ひとつ花が咲いた
またひとつ咲いた
ほらまた二つ咲いた
僕の隣には君がいる
酒が飲める
酒が飲めるぞ
君の吸引力は
すごいと言われた
呼吸の仕方
教えてあげる。
胸の高鳴り ....
星の瞬き
ウインクしてる
全ての人の幸せを祈り
見上げればステンドグラス
美しいものは
純粋な気持ちに
してくれる。
他人の為に
人生に失敗なんてない
今が一番正しい
今を ....
毎日が楽しい
貴方がいるから
毎日が楽しい
仕事があるから
4分6がいい?
それとも
3、7がいい?
家事はたぶん半分ずつだね
毎日サプライズの食事
お買い得品買って
君の ....
私の白くまさん
ふわふわ モコモコ
あったかい
いつも
甘える私を
優しく包んでくれる
ふわふわ モコモコ
あったかい
いつも
わがままな私と
遊んでくれる
....
心の奥の掌に
ずっと何か握ったまま
夢を追いかける友の姿に
眩しさを覚え
「思いきりやればいい」
そう歌う歌詞の中に
掌の何かが
もがきだす
それに気付 ....
―朝
ビルの階段を降りて行くと
何かの軋む音がする
たくさんの
時間の積み木が
押し合い
こすれ合って
順番を決めている
―歩道を歩く
山桃の並木が
慌てて生え ....
ゆっくりとかつしっかりと
時間は流れ
あわてない
ゆったりと歩む
オーラを感じ
時間がゆるりと流れ
しかし多くの事を成し
頭はフル回転
もし背中に羽が生えたら
未来にはばたき ....
キミがその手を伸ばす
私はキミの手を包み
キミは私に愛を描き
私はキミに愛を詠う
高貴な空を見つめ
積木を積み上げる私達
一つ一つの言の葉に
私は恋し
一つ一つの仕草に
キミ ....
振り子はゆっくり揺れていた。
鼓動はリズムよく打っていた。
イタキモチイ
疲れた。けれども気持ちいい
人は人として扱い
犬は犬として扱う
命の尊厳
命の平等
生き物それは愛すべ ....
青ざめた夕暮れの中で
世界のすべてが滅んでしまったような
そんな気がした。
地図のような街並みの中に
夜桜が零れる。
世界が素知らぬふりをする
僕だけがまるで迷子のように
突 ....
身を粉にして働く
マメねー!
と言われる。
そうですマメですよ。
愛をばら撒く
皆が可愛い
皆の{ルビ僕=しもべ}
皆の足を洗う
命を大切に
命を平等に
命に責任を
命に ....
風の中で震えていた瞳
あの日突然奪ったくちびるを
二度と忘れはしない
美しい少女よ
一生分の愛を君に捧げよう
自分勝手な愛で
君を愛し続けることを許して欲しい
例え永遠にこの ....
宅配便の到着を知らせる呼び鈴に立ち上がると
私の下半身を跨ぐように放屁ひとつ
あけすけな音と不摂生な臭さにパタパタと手にした雑誌で扇ぎながらも
これが夫婦ってことなのかと改めて考え直すまでも無く ....
上手ね
ほらできた
よしよし
いい子だ
君ならできる
こっちは忙しいから
あっちで遊びましょう
これはねーこうやるんだよ
ありがとう
すばらしい
バツはクスグリ
愛情たっ ....
父の命日がある季節
春
お墓参りもあまり行けず
貴方がどんな人だったか
よく知りません
私が私として生きている中で
一番イヤだったのは
貴方の世界に引きずり込まれ
貴方の ....
霧につつまれた煉瓦通りを突当たり、
古いビルの地下にその店はあった
暗い夜の匂いが滲みついた長尺のカウンターには、
いつしか様々な顔と顔が並んでいた
俺は雑音の混じるオスカー・ピーターソンのピ ....
川の流れのように
真っ直ぐに清らかに
低い所目指して
天狗にならない
透明で澄んでいて
もろくて優しくて
純粋で元気良く
神とつながる
嘘はつかないで
ばれるものだから
浮 ....
異国の地を歩く
知らない街を歩く
静寂
遠く修道院の
尼僧の溜め息が
聞こえそうな
遠く眠っている
赤ん坊の寝息が
聞こえそうな
このトンネルを抜ければ
あそこには光がある
あの光が
わたし ....
私の苦手な春がやってくる
暖かい風に誘われ
木々が芽吹き
やわらかい日差しに
恋が飛び跳ねる春
陽気な笑い声に
振り向けば
そこには春がいた
ガラスの向こうなら
....
電源が下りた
太陽は
真っ黒だった
燃え尽きてしまった。
太陽がなくなると
寂しくなった
皆静かだった。
月も消えた
青い空も
消えた
私達は
希望が欲しかった。
海に沈殿した子ども達を
耳かきで掻き出す
「わたし早くママになりたいの
と
餌を求めるように
口々に主張する子ども達は
飽和した酸素に触れたとたん
波に揉まれて白い泡になる
灯台の ....
街のあらゆる隙間から
浸み出てくる泥に追われて
JR駅構内の暗がりの
打ちっ放しのコンクリート壁に
ひっそりと身を寄せる
壁に走るひびはハイウェイ
ところどころ露出した
砂利 ....
嫌な奴とは
付き合わなくていい
共感できる人と
付き合えばいい
心の苦しみ
心の痛み
心の傷
心の過去
嫌な奴とは
口をきかない。
好きな人といる
心が満たされるって
....
竹の音
剪定の音
切符切りの音
みかんの皮
トランポリンで
飛び跳ねて
コーヒーの匂い
三線の音
じゃららん
宝石沢山つけて
どこ行くの?
無欲自然
氾濫する
春の本流を立ち泳ぐ
辺りには甘い毒素が満ちていて
脳から先に侵されてゆく
あらゆる感情の結び目は解けて
それがいいことなのか
悪いことなのか
判断さえおぼつかないまま
い ....
からっぽのぼくだけど
きみでは満たされない
本を読んだら
真っ黒のジュース
ぼくに満たされる
からっぽのぼくだけど
よれよれにはなっていない
天日干し一夜干し
流れ星がいいな
目 ....
忙しいのに
嬉しい
人の役に立っている
感謝してくれる。
体はボロボロ
疲れている。
体を横たえると
いつの間にか寝てしまう
目をつむると
光視症
マンデルブロ集合
アイ ....
空だけが高い 世界の隅っこ
風が通ることも難しいくらい
君の息遣いが近い
呼吸と伴に薫る 林檎ジュースとカレーの匂い
あれ?
ねぇ君
昼休みに食べたの?
不安な顔はしないで
別に気持ち悪くな ....
城をあとにした。
大きな湖
山々の壮大なる
景色
もう王冠や彫刻や壁画は
うんざりだ
幼稚園生には
苛酷だ
レストランのチーズも
嫌いだ
クロワッサンを
ココアにつける事 ....
私は弱虫
だからいつも笑ってます
悲しい事があっても
苦しいトキでも
私は笑う事をやめません
馬鹿にされたって
下げずまれたっていいんです
笑 ....
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