小さな命は消えてしまった

新しい駅を造るために
もともとあった川はせき止められ
ある日
ただのどろの土地になっていた

川を移転させるらしい

駅がほしいのは
人間だけで
川に ....
朝シャワーを浴び
さっぱりとする
目が覚める
ワインでも飲みたい

仕事があるから
ヒゲを剃って
髪をとかし
歯を磨く

いつもパンである。
ヨーグルトと
味噌汁。
今日は何 ....
生活年齢
誕生日が来れば年を取る
誰にでもくる
避けられない

生理年齢
健康な人は体が若い
日頃の生活が
ものを言う。

心理年齢
心がけの若さ
日野原重明さんは若いのは
 ....
首都高を行く
ライトの嵐
すいている
眠い

早い判断を
要求され
行く先を決める。
150kmで走る
気持ちが良い

トラックは邪魔だ
一気に加速する
スポーツモードにする ....
忘却の城そこに幾千の鳥がみえた
ハスキーボイスの列車の合図がよなよな光っている
あてのない景色に空白の深呼吸が漫ろにわすれさられても
息を飲むようなリグレットに寝汗がとめどなく流れる 青 ....
ポエケットではなくエアポケット
チケットのない旅を君と

母が亡くなって最期は点滴でも間に合わない
栄養失調のまま昏睡状態で逝った

体格のいい人で骨壷に入りきらずに
納骨の係りの方に
 ....
夏は
エアコンを入れるせいか
気づくと
ガソリンメーターの残量計が
あとわずかということがある
ランプがあとひとつというのは
かなりアセル状況で
近くのガソリンスタンドで入れていこうか
 ....
 
あなたへ直線をひけないので

円をかく

今日も円をかく


 
{画像=120729111956.jpg}


夏の朝は
牡蠣殻がプッと息を吐き
bulletが恋しい季節です

秋には死んでいるだろう
冬には死んでいるだろう

夏の朝は
牡蠣 ....
ブロンドの彼女を
助手席に乗せ
オープンカーで
ひた走る

時速360km音速の世界
アイルトン・セナもびっくり
ポルシェで南に下がる
デズニーランドに一直線

ジェットコースター ....
サンディエゴフリーウェーを
東に走り
ルート66でカルフォニアまで
バイクに乗りひた走る

砂漠の中
サソリと友達になり
シュラフに身を包む
寒い

楽しい
嬉しい
また来たい ....
たとえば 光
たとえば 風
たとえば 涙

たとえられないものたちを

うたいつづけるものたちが

たとえる 光

それが 歌
迷い子は大人になってもさまようんだ
深い森はいったんはいっちゃうとでれないよ
ここにいるよ発信するあたしのこえ誰かひろってよ

そんなことばかりいってる気がする

一番知りたい答えってない ....
 暗闇
日は陰り片隅に小さく蹲り
音は次第に存在を増す
そして閉ざされた門の中で響き渡る
かくれんぼの鬼のように
孤独に数えられる


何が見える(ざわざわと)何も(ごうごうと)
見 ....
捨て猫に傘さしてやる梅雨の入り 今夜限りの歌を歌う
もしもロシアンルーレット
あっても外せる
早口で話して

ハイスクール抜け出し
もう一度キスをしよう
星の見える空を見上げ
寄り目で見つめる先に

校庭のもみの ....
バブルの頃
僕らは輝いていた
夢を見ていた
ハジケテいた

もし君が側にいたら
この色を伝えられるのに
沢山の話をする
眠れない日々を送る

君を一番知っているのは
僕さ
喫茶 ....
我常に磨いていたくあらまほし ぼくも夏毛になりましたって そんなアホな 
暑中お見舞い申し上げます   たま

雨の日はほら
また寝ぐせがついてる犬のひげにアイロン だめかしら

どしゃぶりの雨の中しつこく猫をさがす犬 ....
手のひらを見てごらん 
五つの指紋は 
太古の時を越えて 
君にしゃべっている 
{引用=
どこにもいかない、はなれない、といった、皿のうえで
ソーダのゼリーがゆれていて、わたしはなんだかかなし
くなって、すこしだけ涙をながした、冷たくて堅そうに
光っているスプ ....
血管をなぞっていったら
おそらくあなたにたどり着くでしょう
田舎行きの鈍行を三回乗り換えて
きっとあなたにたどりつくでしょう
あの浅黒くって日に焼けた
ごつごつしてたあの手の甲に
明日のわたしはわらっていますか?
明日のわたしはかなしんでいますか?
明日のわたしはなにをみつめていますか?

明日のわたしが生きているのなら
生きていることに
ありがとうをいうでしょう
 ....
横断舗道を
小学校六年くらいの
男の子たちの集団が
渡っていく

夏休みが始まったばかりだというのに
どの子も
こんがりと日焼けしていて
プールでもいくのだろうか
子犬がじゃれ合うみ ....
カーッ カーッ カラスが
近所中に響き渡る声で
仲間に何か伝えてる

ピュー ピュー 小鳥のヒナが
か細い声で おかあさんに
ごはんをねだっている

ミャー ミャー ふけネコが
でか ....
a,

波打ち際にしゃがみこんで
砂浜にいくつも円を描く
白いスカートの裾は
潮にひたひた濡れて揺れて
手の甲に透けた
青い筋がきゅっと強張る
最初の晩から此処へ来て
明日には帰 ....
雨を押すと出る
水彩の
青空


夕方の
爬虫類の



波に奪られた
光に奪られた
警告


白墨
白の絵の具
何も描けずに打ち寄せる

 ....
蜂をしゃぶったのどに光が当たる
竹ひごで編んだ身体に風が吹く
シャーベットカラーの臨終に手足が跳ねる
沖あいでこいびとが放ったブイが海中へ消える
香水と星とが同時に蒸発する
水のようにド ....
 夜間高速
肘から先の宇宙は
少年時代に繋がっていて
綿菓子みたいな青春が
笑顔で僕を待ってる

 螢
てらてらと鳴いている
光は人の絆を蝕む
川に小舟を浮かべるよう
やさしく空へ ....
うまく言葉が出てこないから花の種をまく
乱太郎さんのおすすめリスト(8204)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
小さな命- そらの珊 ...自由詩10*12-7-31
- ペポパン ...自由詩2*12-7-31
年齢- ペポパン ...自由詩4*12-7-31
ベンツを走らせ- ペポパン ...自由詩2*12-7-31
クレヨンの国- マーブル自由詩412-7-31
エア・ポケット- 梅昆布茶自由詩2212-7-30
ガソリンメーター- そらの珊 ...自由詩8*12-7-30
円をかく- 殿上 童自由詩39*12-7-30
永訣の朝- beebee自由詩25*12-7-29
音速の貴公子- ペポパン ...自由詩6*12-7-29
アメリカンドリーム- ペポパン ...自由詩2*12-7-29
たとえば光- ルナク自由詩412-7-28
ここにいるから- じじ自由詩17*12-7-28
裸の世界- ただのみ ...自由詩16*12-7-27
「梅雨」_俳句さく咲く- 北大路京 ...俳句5*12-7-27
ロシアンルーレット- ペポパン ...自由詩2*12-7-27
笑顔で- ペポパン ...自由詩3*12-7-27
あらまほし- ペポパン ...川柳2+*12-7-27
ちぎれたしっぽ- たま短歌23*12-7-27
いのちの声- 服部 剛自由詩512-7-26
海のゼリー- mugi自由詩7*12-7-26
無代- 水玉自由詩4*12-7-25
明日のわたし- そらの珊 ...自由詩9*12-7-25
街角の風景- そらの珊 ...自由詩10*12-7-24
- マリエ自由詩612-7-24
海の家- peau自由詩12*12-7-24
ノート(ひとりの子)- 木立 悟自由詩612-7-24
浄化のシステム- 平井容子自由詩1912-7-23
さみだれ- さひ自由詩412-7-23
うまく言葉が出てこないから花の種をまく- 北大路京 ...俳句9*12-7-22

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