1.2.3.4.目を隠して
後ろを振り向く
変化はないか
良く見つめる。
諸行無常同じ事はない
自分が見れるのは
ごくわずかなもの
ほとんどが気付かない
自分のできる事も
ご ....
この世に天国なんてない
この世に地獄なんてない
あるものは現実だ
夢でもない
誰でも辛い時は死にたい
誰でも楽しい時は少ない
旅に出たい
毎日新しいものを見たい
でも同じことの ....
わたしは
時々
星になる
星になって
{ルビ盲=めしい}の
黒蜥蜴の歩む道を
照らしたいと思う
わたしは
時々
風になる
風になって
見えないけれど
触れることを
証明し ....
{画像=120705001029.jpg}
小さい頃の僕は
捜している物はいつも
手の届くところにあって
幸せだった
それが一段背が伸びた頃から
少しづつ遠くなった で ....
白紙のラブレター炙ろうとして燃える
あなたがくれたのは、ムーンストーンのピアス
ほんとのお月さまがなくなったら寂しいだろ、だって
ちょっと救われた、そんなこと言わないけどさ
※ちょっと蛇足
君の笑顔
柔らかな手
涙に濡れた頬を
君のハンカチが拭う
もう会えなくても
いい
震えている声が
君の胸をえぐる
君は僕の友達
君は詩人
想いのたぎりを
言葉に現そう。
....
お前の為なら
何でもするぜ
俺様に着いて来い
いつでもハイテンション
ゆったり風呂につかり
足を洗い
ジャグジーにあたる
なんだい気持ち良いか
ファンキーな曲を聞いて
ジャン ....
温かく身を包んでくれる
ひんやりと安らぎを与えてくれる
この先どこに行くのだろう
安心感がある。
愛は力を与えてくれる
愛は忍耐を与えてくれる
いつの間にかに眠りにつき
夢を見る
....
輝きを追いかけ続け立ちすくむ向日葵は今も恋をしている
雨上がり雫きらめく紫陽花の空の彼方に七色の虹
睡蓮は神話の国の夢を見るまどろみながらたゆたう水辺
満月の月の光に誘われて待宵草の ....
いつも隣には君がいる。
笑顔の君がいる。
悲しい。
僕は泣いた
いつも一人で歩いていた。
優しいのは寂しい。
うなずく君は可愛い。
階段を登ると
太陽が沈んでいた。
あうかあわないかは
その場しだい
そうしたら針金で開ければいい
グリスを塗り
棒を差し
押して引いて
開いたら宝の山
一攫千金
パチンコに行こう。
Korose
Shine
Wameke
Hitogoroshi
血を流して
愛を誓い
沈黙の春
鳥はさえずらない
邪悪の夜明け
今悪魔が蘇る
暴力反対
人権尊重
向き合った途端、一瞬たじろいでしまった
あまりにも真っ直ぐに見つめられて
ファインダー越しに覗いた
淡いピンクの大輪
千重咲きの奥に守られている花芯は
何か語りた気に
唇をうすくほ ....
雨の糸
紡いで布を織る
星の子
風邪を引かぬように
七夕
願い事を書いた短冊
白紙の未来
ペン先がじっとみつめている
願い事
人の数だけあるのだろうけど
根っこのと ....
さよならが
遠いころ知っていた子守唄は
ほがらかにリズミカルだった
時刻も狂わずにいつも傍らにいて
毎日の手入れも不要だし
挨拶は君から
だったね、と
なんでかな子守唄に
こんな歳にな ....
あらかたを
売ってしまったよ
色、を一つ
手に入れるために
君の時間を
止めるために
やっと会えるのだ
と思ったから
*
待っていた
待っていた
ずっとずっと ....
梅雨の晴れ間キット
あとは花に蝶が来れば
風涼やか時は凪ぎ
憂い忘れる隙間あるはず
雨上がり待つキット
組み立てながらあした
届くはずの新しい
レンズはもうあおい
そらをみて
....
黒い木陰に巣くう羽根音
砕いた殻墓 添うて鳴く
まみれた草にのけられた
くちばしこもり 膝の上
はばたき とどまり うちふり さえずる
影に塗る 黄緑 黒 音は チチチッ
うま ....
この世でいちばん無用なものはなにかというとじぶんなのだが
それでは書き手がいなくなってしまうので
とりあえず駄文を綴れるうちは生かしておこう
いつも思うのだがじぶんを生存的に維持するだけなら ....
折り畳み傘の畳み方には コツがあって
器用ではないのに私は そこは 得意で
自慢するほどでもないことが一番素敵で
端麗に畳まれた造花の朝顔を傘だと指差した指が
私の人差し指をちいさ ....
窓を開け放ち
空気を入れかえる
朝の訪れを遮ってだらりと垂れ下がる
色褪せた思想を派手に揺らし
この胸を蝕み患わせている
積もりに積もった誇りや死っけを吹き飛ばし
....
私が修論で言いたかった事は「生態系は成熟すると愛に満ちてくる」
と言う事である。
植物生態系が遷移が移り変わるにつれて「潰し合う競争の社会」から
「共生する愛に満ちた社会」になる事を証明したかっ ....
風のち雨のち曇り空
わたしのこころの
お天気です
一つ足りない
忘れていない?
こころの湖面が
ゆらいでたずねる
*
晴れのち雨のち曇り空
のち晴れ晴れさやかな
風 ....
甘い誘惑はわたがしみたいにあたしにまとわりつく
でもね、いいことないみたい
苦い薬はね、頭にくるけどいいみたい
だって、ほんとのこといわれてるもの
おとなこども人は何回もそれをくりかえして ....
今日も天気予報は
はずれた。
梅雨時の天気は
難しい。
最近は当たるように
なった。
科学の進歩
驚く。
流体力学の偏微分は
嫌いだった。
池の中の流れを
バスクリンで測 ....
夕方に母さんに
言ってみたかった
今夜のごはんはなあに
母さんは包丁を使っている最中なのに
振り向いて笑み
あおの好きなものよ
じゃあポトフだね?
母さんはふふっとまた
笑み
....
明日がやってくる
道すじに
サァァ、サァァァ……と
雨が降る
──誰も寝てはならぬ
けれど
そのうち
雨だれのアリアを
聴きながら
いつのまにか睡ってしまう
今日に
....
パン屋の朝は早い。太陽が昇る前には起床。
パンを作る工程は秘密だ。
私がパン作りを人に知られないのには理由がある。
秘密にしないと魔法が上手くかからないのだ。
そう。私は魔法使い。パン ....
どうしてかな
これはキット嘘だ
でも
本当だ
みつめて
誰が組み立てたの
*
指が空から
手をともなって
降りてきた
そして
ただしさを
その
ありの ....
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