昨夜の雨でまだ湿っているアスファルトは
打って変わった今朝の強い日差しを吸い込み
ジーンズに包まれた足元からじわじわとあたためる


今朝は目玉焼きを二つ作った
フライパンを火にかけて卵を ....
あなたは、ビードロの中

だから

今でも、そっと息を吹き込むの
自分には何も持っていない。
自分には目標がなくなった。
気の抜けたビール状態。
拍子抜け。底抜け、お馬が通る。

比較的暇な毎日。
と言っても遊んでいるわけじゃない。
おばちゃんに「目が ....
アリスはそこへ乱暴に投げだされ
黒い瞳に大粒の涙をためた
やがて朽ちてゆく散らされた意味の
灼熱に乾いたサハラカラーの砂漠の丘に
一面、蒼く鮮やかに咲く魔の花の
雑音交じりの夢へといざなう、 ....
昔たってそんな昔じゃない昔
筑豊とかの炭鉱では女のひとも坑内で働いていたらしい

上半身裸で乳房丸出しの腰巻き一枚
薄暗く蒸し暑いヤマの奥底で
気の荒い男衆に混じり
掘り出したばかりの石炭 ....
{引用=憂鬱な目覚まし時計、日常へ旅立つ自転車のペダル、決曜日


ぽっかり空いた胸ポケットに立葵を活ける、華曜日


眠れる森に訪れたファーブルたちの欠伸、睡曜日


静かなく ....
細い指を絡めて
愛を囁いた
湖畔に佇む
雨に濡れた木々には
震える小鳥が鳴いている

遠くまで流れていく雲
君は花畑の中で
太陽の匂いのするそよ風が
帽子を飛ばせば
愛が笑う
ク ....
人の善し悪しってのは
すぐに「キライ」って言う
そんな単純なことじゃ
わかんないんだよ
自分に都合のいい人が
いい人じゃないんだよ
親や友達じゃないから
そんな無責任なこと
平気で言え ....
             考える 考える
             君のことを考える
             君について考える

             油断していた
          ....
どこまでも果てしないブルー憧れは波の彼方に今も揺られて

水平線沈む夕日を背に受けて終わった恋を海に葬る

悲しみは寄せては返す波のよう真珠の涙{ルビ零=こぼ}れたままで

今もなお忘れら ....
 白紙の畑がひろがっている
 一本道をゆく
 と、ポツンと
 巨大なショッピングセンターがある
 集合住宅のコンクリート塊が墓標のように、山塊のように建っている

 そんな
 ....
気に食わない人ができた。
マイナスで無い、プラスで接する。
しかし、協力はしない。
上に立つ人は頭が低くないと
ならない。

自分のことだけ
考えていると
誰も助けてくれない。
もっ ....
それは忽然と現れた。
スパニッシュブルーの空を突き刺してそびえ建つ、
研ぎ澄まされた円錐形のオブジェ。
傾斜角75度の強い意志が天を貫いている。
指し示す先はどこまでも高く
その先端から曖昧 ....
彼女にカラオケ行こう
と言ったら
もう少ししたら
なんて言っておいて

お願いがあるの
友達のスピーチで言う事
考えて頂戴だってさ
早速その人に会って
話してすぐに書いてあげた
自 ....
地下鉄の窓に
乳母車の娘の顔が
蛍光灯に照らされてぼんやり映る
背景はグレーの壁で
配管が横殴りの雨のように流れる
全体が切れかかったTVのような眺めだ
帰れなくなった宇宙飛行士が
 ....
雨の日に
地下鉄を降りて
改札を出る。

マックのチーズバーガーに
噛り付く
君のメールを読む

いつも四葉のクローバー
僕はいつもあおい双葉
未熟者なんです。

最近友達のエ ....
話せば判る

夫婦喧嘩した際、父が母に言い放ったような

パパとママ、どちらが好きなの
そんな母の発した答えようもない問いかけに弟と私
布団のなか、ひたすら息を潜めるばかりで

話せば ....
ははは
ひひひ
ふふふ
へへへ
ほほほ

愉快でならない。
自分の時間が進んでいる。
自分の思い通りになり
好き勝手な事を言って
感謝される。

強引でない。
心を聞いて
 ....
{引用=

 またいつもの
 自転車にのって
 ぼくがむかっていた
 先とは
 どこだろう

 でも
 いまは
 どこだろうがかまわないおもいでいっぱいなのは
 はたして
 ど ....
朝の訪れるたび
切り離されたからだを思う
昨日との交信が途絶えて
寄る辺ない
なまぬるい風に
輪郭を確かめる


季節がしみこんでくるのと
季節に染み出していくのが似ている ....
多くの人に
影響を与え
多くの人に
励まされる

愉快な一日
楽しい毎日
色々考えて
実行をして

今日も電話
明日も電話
人の輪作り
落ちないよ
彼女は彼を愛していたし、
彼もまた彼女を愛していた。
傍目から見れば完璧な二人だったけれど
どちらも鋭く光る牙を
その身に隠し持っていたから
二人の恋はいつも死闘になった。
顔を逢わせ ....
その目線に合わせて見る
すると犬の視線は地面が七割くらいだったりして
とても驚くことがある

鳥の視線は高くて見られないので
飛行機に乗ってみる
パイロットはどんな夢を見るのだろう

 ....
 たった一本の卒塔婆のように
 不健康に伸びた櫓から
 私はずっと向こうの火山を見守る

 今にも昂りそうで昂らない
 噴き出しそうで噴き出さないそれを
 ひたすら見守りつづけて幾星霜も過 ....
ありきたりな時間を刻む
虚像は実像よりも鮮明

ここから貴女に手を振った
見えていないと知りながら
一生懸命手を振った

小さな子供が「こんにちは」と言ってくれた


貴女は脆い人 ....
月に兎が
みぴょこぴょこ

現実から抜け出したい。
苦しみから抜け出したい。

宇宙人と話しをして
涙を流す。

天には鳥を
水には魚を

果てしない地平線
果てしない運命線
  この、おはなしは、おはなしでは、ありません、という
ことを、{取消=まづ、ず?すにてんてんかな?}
    宣言しておくひつようを感じ増す。

かくりつ

 「つにてんてん」   2% ....
これだけは誓おう
君だけは幸せにしよう
子供だけは幸せにしよう
いつでも立ち会おう

空気の様な存在でいよう
存在を忘れてしまうが
無くては生きられない様な
そんな存在になりたい。
 ....
ただ苦しみに耐え
傷ついた心に
薬を塗り
癒される。

涙が出てくる
重い太陽
軽い月
アルペジオ

ぼやけた視界
生きているのか?
死んでいるのか?
切れかかった弦。
流れる水
流れる音
流れる空
流れる川

落ちる稲妻
落ちる水滴
落ちる花弁
落ちる聖霊

全ての命の為に
全ての心の為に
全ての詩の為に
全ての神の為に
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