豊かさの中で
ぼくたちは泣いている

ほしいと思ったものが
いつでも手に入るから
いつでも捨ててしまう

持つべきものがなくとも
誰かが持ってきてくれる

便利さだけでは
豊かに ....
大好きな、あの人と同じ位置に ホクロが欲しいの


左眼の下 ナミダボクロ

削って尖らせたエンピツを グサッと刺して、ポキッと折って


私も ホクロをつくったわ

これ ....
時の放つやさしさは
熟れすぎるまえの果実
たおれこむ前に
僕がかき鳴らす
羽根を敷けばいい


何かいわなきゃ何か。ガシャガシャカギュウ
情熱より時間の方が先回り、ちぇいすちぇいす
 ....
青でつながってる
どこにいるかも解らぬあなたへ

ひさしぶり だね
わたしもしばらくここへ来ていなかったし
あなたももしかしてきっと ここへはもう来ていないのかな
だからいえる
「ひさし ....
天然ボケだよ
バカと言わないで
必死なんだよ
かっこ良くない

OH YEAH!
冗談を言って
楽しく居たいんだよ
からかわないで

朝霧の中
鳥の声
サルが吠えて
今蘇える ....
満天の星空を仰ぎ
潮の音を耳にして
灯台の光が眩しい
ちっぽけな自分が

くしゃみがでた
なみだがでた
はながでた
世の中は冷たかった。

南天の実が一つ
鳥が飛び
落ち葉
 ....
教室の窓から3列目
頬杖ついて黒板を見る横顔に
囁きかけて…って思ってしまう


第2ボタンまで開けた白いYシャツ
肘までまくり上げた袖から続く
長い指の爪の先まで見つめてしまう

 ....
雪は降りぬ
この庭に
サンタが下りぬ
この塔に

この日は誰もが
喜ぶ日
この日は喧嘩を
したくない

心の暖炉に
火を燈して
どんなに貧乏でも
生きようと思った

腹一 ....
りんごを食べたら
なつかしい故郷の味がした

と言ってはみたものの
この街で生まれ
この街で育ったから
故郷らしい故郷なんてどこにも無いんだけど

でも、不思議なんだよね
ひとくちか ....
枝分かれしていく 夜の
長く、しなやかな腕は
わたしを覆いながら それぞれ
しだいにたわんで その先端からやがて
着地し、朝に触れる



不必要なほどに震える あなたの
声と、指先 ....
これは明日のパンだと言われた
これは明日に辿り着く岬
丁寧に描かれたここは通路
これはあなたの横顔を書いたつもり
気遅れした線が
紙への浸透で変わっていく
並べられた額縁のそれぞれのう ....
あめよ逃げないで
白々しく霧、すとおむ。影ない静かすぎてこわい
炎よりもゆらぐゆらゆららいあい今あいされない

この胚は縮こまっている
この肺は誰にすくわれる

ツェロの弾く音だけが
 ....
横たわったキミを抱き上げますと
いつもより少しだけ
重たく感じました
しな垂れる細い手足が
ぷらりぷらり、

裸足の先の爪に
月光の蝶が留まって
おります
青の粉を撒き散らしながら
 ....
美しかった言葉
怪物の中に
悲しみをまさぐる怪物がいる
彼方までの距離を測ると
すべて等しく平行で
いつまでも
いつまでも
途方のないまま
そんな父と母は出会った




 ....
主に感謝します。
主をあがめます。
主よお許し下さい。
主よ懺悔します。

ジョンレノンは
天国も地獄もない
あるのは天と地だけだ
と言う。

信じるものは何?
裏切らない人は誰 ....
月の清けき夜 
折からの澄んだ風が
波のように襲ってくる感情を
鎮めようと
湖面を撫でるように
一陣 通りすぎる


暗い森影からの
ふつふつと湧くざわめきにも
耳をかさず
震え ....
辛い時 苦しい時
傍にいてくれる人がいれば
良いなぁと思う
何もしてくれなくても良い
ただ傍にいて
「大丈夫」って
そう言ってくれる人がいれば
そんな人がいれば
私は苦しくなんかない
 ....
体重増加 冬に備えて
暖房要らず 脂肪のコート

寒いの苦手 だけど夜中
外に出て 空を観る

愛のミシュラン
オリオン座の三つ星と同じ

クリスマスの本来の意味
知らなくたって  ....
?.親指

雑踏が導く理の
その、陰に息衝くものを
私の指先は
いつだって捉えながら
突き放している

高々と掲げた先端は
赦しを表すのか
もしくは、祈りの一つであるのか
 ....
もう、
回ってきてもいい頃でしょ?



「人生は±0になるようにできている」



映画にでてきて
やけに共感した、この言葉



「悪い事の後には良いことがある」

 ....
覚えたての年号を羅列して
自慢げにわらう少女は
昨日みた星のいろを
まるきり覚えていないという

羽根がほしい
羽根がほしい

微風がきせつを連れてきて
合図なんかいらない
気まぐ ....
僕が地球の裏側に行くまで知らなかった真理を
産まれ落ちた瞬間に すでに携えた人もいる

羨んで
贈った賛辞の
純真さ
いかほど

虚勢をはって
したり顔でからっぽな優雅さ

誰に ....
わたしって
よく道をたずねられる
どこかやさしげにみえるのかな
近藤さんの朗読した「夕焼け」って作品大好きで
繰り返し読んだりしたけど
登場する娘さんのように
「やさしい心の持ち主」なんか ....
泣かないで
笑って
人生は吉凶の織りなす
縄の如し

悪い事があっても
またいい事がある
All is well that ends well.
て言うじゃない?

途中はどうでも ....
夜更かしして
ビールを飲む
ゲームして
玉突き

タバコくわえ
バイクに乗り
いつか別れる
今だけの関係

バンドを組んで
ビジュアル系
かっこつけて
つれない男
中身がな ....
   キッチンから窓の外が見える
   小高い山の放牧場には三機の風力発電機があって
   巨大な三つ葉の風車が
   /ゆっくりでもなく、はやくでもなく/回っている

この街に近づく冬はい ....
ある朝の食事に
味噌汁とヨーグルトが
でた。
合わないと思った。

携帯がひっきりなしに鳴る
メールの嵐
でも業者からのメールは
掛かってこない。

何が欲しいの?
何をしたいの ....
さよならさよなら
聞いて、聞いて
まだ笑ってるね
まだ泣いてはだめ
だめだよ、えがおで

いっしょに おどって
忘れるまでくやしいなら叩け
わたしは大丈夫だから
 腕も足も折っていい ....
赤い葉っぱ 黄色い葉っぱ
これは茶色
秋はいろんな色の葉っぱがあって
とっても楽しいね

枯葉を踏む音だって
サクサク ガサガサ
いろんな音がしておもしろい
歩くのがおそかったかいちゃ ....
  木もれ陽を少し切り取って
  フローリングの上にそっと並べた
  緑色のきらめきが心に滲んで
  手のひらに新しい血が通う



  表面的な話をしよう
  未だ触れてさえ ....
乱太郎さんのおすすめリスト(8204)
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豊かさの中で- ぽえむ君自由詩18*07-12-1
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