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蝶は夏の光を泳ぐ

ふわり ふわり

目には楽しげで 

花を愛し

仲間と戯れて

ときに人にも寄り

いのちの季節を謳歌する



さて黒い揚羽がまるで
 ....
赤い目の少女は
わたしの手をとって
銀河の階段をのぼっていく
はじめましてもしないまま
あなたらしくないのよ
出会ったばかりの少女は笑う

長く遠い星を登って
雨の降らない空を ....
ひもじいといって、啼く蝉はいない

白亜紀の時代から
ひとはひもじい生きものだったという
そのひもじさに耐えて、恐竜から逃れて
生き延びることのできる生きものだったという

生きて
生 ....
ぼくは もちろん きみじゃない
ぼくは もちろん あなたじゃない

きみも もちろん ぼくじゃないし
あなたも もちろん ぼくじゃない

けれどたったひとつ
ぼくにもきみにもあなたにも
 ....
東には青色の竜
南には赤色の鳥
西には白色の虎
北には黒色の亀

そして
中央には黄色の麒麟

日本橋の
中央には翼を持った麒麟が
鎮座している

かつては
五街道の起点 ....
存在しない自分を見つめる事

日がな、誰でもない自分との対話に終始する事

・・・孤独を極めればそれは世界となり

都市があり交通路もある一つの王国となる

そんな事共を僕は自らの ....
真に受け取るのは 生真面目な粋な魅力 アンタは

 傷つかない

されど 馬鹿にされたような余韻が眠りを妨げる 怒りで眠れないのは

 極悪に厄介 祓いまで若すぎて年輪を待って ....
昼すぎ、
私の2メートル先
短歌と俳句と川柳が
歩いている
散文は空中を漂い
どこかとリンクする
一枚の写真が削除され
殺風景が投稿される
誰が言ったか知らないが
海は広いな大きいな ....
例えば、私という人間は

この滑稽な劇の中では

脇役の中の脇役・・・背景に過ぎないという

そんな「常識」がある
 
そして、この劇の主役というのは誰だろうか・・・?

例えば、 ....
私は何も書く事はできない

・・・おそらく書くべき真理も事実も教説も

全てこの二千年ほどの間に書かれてしまったのだ

・・・なのに、私は何故、書くのだろう

どんなポエジ ....
人類は忘れるという本能を繰り返し成長する。
成長とは常に新しさを追求するものだ。
新しさを求める芸術家の本能とは
、なんと浮気な性質だろう。
詩を書く行為とは常に新鮮なセックスを求める本能 ....
「雲は水蒸気からできている」

学校の授業ではそう教わったように思いますが

小さな 小さな 水の粒や

小さな 小さな 氷の粒で

本当は出来ているのだそうです



私 ....
ふと君を思い出す
晩夏の暑い日

君のためにと
一片の祈りを捧げる

ただ
君の幸せを祈って

そして僕は
ブルーハワイの
かき氷を食べるんだ
御爺ちゃんは お魚を食べるとき それはそれは丁寧に 
その骨をならべて
なぜか 零戦の話をしてくれた 
骨のアーチを並べながら、「綺麗だ」「綺麗だ」と
繰り返えしながら 並べられる銀色
 ....
私に語る言葉はなく

だから、世界は私には不透明だ

どんな、言葉も何がしかの意味を持つので

私は私の言葉を沈黙させたい

そして、それはピアノのキーのように

誰かが叩 ....
夜空に
虎たちはみごとな円を描いた
あなたが笑ったので
電波は世界のすみずみを叩いた
たくさんの点で構成されるあなた、
膨大なたんぱく質で構成されるあなた
この世のなにかが
まぼろし ....
これがその筋のひとのいう娑婆の空気なんだろう
別に刑務所に入っていた訣じゃない犯したのはただの喧嘩だ
しかし傷害事件とされ刑法弟39条による検察官の申し立てで
心身喪失で入院送致の判決が言い渡さ ....
好きな人がいる
好きな人が私を好きになった時
私は別に好きな人がいる

行きたい場所がある
行きたい場所にいった時
私は別の行きたい場所がある

髪を切りたいと思う
髪を切ってしまっ ....
何故、これほどまでに多くの詩が存在するのか

・・・ふと思うのだが、この世界の詩の大半は

詩的ではあっても、詩ではない

それは詩への憧憬ではあるが、詩ではない

そして、詩を形 ....
 ドキがむねむね


毎日コーヒーショップに来ては
テーブルにノートPCと書類を広げて
何やら書いたり考えたりしている
メスのニワトリがいる
近くのオフィスに勤めているのだろう
赤 ....
山から差す日差しで顔を洗い
谷から吹く風で口をすすぐ
毎日そんな素敵な朝を迎えて
岩盤浴の様に 大地に寝ころび体を清める

そう 人間がもし水を必要としなくても
生きていける生き物だったら ....
下町の団地の小さな台所で
母が作ってくれたホットケーキには
必ず人参のすりおろしが入っていた

海を隔てた異国の地で
日曜日の朝私が作るパンケーキも
やはりほんのり柑子(こうじ)色

 ....
僕は君をスキャンしてもう一人君を作ってしまった
とても素直で良い娘だ ちょうど昔の君みたいに

3Dプリンターは存在しないものは作れないんだ
僕はまた恋をするだろう 3Dの君に

そして携 ....
あなたたちは自ら望んで
戦地に赴いた訳ではない

ただ父や母や祖父や祖母を
そして幼き子と愛する妻を護るために

玉砕覚悟で銃火飛び交う島々へと
海では一機一艦の命を受け空で散華された
 ....
  犬
  モップの形をした……
  砂塵はさらさらと舞い、
  生活のひびに埋まっていった



  きみの手は老人のように冷たい
  きみの眼は翡翠のように冷たい
  そ ....
いくぶん体温の高い
あなたを胸に抱けば
心の真ん中にある
バターが溶け出し
私は
ホットケーキになった

ふくらんで
ふくらんで
痛いほどふくらんで
あなたに与える
ちょっとのほ ....
言葉と私はひとつにならない
私は私に話しかける
私自身の現代詩による
欠陥のすべて

そう、
あなたは話さない青
沈黙を重ね盗み続ける青
そのすべて

話せば話した分だけ
孤独に ....
 
目がさめると

しぼんだ わたあめ

しぼんだ ふたり




 
  あちこちで物音がして
  生まれたり死んだりしている
  洗ったばかりの白いシャツ
  でも、なんだか袖を通す気になれず



  日曜日はいやなことから目をそらす
  べ ....
詩人の方々
告白します
手元にある数十冊の詩集
八割以上は古本屋で買いました
おまけにほとんど百円コーナー
いくつかの本には裏表紙に
詩人のサインと送った相手の名前
生々しく痕跡本です
 ....
まーつんさんの自由詩おすすめリスト(3041)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
仕舞蝶- ただのみ ...自由詩21*13-8-25
「雲の上に雨は降らないのにね」- 自転車に ...自由詩113-8-25
朝の日記_2013夏- たま自由詩34*13-8-25
ぼくらは誰にも似ていない- HAL自由詩6*13-8-24
麒麟- nonya自由詩23*13-8-24
一本の花- yamadahifumi自由詩213-8-24
生真面目なアンタ- 朝焼彩茜 ...自由詩9*13-8-23
短歌と俳句と川柳と散文と現代詩- 左屋百色自由詩10*13-8-23
私の中の劇場- yamadahifumi自由詩213-8-23
『私』の存在不証明としての詩- yamadahifumi自由詩413-8-23
HONNOU- アラガイ ...自由詩8*13-8-22
いやらしく馬鹿な女の子- 時子自由詩813-8-22
祈り- 渡辺亘自由詩413-8-22
- るるりら自由詩17*13-8-22
言葉- yamadahifumi自由詩313-8-22
まぼろし- はるな自由詩913-8-21
のっぺらぼう- HAL自由詩4*13-8-21
ズレ- そよ風自由詩213-8-21
詩に似た詩についての詩- yamadahifumi自由詩413-8-20
ドキがむねむね/リーマン- 壮佑自由詩12*13-8-19
脱水症状- Neutral自由詩413-8-17
柑子色のパンケーキ- 夏美かを ...自由詩29*13-8-17
3Dプリンターの悲劇- 梅昆布茶自由詩11*13-8-16
御霊(みたま)への歌- HAL自由詩8*13-8-15
似ていて、けれども違うこと- 草野春心自由詩313-8-14
食べさせる- そらの珊 ...自由詩18*13-8-13
未詩- 左屋百色自由詩11*13-8-13
わたあめ- 殿上 童自由詩25*13-8-11
勝手にしやがれ- 草野春心自由詩513-8-11
告白と言い訳- ただのみ ...自由詩24*13-8-11

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