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昨日から
風の香りが
変わった
もう
空も色褪せて
し残したことが
たくさんある気がしてるぼくと
したりないことが
たくさんあるきみと
明日はみえない
季節だけ ....
夢を見て
夢で見て
それ以上に
何が
これが僕らのリアル
透き通った現実
朝の子が
帰っていく
いちにちの
つとめを終えて
ピンクのグラデーション
さよなら
また
明日
あえるね
透明な風が
ぼくらを包む
夏の香り
夕暮れの風
きみは
笑うけれど
ねえ
今一瞬だけ
真顔で言わせて
きみは
きみのままでいて
きみのすべてを
ぼくが肯定するよ
無理しなくて
いいから
....
天井高く
はめこまれた窓
少し欠けた
月が見えている
それは
絵画のようで
そして
こうやって
病院生活をしている自分も
まるで
すべてがフェイク
変えようのない過去
変わるかもしれない未 ....
みっともないくらい
キミが好き
世界が
美しく見え始めたんだ
キミのおかげで
今
キミがいなくても
こころの中で
キミの名前を呼ぶよ
呟きながら
俯きな ....
天空が開いた
光の梯子
天使が舞い降りる
お願いだ
ぼくを連れて行って
憧れの空の上
待ってるひとが
いるんだ
でも
天使は帰っていく
空が雲に覆われる
人々の願いは
いつだって
....
この朝
キミはまだ眠っている
ボクの横で
安らかな寝顔で
でも
ボクは気づいているんだ
キミが
ボクから去ろうとしてること
新しい船に乗り換えて
ボクから旅立とうとしてること
ボクは
ここ ....
あたしの
こころの
キレイなとこだけぜんぶ
あなたにあげるよ
受け取ってくれなくても
健やかなるひとにも
病に侵されてるひとにも
何故か平等に
朝が訪れる
でも
きっとみんな
気づいている
平等なんて
有り得ないってこと
そんなキレイな世界は
訪れないってこと
わかって ....
まだ青い実が
道に落ちている
成熟を知らぬままに
その存在を主張する
ああ
ボクに
何が出来るのだろう
いつまでも
子供のままじゃ
いられないんだ
青い実が
道に落ちている
誰もそれを
拾おう ....
太陽が昇り始め
朝がきた
キミとの
最後の夜が
終わった
寝不足の瞼に
氷を押し当てて
苦いタブレットを噛み砕く
明日から
どう生きようか
つまりは
キミのいない ....
眠れない夜を
乗り越えて
カーテンを
開ける
おはよう
朝が来たよ
今日も
世界は
美しいよ
ちゃんと
地球は
回ってるよ
風が吹いてる
人々はざわめいている
月にはひとの足跡がついている
それでも
ぼくら
会わなくちゃいけないんだ
星の川に
きみを
横たえるよ
雲をかき寄せるから
....
まるで
造花みたい、って
でも
こっちが本物で
香りだってするし
でも
偽物みたいに
綺麗で
どっちなのか
わからなくなるよ
カリッて
あたしの殻を
割って
中から
とろんって
あたしが
溢れ出すから
踏み込む勇気、ある?
あの夏
ぼくらは
無邪気だったね
森のなかで
草をかき分けて
誰も来ない場所で
ふたりで息をひそめて
もう
ボクには
登れない
思い出が
蚊のように
つきまとうから
降り出した雨に
次々と傘が開いてゆく
あたしもつられて
傘をさす
雨の音が
変わる
傘にあたる雨の
人工的な音が嫌い
閉じ込められた
空間が嫌い
傘が重くて
....
こころ変わりするの
たぶん夜ね
雨の記憶を
すみずみまで
湛えて
夜毎
こころ変わりする
そらのいろに
染まってゆく
わたし
脳が絶え間なく
考え続けてる
こころがたゆまず
感じ続けてる
止めるすべはない
青空
雲がゆるやかに
ゆるやかに
風に流されてゆく
風
だから、
次 ....
そらのまんなかに
二重の虹が
かかっていたんだ
あの虹に
追いついて
追い越して
虹のふもとには
宝物があるという
きっと
あの虹のように
なないろに笑う
キミがいるから
ボクは
全力で
走 ....
寝転んで
夜空を見上げる
ディープ・ブルー
この大地は
あのひととも
繋がってるのね
些細なことで
このそらが
色褪せても
ちゃんと覚えておくよ
この夜の
静 ....
遠い記憶
あのひとが
言ってくれたコトバ
キミの存在価値は
ボクが認めるって
信じよう
覚えておこう
このそらの下に
あのひともいる
もう二度と
会えなくても
太陽のいろの
バケツが
雨に晒されてる
静かで
雨の音しかしなくて
わたしは
ただ
壁にもたれて
泣き続けて
遠くまで続く
薄紅色のアーチ
やわらかな風
さくら舞い散って
ぼくは走り出す
トンネルの向こうに
キミがいる気がして
待っててくれる気がして
全力で、
走って
走って
普段通る坂道の桜
満開で
凛として
立っていた
その
普段の桜を
愛でよう
名所の桜なんて
しらないひとの結婚式みたいで
身近かな
坂道の桜を見上げる
確かに
お日さまが
輝いている
今日が
終わるまえに
あなたに
会えたなら
巡りあったのは
私の運命
遠く遠く
離れているのは
私の宿命
そばにいて
そう言ってもらえたなら
すぐにでも
会いにいくのに
電車を
乗り継いで ....
今日は父の誕生日。
父と母が出逢って
私が産まれた。
それが私の原点。
まだ生きている。
それが私の宿命。
こんな
きれいな夜景
だれに
あげましょか
夜の帳にくるんで
天の川をリボンにして
お月さまのオブジェを添えて
だれが
受け取って
くれましょか
異国の地を歩く
知らない街を歩く
静寂
遠く修道院の
尼僧の溜め息が
聞こえそうな
遠く眠っている
赤ん坊の寝息が
聞こえそうな
このトンネルを抜ければ
あそこには光がある
あの光が
わたし ....
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