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  銀紙のいたみが残っている
  なにをつつんでいたのだろう
  じょじょに
  曲がりくねり ながら
  朝になって夜になって
  夜になって
  夜になって
  言葉はみじか ....
消えてしまいたい と
わたしの心は嘘をつく。

死んでしまいたい と
わたしの表象に刻みつける。

心はわたしに嘘をつく
世界はわたしに嘘をつかない。

わたしの四肢が 動きを求める ....
王女の名を持って生まれ
運命のいたずら
雑草の間に
根を下ろすことを余儀なくされても
小公女のように気高く
品位を忘れぬ立ち居振る舞い
汚れない肌
たとえ
嵐になぎ倒され
獣に踏みに ....
ジョーが打たれて
コーナーに戻って来たとき
朦朧とした意識を
回復させるため
セコンドの丹下段平が
アンモニアをジョーに
嗅がせていたのを覚えていたので
最近頭がボーッとして
ハッキリ ....
いつもすでに記憶だった夏の日に
俺は裸体を晒した少年少女達と
沖合を鳥が群がる海を見たかったが
だれひとり気付かぬうちに
海原を舐めて広がる火の言葉に焼かれた
熱気だけが渦巻く無音の嵐に ....
  午後六時十五分頃の
  日に焼けた街のことをきみは歌いたかった
  八月……
  その燻すんだ終わりにむけて
  けれどもきみの細い首で
  ネックレスが曲がっている
  飴色 ....
 
雨にとけてしまいそうなウチ

それでも傘に入れてくれるん?

いっしょに流されてくれるん?





 
昼夜が逆転してしまう
人波の中で
わたしは1人ではなく
たったの独りなのだと
知りました

隣の部屋には
毎晩アコギを手にする音痴さんがいて
毎晩薄い壁の向こうで泣いているの

「 ....
合わされない眼がある なんだ、オラッ!
集団的自営権は拡大解釈だあ?
訳わかんねえこと言ってんじゃねえぞ、てめえ
シャッター商店街が一丸となって
巨大スーパーに対抗しようと頑張ってんのに
冷水浴びせるようなことぬ ....
十五歳から始めよう
色んな宗教どのクジを引く
日々アンテナ張って生きています
作り上げた世界に我慢して潜っています

俺が作り上げた国いつ晴れるんだろう
建国したその日からずっと曇ってばっ ....
まったくかまわないよ
世界が
思ったのと違ってても

新聞をめくると
新聞のにおいがする
あなたをめくると
あなたのあじがわかる

あなたがもし
いなかったら
かまうけど
僕が君にかけた言葉に
足りなかったひとつまみの愛

投げやりになって疲れ果て
忙しくってもこれにまさるスパイスはないんだ

わすれちゃあいけないひとつまみの愛
ありあまるものでは替え ....
わたしの母は詩をかいていた。

いつもテーブルの上に無造作に置いて
あったのでたまによんでは見たけれど
それはよくわからないものであったよ
うに記憶している。そもそも小学生の
わたしにはよ ....
雪だるまは旅に出たことにしました 紙の鎖の端をにぎって
妹も姉もいないところで
父と母が編んだ赤い塔をゆく
らせん階段はきらいだ
古い日々を思いださせ
とにかく青い
ノ・ヴァ、きみが秋晴れだったころ
ぼくが立派な牡鹿 ....
繰り返す毎日
何度も同じところを回り続けるペダル
チェーンでタイヤとつながって
前に進んでいく
毎朝同じ道を行くとしても

繰り返す毎日
いつも同じ時刻の電車に乗って
早足で乗り換えを ....
最前列に磔刑宛ら固定され
急な坂をゆっくりと上って行く
頂上に何が待ち受けているかは分っている
(何故こんな日に雨が降るのか) から
(何故雨の日にこんなことをするのか)
思いを行き来する疑 ....
  飽き飽きしちゃった
  きみは空にならないペットボトル
  きみは思いだせない夜の夢
  鍵をあけて待っているから、  
  口車にのせてよ



  だれも聞いたことのな ....
あたしは
効率を第一に考える人間だ

いいな、いいな、人間っていいな

カネかけて
たらふく食って
溜め込んだ脂肪を
燃焼するために
わざわざ疲れることするなんて
あり得ないと考え ....
あの日、
そうです。あの日からわたしは詩をつ
くれなくなった。何も浮かばないので
闇が静かに明けてゆくのを待っていま
す。ほら、ありふれているだろ。君の
言葉は素晴らしい。必ず朝を呼びすべ
 ....
サーカスも消えた広場に
日付が変わった南瓜の馬車
燃え落ちた隕石
既に 青くない地球


十二色のクレヨンを握り
極彩色のテレビに見とれている児


やり過ごされていく毒の風に晒さ ....
教えてくれないか?・・・君の生きている価値というものを

僕は無条件に君の生の価値を肯定するつもりはないし、否定する気もない

・・僕達は誰に問われもしないのに、自分にはこんな被害や、こんな優 ....
愛は長い嘘よ、と
つぶやくそばで光が鳴り
きみの髪を一本ずつ太陽が染めていく

壁の穴には吸殻が押し込められ
干上がったダムに不発弾
鳥がまっすぐ秋を飛ぶ
子どもたちが歌うメロディを ....
生まれた事は偶然事

死ぬという事も偶然事

生きるとは社会習慣と「大いなるもの」に服従する事

生きる事は耐える事であり、死とはそれからの解放

しかし、例えそうだとしても、死の後の ....
大好きで大好きで 恋する気持ちが苦しい
苦しくて切なくて苦しい

(食事は喉を通る 食欲もある)

君に好かれたくてダイエット頑張る

(食事は喉を通る 食欲もある)

好きで好 ....
これは
階段とはちがう

生きることは
死ぬこととにていても

あなたと生きることは
あなたと死ぬことじゃない

いつまでも嘘をついていて
思い出を忘れるような
悲しい解放を ....
  家に帰って
  ギターの弦を布でふく
  なにか歌いたいような気はするけれど
  なにも心にうかんでこない



  なぁ、訳知り顔で、
  知ったようなことをほざくような ....
 
雨は平等に降りしきる

あなたにも、わたしにも、

だけど、わたしには傘がない



 
気が付くと私は広大な庭園の前に立っていた。
そこは薔薇の花で埋め尽くされ、屋敷へ続く道は整備されてはいなかった。
庭園の向こう、遥かなる屋敷の全貌は見えない。人間を死の果てに導く薔薇の棘が道を ....
まーつんさんの自由詩おすすめリスト(3041)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
銀紙- 草野春心自由詩713-9-24
わたしの心は嘘をつく- euyih自由詩513-9-23
孤島の白い髪飾り- Lucy自由詩20+*13-9-23
嫁の尿- 花形新次自由詩613-9-23
プロミネンス- 壮佑自由詩25*13-9-23
ネックレス- 草野春心自由詩913-9-23
それでも- 殿上 童自由詩18*13-9-23
東京- 自転車に ...自由詩713-9-22
合わされない眼がある- 北大路京 ...自由詩613-9-22
集団的自営権- 花形新次自由詩513-9-22
素晴らしき建国記念日- 北橋勇輝自由詩2*13-9-22
かまう- はるな自由詩1213-9-21
ひとつまみの愛- 梅昆布茶自由詩1713-9-21
家族の散文- 左屋百色自由詩21+*13-9-21
雪だるまは旅に出たことにしました- 北大路京 ...自由詩1213-9-21
むこう- 平井容子自由詩1413-9-21
それでも- 木屋 亞 ...自由詩10*13-9-21
家族旅行- ただのみ ...自由詩26*13-9-20
口車にのせてよ- 草野春心自由詩313-9-20
人間っていいな- 花形新次自由詩113-9-19
わたしは詩をつくれない- 左屋百色自由詩14*13-9-19
午後の祈り- Lucy自由詩19*13-9-19
君は僕の親友- yamadahifumi自由詩113-9-19
金色- はるな自由詩6*13-9-18
私が存在する理由とは、その理由を私に与える事- yamadahifumi自由詩2*13-9-18
恋する気持ちが苦しい- 北大路京 ...自由詩613-9-18
階段2- はるな自由詩413-9-17
帰宅- 草野春心自由詩413-9-17
- 殿上 童自由詩33*13-9-16
恥知らず- ヒヤシン ...自由詩9*13-9-15

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