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数は未知数
棄て駒はいつも捨て身で
少しの燃料を積み
自由のために炎の中をかけていった
どこから狙われているのか
生きる僕はいつでもターゲット
ここが僕の心臓だ ....
世紀末はどこかで霰が降るらしい
いつかこの変わらない天が
何年か後は蒼の色を忘れてしまうのかな
揺れながら人を避けながら
それでも踊るのは何故だろう
ゆらりゆらりゆら ....
欠ける月の裏側
隣にいた乗客は
溶けて灰になっていた
塞いだ耳の奥からは
もう一人の僕が囁いていた
雑誌の名前も知らない女が
此方に微笑んでいるのは
レン ....
生きているのか生かされているのか分からない今
気が付けば歳だけ取るばかりで何も掴めていなかった
いつかみたあの風景をもう一度確認したくて歩いた
所詮はただの気休めでしかない事など分か ....
体が溶ける謎は説けぬ
君は去った街に残るのは
涙の水溜まり
途切れなく続いている毎日
心の端の方では落ち着くらしい
ほどけなくなった靴紐には
最終的にハサミの刃をあ ....
汚染される超次元ステージ
醜くなった雛をみて
みえないふりをした
溢れた水銀が光をおびて核になる
ガンジス川では今日も
ピラニアが草食系
計画などないけれど
....
空想を語りつぎ
今はただ虚無でしかない
物語りはかなりの頻度で
涙をながした
ありとあらゆるもの全てに
意味があるけれど
時代がすすみにつれて
その意味がうす ....
世間では今枕絵が熱いらしい
見たことのない景色みしてよ
わがままだけどいいじゃないか
こんな広い宇宙の中なら一つくらい
夢物語りの世界が合ってもいいじゃないかな
通り魔は ....
鳴らないチャイムを待ち続け
今日も1日が過ぎて行った
明日の僕に手渡す物は
多すぎて目眩がした
足も耳も目も鼻も手も全てのパーツは
一つも合うものがなかった
中古と ....
あきれるくらいに騒がしい日々
今日もだるい体を無理矢理起こした
歴史の教科書は重くて
過去の寸劇をかきしるしていた
落とし穴を掘っては自分がはまるのを繰り返していた
更新 ....
未来は光より早く進む
知識の海は今日も荒れていた
僕が死ぬ夢を見た
気が付いて目覚めたら帰りかたを忘れていた
約束の時間には間に合いそうになかった
想像は毎回期待していた ....
隠れキャラは見付かるまでずっと隠れていた
錆び付いた針金で檻をつくったよ
けれど錆びていたからすぐに壊れてしまって
それは檻と呼ぶには理解出来ないものになっていた
鋼のハートを ....
頭のネジ一本
理想や空想にたよりっきりで
何も行動を起こすことはない
体が重く元気がないのは
もともとこんな感じだったから
耳鳴りがいつもして体は雨で濡れたように重い
....
いますぐに気が付く
僕らをつなぎとめるものは
余りにも脆いものだった
届きそうで届かない
このもどかしい感覚は
味わうだけでも嫌だった
僕はいつも笑っていようと思っ ....
もしもうひとつのパラレルワールドがあるのならば
その世界の僕はどういう人生を歩んでいるのだろうか
もし幸せな人生を送っているのかな
僕の人生と取っ替えっこしないかい
君が死ぬと ....
壊れたものを修理にだしたけれど
どこの店に行っても直すことができなかった
別れ際のあの不意な涙は
今も僕の掌に落ちて染み付いている
必ずハッピーエンドになるとは限らない
....
仮にアレがアレだとしたら
意外に簡単に理解ができる
とどかなかった物は
隣の席に座っていた
綺麗な世界をみたいなら
とりあえず待って帰ってきたら
おかえりなさいとく ....
試行錯誤の裏の裏
銀色の鎧はマニュアル運転
カリスマもでるは変形顔面
理由の価値は1億よりは軽い
信頼を叩き潰すのは
蟻の行列
心の奥より沸き上がるのは ....
人生はゲームだ
このステージに産まれた瞬間に
ゲームはスタートする
プレイヤーは自分自身を操作して
攻略を開始する
プレイヤーによってエンディグはバラバラ
けして同 ....
香の濃いコーヒーの匂い
時間など忘れてしまいそうな一時
走るのを止めないのは
駆け抜ける風が心地いいから
旅にでるからもちものはきびだんごで
そういって後にした
数 ....
残り少ない飴を手に取り
それを口の中に運んだ
昔々の魔法が使えた頃の日々は
それはそれは楽しそうだな
軽快なケルト音楽に合わせて
何処までも蒼い草原を杖片手に歩いた
....
四次元ハーモニクスは
夜の公園に不気味に響く
欠片を拾うことを
罪へのお返しだと思い
喜んで組み立てていた
見えない所では
僕が思う人は今日も
ネオン街へ知ら ....
シャンプーハットを被って
カッパと言い張った
100%天然素材そんな物体は
本当に人間に害をなさないのか
いつか全人類が僕だけを残し
死んでしまったら
それは愉快で ....
誰も居ない街の
小さな家の壊れて音がでなくなった
ピアノの前に腰掛け
ふうっと大きな息を吐いて
埃まみれな黒のボディを見えるようにしてやった
そして音の出ない鍵盤を必死に ....
広い広い空に
声が枯れるまで叫んだ
実験室のビーカーを覗いて
華麗な幻想に驚き
ガラスはただ割れて
僕を傷つけてしんでいった
もう咲かないのかなと
うえきばち ....
堕ちていくのは
時計の針かはたまた
砂時計の砂か
どちらにせよ結果は同じ
両方時を刻む魔法器具
君の小さな手の平を
繋いでふさいでもいいですか?
曖昧な返事は ....
棒人間は今日も黒い涙を流す
言葉よりも大きな気持を
整理整頓する
嘘っぱちな深夜通販番組を
薄目で見ては誉め称える
貴方は死刑と言われたけれど
そんな証拠は何処にも ....
揺れる花は荒野に一輪だけ
その上で流れた一線の流れ星
空間は穏やかに過ごしていた
まだまだ口にだしていない言葉は
たくさんあるけれど
それもこの花が枯れる時には言えるだろ ....
我が思うのは
迷宮の地獄の解読図のもとめかた
今日は誰を明日は誰を
そう考えて毎日を過ごす
理由はどうあれシッポをふんじゃったのは罪深き貴方
時は視ていた
その踊る ....
家の押し入れにしまってあった誇り被ったギターを
みつけだしてそこから僕の人生は決まった
一人もくもくとそのあまり音がよくない安物ギターを
朝から晩まで引き続けていた
将来はビッ ....
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