくまもなくっ ....
手のひらの小窓にあなたから写真がとどく。


風にあおられた火が波のように打ち寄せる深い
闇のなかにわたしたちが暮らす岸辺があるみた
いですね。
怖くもあり、それが真実の勇気であるようにも ....
野原に出かけた
野原には
たくさんの
きれいな花が
咲いている

少女が
ひとつ
ひとつ
花を摘んでいる

赤 青 黄
色々な花を
摘んでいる

摘んだ
花束で
ひと ....
 穴居のインテリア

文明化された原始人の為の
鋼鉄と石粉で出来た矩形巣箱の中で

居間は森林であれ

台所及び食堂は菜園であれ
或いはささやかな礼拝の山頂で

僅かな部屋部屋を繋 ....
講義の前
景気づけに
カルキムチ丼を食べる
2時間散歩する。

花粉症で
鼻とくしゃみが出る
足も痛い
トイレも...

親からも電話がかかる
お菓子を失敬して食べる
余裕のよ ....
初めて寝坊した
朝飯抜きで
出かけたが
5分遅刻した

行ったら最悪
ウンコまみれの
おじいさん
風呂に入れる

時間も延長して
言動が乱雑になる
最後に謝る。すると、
「い ....
What are you going to do?
Are you happy?
Do you feel sad?
Everything is OK!

Earnestly earn you ....
(サファイヤ様投稿)

いつも
事務を
がんばっている
あなたへ

愛をこめて
チョコを送ります

お疲れ様です



{引用=ぺぽは会社で誰もくれませんでした。皆女性なの ....
回る回る回転ドア
危険と隣り合わせ
乗り遅れるな
はさまれるな

スリル満点
快感MAX
個室の中に
入り込むで

君に会いに
急いで乗る
心臓は爆発
花束持って
これが恋と言えないのか?
電話をしたい。
会いたい。
手をつなぎたい。

話がしたい。
知りたい。
君の笑顔を見たい。
楽しもう。

メールをして
秘密を話して
気持ち確かめて ....
黄色い帽子をかぶった女の子が

お母さんに手をひかれて

ちょこちょこ小走りに

横断歩道を渡っている


いくつまでお母さんの手を

握っていられるのだろう

無邪気な笑顔 ....
今夜の
雪は
とても悲しく淡すぎる

あの人が
突然
消えてしまったから

しばらくは
悲しいかも

私は
少し
後悔している

あの時
素直でいたら
素直でさえ
 ....
最近
疲れるなぁ
君に
不満があるわけでないけど
ため息の数が多くなったよ

何だか
このごろ
むなしいんだよね

理由は
何故なのかわからない
君に
恨みがあるわけではない ....
水槽の中の
金魚
何を
思ったのか
ひらり
ひらりと
泳ぎ始めた

まるで
ダンスをするように

大きな円を
描くように
金魚は
泳いでいる

大きな目には
何が見え ....
私という人間は、一冊の本なのです。 

四角いからだに手足を生やし 
不恰好に揺れながら 
人々の間を往くのです 

私が通り過ぎる時 
誰もが振り返り 
「何だい奴は」と{ルビ嗤=わ ....
皿洗い何のその
料理も何のその
買い物何のその
洗濯物何のその

勉強何のその
講義何のその
相談何のその
散歩何のその

頑張っている僕がいる
頑張って生きている
頑張って老 ....
寒いギャクを
言ったら
酒飲んでんのか
と言われ寂しい。

空笑いしたら
よく笑うな!
バカじゃない
と言う君、悲しい。

コーヒーにミルク入れたら
太るからブラックにしろと
 ....
終電車に揺られ
眠い目を擦りながら
乗り継ぎをする。
世の中は冷たい

へとへとだ
重い体を引き摺り
家路へと急ぐ
人の波に乗って

冷たい料理
寒い風呂場
冷たい冷酒
寒い ....
 草のなかにレールをみつけた
 錆びた鉄の平行な二本線が
 弓なりに
 ここから延びていた
 または
 この草のなかで
 すっぱりと裁断されて尽きていた

 あおぐらい記憶 ....
荒く乱暴に削られた悲しくも不真面目な凹凸のある石畳は、煌めくルビーがさんざん泣いて叫んだあとのように、まだ温みのある紅い夜の涙でびっしょりと濡れていた。
蒼褪めた馬の首を被った人を殺したおまえたちが ....
乱太郎さんのおすすめリスト(8204)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
猫の館長さん- 石川敬大自由詩9*11-3-6
【批評祭参加作品】詩について、いくつかのこと- 空丸ゆら ...散文(批評 ...611-3-5
【批評祭参加作品】遊びごころという本気_ー辻征夫試論ー- 石川敬大散文(批評 ...5*11-3-5
【批評祭参加作品】石原吉郎の可能性_ー石原吉郎試論ー- 石川敬大散文(批評 ...6*11-3-5
【批評祭参加作品】近代詩へのリンク_ー富永太郎試論ー- 石川敬大散文(批評 ...7*11-3-5
- ペポパン ...自由詩4*11-3-4
すき焼きソング- ペポパン ...自由詩2*11-3-4
悲しみ- 未有花自由詩23*11-3-3
傘一本- 殿上 童自由詩11*11-3-1
タタミのうえの椿ふたつ- 石川敬大自由詩23*11-2-28
まもなくのひと- 恋月 ぴ ...自由詩20*11-2-28
潮の岬__2011- たま自由詩23*11-2-28
花摘み- そよ風さ ...自由詩4*11-2-28
属性- salco自由詩5*11-2-27
三ちゃん散歩する- ペポパン ...自由詩3*11-2-26
あーしもうた- ペポパン ...自由詩7*11-2-26
Golden_rule- ペポパン ...自由詩2*11-2-26
チョコドー緊急企画【もしチョコを上げるとしたら】- ペポパン ...自由詩2*11-2-25
ドキドキ- ペポパン ...自由詩3*11-2-25
If_you_fall_in_love!- ペポパン ...自由詩2*11-2-25
幼い日に- 橘祐介自由詩7+11-2-25
雪の夜- そよ風さ ...自由詩5*11-2-25
ため息- そよ風さ ...自由詩3*11-2-25
金魚- そよ風さ ...自由詩5*11-2-25
幸福の本_- 服部 剛自由詩811-2-24
親孝行- ペポパン ...自由詩5*11-2-24
冷めたお茶- ペポパン ...自由詩3*11-2-24
改札抜けて- ペポパン ...自由詩2*11-2-24
ノスタルジックな軽便鉄道の駅頭にて- 石川敬大自由詩20*11-2-23
形骸_★- atsuchan69自由詩8*11-2-22

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