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お土産ひとつ 幸せひとつ



 
  永い夜の後に
  束の間の朝が来て
  君はシャワーを浴びている
  水の弾けるその音だけを僕は
  窓辺に立って、じっと聞いている



  冬の朝陽に目を細め
  少 ....
詩にかなしみは必要ない
詩人がかなしげである必要はない
でも思い込みの枠を外す
鍵を手に入れるには
かなしみが必要なのかもしれない


詩は沈黙

そうである必要はない
誰でも入れ ....
雨が降る日はねむれない。



目をつむれば嫌な夢

幻覚のまがいものまで見えるから

頭でもいかれたのかと思った。



あまりに私が眠らないので

男の人はお家 ....
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からっぽな心 / 電車の影を追って


電車の窓から外を見ると冬日の光の影が
併走す ....
いろいろなことが頭上に浮かぶ



昔飼っていたたくさんの猫

わたしはみんなを捨てたのだ



私以外誰も覚えていなかった。



約束も守れない身勝手な私

 ....
じゃりじゃり砂を噛む

骨と肉のあいだに砂がつまっている

心のすきまにも砂がつまっている

どうにかしなくちゃ

身体も心も重くなる

ソレダバ

耳を傾け片足トントントン
 ....
僕はなぜ
今日も詩を書いた
こんな詩を書いたのだろう

失業して
ぼんやり一人旅に出た
北欧の街で
  橋の下の叢に
  ひっそりと落ちていた
  真珠色の受話器と
  捩れてしまった一本のコード
  その先は川に入っていて
  その更に先は
  わからない
  暮れ時、水面に ....
あてじをして
かいていたのを
ほんとうの
かんじの
つかいかただと
おもって
おやに
きいて
たしなめられたときから
20ねんたっても
はいぐうしゃが
できなかった
ときは
 ....
手を出すなといってみたところで
そもそも
なんか
おれの
ものじゃ
なかった
ので
てを
だすなと
制止する
いみが

でも
じょうぎの
かしかりとか
してたら
とめな ....
まっくらな森の中で

凍りついた花を

少しずつ溶かす月の明かり

決して優しくもなく暖かくもないが

あなたのためならばと照らす

ハノサキユビサキ

ハナビラクチビル

 ....
何だろう
自分を失うときに 僕は
得るものがある
何だ それは
わたしはロボットになりたい
身も心も疲れ果てたとき
気力を失い起き上がることすら儘ならぬときでも
いつもと同じリズムとトーンで
自分の務めを果たせるように

わたしはロボットになりたい
 ....
ゼムリャフランツァヨシファ,ノヴァヤゼムリャなどロシア系のことばには語感に考えさせられるものがある 思うにゼムリャが島でフランツァヨシファは人名だが,授業中暇なときはそのようなことを書きとめる 言葉はいつも存在するだけだ。
どんな狂ったことを書いていても。

時は無情…。
フランスだとか、どうでもいい。
金ばっかりが、欲しいんだ。
CDなんて、売れなくなった。

旅人なん ....
  白い雪が
  透明に変わるころ
  蛇口を静かにまわして
  飲みかけのビールを捨てる
  部屋を照らしている
  つけっぱなしのテレビ番組と
  灰皿に残った、ただ一本の吸殻 ....
  私があなたを好きになった日、
  私の心は赤かった
  闇夜に灯った明るい火の輪
  一頭のライオンが駆けてきて
  ひと跳びにくぐり抜けていった
  その先は草原になっていて
 ....
車のフロントに
5センチくらいのきずがついた
気になる
うんてんしていて
気になる
なおらない
ずっと
けっして
なおらない
これから
ずっと
なおらない
ずっと
きになる
 ....
針金の先端の尖った針が
心に突き刺さって血を流す
薄い膜に覆われた半透明の未来
触れると壊れそうで怖い

漠然と広がる未来は
わたしをいつも不安にさせる

指先に沁み込んだ ....
 
音だけが交差する 黒い海

波間にキラキラ 海蛍

お願いだから消えるなんていわないで 海蛍



 
さかなが
はらを
あおむけて
ねていて
しんでいく
ところが
ぎょふくほ

ちゅうごくの
ちゅうぶにあって
じょうようの
ちかくで
ここう
ちほう

きっさてん
いく
 ....
ついて行けない世界がある



この頃は ついて行けない世界が急激に増えてきた





だから 今は ベンチが友達だ


無欲と 諦めが支えだ





 ....
夢に浸るのは
無駄だと
いい加減に気付け

と自分に言い聞かせる

夢のなかぐらい
いいじゃねぇか
構わんだろ

と自分に言い聞かせる


朝に目が覚めれば
思い出になって ....
やわらかいさとうきびの群れが わきの下でそよぐように


すこし笑わせる なにかの間合いからはじまった





でも  今じゃ  ごきげん


ゆるやかな陽射し  は ....
日常は何もすることもない。多くの人間は暇なのだ。なぜ日本人は働かされているのだろうと思う。立派な人間であり、失業者である彼らを何が働かせようとするのだろうと思う。働かない自由があって当然だと思う。大学 .... 自分さえよければいいのか?



同感である



この朽ち果てた なすび!

腐った アボガド!




思いやりのように風化していく野菜たち 恋人たち 老婆たち
 ....
二歳くらいのまだ舌足らず
睫毛の長い女の子と
並んで待つ間に
若い母親と世間話など

診察室のてんやわんや
医師はくり返した「きっと泣くよ、泣くよ」
彼もいやだったろう
施術は長く、泣 ....
午後から晴れるといっていた
天気予報があたらなくて
午後になっても
憂鬱な雨が降り続く

湿った食パンは味気なくて
作りかけのジグソーパズルに
八つ当たり
床中に散らばったピース ....
形あるものいつかは壊れる
じゃあ少しずつ変化させましょ
丸いものには角を足し
四角いものにはやすりをかけて
それで続いていくのなら
素敵なことじゃあありませんか

行かないで、希望の贋作 ....
まーつんさんの自由詩おすすめリスト(3033)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
お土産ひとつ- 殿上 童自由詩21*12-2-7
象を待つ- 草野春心自由詩612-2-6
かなしみ- 深水遊脚自由詩9*12-2-6
雨の日- 自由詩312-2-6
からっぽな心_/_電車の影を追って- beebee自由詩28*12-2-5
猫屋敷- 自由詩212-2-5
砂を噛む- 灰泥軽茶自由詩6*12-2-5
コクヨノート- 番田 自由詩112-2-5
受話器- 草野春心自由詩612-2-3
癌駄無- 6自由詩212-2-2
俺の○○に手を出すな- 6自由詩412-2-2
月のミゾレ- 灰泥軽茶自由詩4*12-2-1
今日、晴れ- 番田 自由詩212-2-1
もしも_なれるものなら- ただのみ ...自由詩9*12-1-31
ゼムリャフランツァヨシファは_どこにあるのですか- 6自由詩212-1-31
旅行は次に- 番田 自由詩212-1-31
飲みかけのビール- 草野春心自由詩7*12-1-30
わたしのいろ- 草野春心自由詩7*12-1-30
闘亀伝ブリガンディーネ- 6自由詩212-1-29
【_針金の未来_】- 泡沫恋歌自由詩6*12-1-29
海蛍- 殿上 童自由詩25*12-1-28
ぎょふくほ- 6自由詩312-1-28
ついて行けない世界- 八男(は ...自由詩112-1-28
いまも夢のなか- 一 二自由詩712-1-28
カゼエラ- 八男(は ...自由詩112-1-27
人は、個人- 番田 自由詩312-1-26
ひとりよがり- 八男(は ...自由詩312-1-25
耳鼻科で泣く- 木原東子自由詩17+*12-1-25
【_Rain_of_June_】- 泡沫恋歌自由詩12*12-1-25
メランコリア- faik自由詩9*12-1-24

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