{引用=からだの奥から
たらたらと
わたしが滴り落ちていく
産声とともに泣いた日の
わたしの初めの一滴を含んだ雨で
シーツを洗いたい
足跡にそって
てんてんと広がった池を
みじめな ....
あー遅刻しちゃう
パンをかじって
牛乳飲んで
ネクタイして
そしてボールペンを
持っていた。
急いでコピーをして
お茶を飲んで
いつの間にかに
ゆとりを忘れて
いつも時間と ....
これって何かの間違いだったりして
夕方近くに先日面接受けた問屋さんからの着信
胸の震え抑えつつ電話に出てみれば採用しますの吉報だった
他の誰かと間違えていないよね
いつもの野良猫に ....
”恋愛”をしていたら、いつのまにか時間が過ぎてしまいます
その時間のせいで、”恋”は終わってしまいます
そして、その”恋”が終わった時に、どんな形であれ
上手いぐあい残っているの ....
ざぶんざぶん、ザブンザブン。
引いては寄せる波の音
月が見える。
潮の臭い
命の根源
懐かしい風
ここから全てが
はじまった。
時間が止まる
自分が消える
宇宙と繋がる
....
桜の花が咲いて
友と過ごした学舎と
別れを告げる
風に揺られて散っていた
桜の花弁を一つ
受け止めた
この桜の木も
数え切れない程の
出会いと別れを
ひっそりと校庭の端で
見送 ....
そっと抱きよせ
髪をなで
唇を重ねる
何度もキスをした
全てが始まる。
ちょっと苦しい。
見返りを考えない
愛情を与える。
心を尽くし、体を尽くし
愛を捧げる
手をつないで ....
心に沁みる寒さ
いつも一人ぼっち
誰とも話さない日常
蜻蛉のような命
初めはパッパカ
後はショボショボ
尻切れトンボ
こちらヒューストン
世間は冷たい
胸に凍みる
ない金を ....
心を無にする
声が聞こえる。
滴の音がする。
命の声がする。
流れる花
流れる雲
流れる命
流れる風
虫の音
優しい
悲しい
美しい
高架線の流れに押し戻されつつもドア際へ体を寄せれば
やがて天井桟敷の建物が左手に顕れる
夜勤明けの尻ポケットには馬券の束
そして耳に挟んだ赤鉛筆
「穴場に手を突っ込んだ勝負馬券は当然に ....
子供の心を忘れない大人になるんだ
いつもそう 思っていた
マックで子供あつかいされるの
嫌だった
....
台所に立つ祖母に声をかけた
今日の夕食の相談に
太陽が少し傾いて窓からこちらをのぞいている
ぼそぼそと話すと
野菜室からは季節外れのナスが三袋
びっくりして首を傾けると太陽と目が合った
....
つい今しがたTVニュースを観始めるまえまで
いくぶん柔らかめなカールのブリーチトブロンドの女は
薄切りのハニートーストと生ハムと桃を食べていた
その唇は鮮やかに紅く、甘い蜜に濡れている
花 ....
小さい時大好きなホワイトチョコレート
テレビのCMでやっていた。
それを食べると感動していた。
それが夢でありませんようにと
ところがある時から
チョコレートを見たくなくなった。
押入 ....
我慢強くなった。
辛抱するようになった。
待てるようになった。
辛さが増えた。
ほら笑ってごらん
愛する人の為に
自分をこらえる。
君の笑顔の為に
心と体を尽くし
全てを貴方 ....
タオル地のゾウさんは、ボタンの瞳
故郷のばっちゃんの瞳
とりあえず、ごめんなさい、ありがとう
昨日の話しは夢であり、
現実には起こらなかった。
一夜の夢物語
また夢を見る。
酒を飲み
煙草を吸い
缶コーヒーを飲む
くだらない話をする。
パチンコ、競馬、競艇
皆負けた。 ....
砂の上で
歩きながら考える。
このまんまでいいのか?
進歩がない。
本も読まない。
ゲームして
TV見て
カラオケする。
行きつけのスナックに
入りびたり
酒をあびるように ....
元気かい
達者かい
来るかい
飲むかい
昔の話をしよう
マージャンをして
語り明かした人生
部屋はタバコの煙で
曇っていた
君の触れた
手の温もり
何度もせがむ
マージ ....
ギターをジャカジャカ
かき鳴らし
ドラムをスットンタットン
ぶっ叩き
甘い声を発する
癒しのとき
純粋に伝えたいこの想い
本気で生きる。
冷めた態度じゃ
楽しくないさ
虚を ....
一日の疲れを取り
座禅を組む
無になる。
気持ちが晴れる。
また明日も荒野を歩く
世の中が白く霞む
雄叫び上げて
たとえ火の中、水の中
流行の顔で
流行の恋愛で
流行の服で ....
絶対とは個性である。
相対とは比較である。
それはまるで1匹の狼と
群れる魚である。
それはまるで男と
女である。
それはまるで欧米と
日本である。
それはまるでキリスト教と
....
主に体と心を供え物として捧げます。
感謝と賛美は私達の務めです。
困っている人を助けて上げたい。
命の平等性。
個人の尊重。
罪無き人はいない。
どんな人も1日は24時間である。
しあわせになれば
しあわせになるほど
こわくなる
しあわせになれば
しあわせになるほど
うたがってしまう
しあわせになれば
しあわせになるほど
なみだがでる
....
どれくらい進めばいいの?
この暗いトンネルの中
何すればいいの?
懐かしい故郷を背に
無くし物捜してる間に
いたずらに時が流れる中で
言えない思い抱えて
癒え ....
星屑に夢を抱いた
光り輝くその存在は
とても美しいものに
見えたから
雲に夢を抱いた
自由自在なその存在は
とても優雅なものに
見えたから
星屑と雲と夢
....
最近
札幌一番味噌ラーメンの
有り難みが分かった
野菜が食べられる。
ミニセットは皆美味しい
やっと野菜が好きになった。
野菜の量が増えた。
と言うか、美味しくなった。
でも肉 ....
今再び悪魔が蘇る。
生きていたいか
今宵死ぬのだ
天国へ行きたいか
地獄へ落ちるのだ
食ったら寝るな
寝たら食うな
頼れるものは何もない
全てのものは崩壊する。
I will ....
朽ち果てた誰も訪れる者もいない廃園
寂れた石畳の道をひとり歩く
色褪せた花壇には花一輪すら咲いてはおらず
春を謳歌していた面影はどこにもなかった
かつてこの花園で一輪の花を摘んだことがあっ ....
夜遅く喫茶店で
ジャズを聴く
また別の空間
くつろぎの時間
ボーカルと
ピアノと
ベースだけの
楽しい場所
目を見つめあい
ブルーベリーティーを
ゆっくりと飲む
明日は映 ....
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