すべてのおすすめ
こだわっていた
見える形が欲しくて
愛情も友情も
勝手に線引きして
決めつけた
そんな事しても
何にもならないのに

安定した感情
喜怒哀楽なんて本当に疲れる
心の沸点・融点は
 ....
君とは砂場で出会った
人見知りの激しかった僕が どんなきっかけで
初対面の君と口を利くようになったのかは
よく覚えていないけれど
とにかく君と 日が暮れるまでそこで遊んだ

別れる時に ....
 
ちっちゃな{ルビ削げ=そげ}

いつの間にかウチの一部や

そやから、ときどき、チクリ、チクリ、



 
「削げ」の意味
 1 竹や木の端の削がれたもの。また、それが皮膚に ....
あの日あなたが何気なく
捨てた言葉を後ろから
こっそり拾って生きてます。


あの日あなたとすれ違った
独りよがりな愛してるを
こっそり胸に抱いたまま眠ります。


あ ....
契約社員の給料は安い
だからアルバイトも必用になる
午前四時前 朝刊配達に出かけると
山のふもとの住宅地
時折いろいろ見かけるが

エゾシカを見たのは初めてだ
角ある雄と雌のつがい
街 ....
  白い馬が
  眼をとじて横たわっている
  柔らかな草の緑
  露薫る朝につつまれ



  あなたの夢の頁は
  遠くからの風にはらり捲れる
  はじまりから終わりまで ....
廻り廻ってさようなら
季節はまたも去って行く
やがてはわたしも去って逝く

寒くなったね

それでも今夜はまだ
震えながらも網をかけて

待っていましたよ
今夜はまたすらりとして
 ....
洞水門深く掘り中に簀子を当て
上に石を敷き扨て水門石を並べ
縁りも練土にて固め松葉を敷きたり    
           (『桜山一有筆記』より)








 ....
 
しまったって感じで今頃朝顔が咲いた

いいんだよ

夏を閉じこめた種はまた蒔いてあげるから



 
サンズイに雨、
雨がふると
淋しくなります

しとしと言う雨も
ざあざあ言う雨も
ぽつぽつ言う雨も
どんな雨だって
淋しくなります

地面の下に埋めた
あなたの骨は
永久に芽を ....
重たい鉄兜を被せられた人がいる
気がついた時にはすでにそうだったから
それが自分だと思い込んでいる
ゆらゆら不安定に生きていて
ある日たまたまどちらかに傾くと
それっきり右なら右
左なら左 ....
猫轢いちゃったんです
先月あたま
駐車場から出てきた車をよけようとしたとき
草むらから飛び出してきたんですよ急に

轢いちゃったんですおれ
一瞬のことでどうしようもなかった
二輪で猫を轢 ....
  きのうの激しい雨が
  まだ宿る、濡れた土に
  枯れた牙を埋める



  擦りきれたビデオテープの
  不安定な映像のように
  きのうのきみは
  鏡よりきつく
 ....
くちの中が腫れて
ぎゅっと膿をしぼる

吐きだしていまいましいものは
いつもいつも私自身だったものだ
欠けている月をみれば
前髪が伸びたあなたを思いだす
あと何日かすれば
あなたの笑うのとおんなし角度に月がわらう
あんなに
やさしげではなかったけど
ピアノの鍵を握りしめたままソファーで爆睡していたら

ぺっちゃんこなホットケーキにならないようにベーキングパウダーは必要だって

ほっぺたにバスキアの王冠シールを貼られたの
でパンダの旅へ行ってしまい ....
このまま朝も夜もなく愛し合って死なない?世界じゅうの時計の針を盗んでしまわない?ねえ大事な話をしているのにスープにラムを入れるのはやめてくれない?靴下が左右違うんじゃない?些細な問題にとらわれすぎなん .... この前山の道で見かけたカラスの死体は

ポトリと落ちていて

なんだかとても温かくて幸せそうな死体であった

私はカラスを不吉や気味が悪いというよりは

小生意気な賢い奴であり

 ....
狂気と理性が戦ったとき
果たしてきみはどっちが勝つと想う

理性か理知的なきみのことだ
そう言うと想ったよ

でもぼくの解答は違う
勝つのは狂気だ

なぜなら狂気は理性を殺せるが
 ....
  幼い男児が
  朝、
  一匹の蜥蜴を手に捕らえる
  厚い辞書に差し込んだ
  すみれ色の栞のような朝
増え方はどうするかというと
水をかけるとふえる
せなかに毛玉ができて
その毛玉が飛び出して
ふえる

という
はなしを
おしえて
みたが
めだかの発生と
話が合わない
猫は一日
ひがな一日丸くなり
日だまりの中で丸くなり
屋根の上で丸くなり
塀の縁でも丸くなり
玄関口で丸くなり
自動車の下でも丸くなり、
部屋の温もりに丸くなり
タンスの上で丸くな ....
連れられて来て
放たれて

追いかけられて
追いかけられて

すくわれて

入れられ

揺すられ
揺すられて

閉じ込められ
名前を付けられ

見つめられ
見つめられ ....
 
赤い糸があるなら

断ち切りたい

だって、自ら紡ぎたいじゃないか




 
いるのは
さよなら
だけだったね

人だらけのまちで
風が倒れるのを
ひたすらにまっていた

そして
ようやく出あった
ふたりに
のこっているのはもう
さよならだけだったね
 ....
冷めきった紅茶は 
いつも何かいいたげで
それでも冷めきった紅茶は 
口を開こうとはしなかった
枯れ葉がからからと音をたてて
風に蹴られている
茶褐色の湖は冷たく深いな




 ....
英字新聞読んでいるふりしている 雨の日はビー玉に

世界を映して覗き見た。

このビー玉をくれたのは知らないおじさんで

両手に溢れるほどの色とりどりのビー玉をくれた。

雨の日は透明。

夕暮れは橙 ....
特別養護老人ホームで
夜勤のアルバイトをしている

夜勤明けに施設の門を潜ると
男子高校生が
度胸試しに
施設から出たゴミ袋
すなわち
うんこ山盛り袋にタッチしていた

元気な俺な ....
最近、本を読みすぎて、
多分、多分なんだけど、
オナニーしたら、
ザーメンに混じって、
文字があふれるはず。
そうだなあ、
「詩」とか「わたし」とか「語り手」とか、
そんな文字たちがあふ ....
まーつんさんの自由詩おすすめリスト(3206)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
カラ- eris自由詩2*12-11-3
少年の時間- 夏美かを ...自由詩15*12-10-31
削げ- 殿上 童自由詩19*12-10-29
透明なまま- 永乃ゆち自由詩7*12-10-28
もみじ悔いたし鐘は無し- ただのみ ...自由詩21*12-10-25
白い馬- 草野春心自由詩8*12-10-23
廻り廻ってさようなら/月と蜘蛛- ただのみ ...自由詩30*12-10-19
水琴窟- HAL自由詩4*12-10-18
しまった- 殿上 童自由詩23*12-10-14
淋しい林- そらの珊 ...自由詩1712-10-14
虚しい夜に描いた詩- ただのみ ...自由詩27*12-10-13
集金- 三田九郎自由詩312-10-7
枯れた牙- 草野春心自由詩8*12-10-7
くち- はるな自由詩412-10-6
月と目- はるな自由詩712-10-6
ウサギはさみしいと死んでしまうなんて嘘だって、知ってましたか ...- 阿ト理恵自由詩12*12-10-4
s-i*ck-is- はるな自由詩512-10-4
カラスの死体- 灰泥軽茶自由詩9*12-10-3
称賛されしものか- HAL自由詩4*12-10-1
- 草野春心自由詩7*12-9-29
鎖を解かれなかったプロメテウス- 6自由詩312-9-28
猫の日課- ……とあ ...自由詩12*12-9-28
金魚の命- 夏美かを ...自由詩26*12-9-28
紡ぎたい- 殿上 童自由詩28*12-9-27
たおれる- はるな自由詩212-9-27
冷めきった紅茶- マーブル自由詩4*12-9-27
英字新聞読んでいるふりしている- 北大路京 ...自由詩912-9-26
ビー玉- 永乃ゆち自由詩13+*12-9-26
うんこ- 一 二自由詩27+*12-9-26
こいめ- 中川達矢自由詩312-9-25

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