すべてのおすすめ
渇いた湖底を
掠め
渦巻き
通過していく
そんな
低温の吹雪を

窓には無数のひび割れに似た
しばれ模様が張り付いて
空気中の水分は
耳にも
皮膚にも
触れない
喉も乾かして ....
なにも映さない鏡になる 女神だって救われたい 女子トイレから拝借した
汚物入れに氷を入れ
ウォッカを注ぎ
ステアして
最後にレモンを添える

マリーが使ったなら
教えてよ

最高の
ブラッディマリーが
味わえるから
「思うよ。
いつまで生きねばならないのだろう?
だれも思いませんです?
明日死ぬ可能性もある?
云百年と死ねない可能性は?
死んでる人は幸せ?
生きてるって幸せ?
もう生きなくていい人達 ....
生きる事と死ぬ事の間に広がる世界

そんな世界で僕は今日も

言葉という肉体を抱いて生きている

現実においての僕は死ーーーそして、あの世の僕もやはり死ーーー

生という名の死と死とい ....
もしも
生まれ変わるなら
女子トイレにある
汚物入れになりたい
汚物入れになって
どんなものが
入れられるのか知りたい
たくさん入れられたい

万が一
ちょっとお洒落な飲み屋の
 ....
一国の最高指導者が
グラサンで人前に現れるというセンスを
今僕は完全にナシと思えるようになりました
そしてディズニーランドに行こうとして
捕まったあの日をとても恥ずかしく思います

刈り上 ....
ある日ぼくのもとに封書がとどいた
送り主をみると
その日暮らしの友舍

たしかにその日暮らしはしているが
友を募るほど盛大ではないし

あけてみると請求書だ
項目として

笑った時 ....
  ペンキは塗られたばかりだった
  ずっと、夏のあいだじゅう
  きみはアイスクリームを食べにいった
  ぼろい車に乗って闇雲に海沿いをひた走った
  読まなくてもいい本を読んで 読 ....
  蛇口は しばしば朝だった
  時折それは睡蓮だったし
  無口な背の低い青年だったのだが
  腰から下を火燵にしまいこんで あなたが
  丸っきり正気をなくしているときなどは
  ....
ねえねえ ほんの数時間
目を離しただけだったんだよ
いつも見慣れた帰り道が 帰り道が
まるで油で揚げる前のコロッケみたいだよ
これは地球が牙をむく季節 白い牙を
きっと家では揚げたてのコロッ ....
吾輩はコネである
実力はない
コネだけで
人間どこまで通用するか
それが吾輩の生きるテーマである

おまえ、偉そうに
何を言っとんじゃ!

デヘヘ
まゆ毛を微調節すればするほどズレてゆく
9月の夕方にある方からメールを頂きまし
た。(あなたの詩は結構好きだがかっこつけ
すぎではないか)というような内容でした。
10月は攻撃して11月は防御 ....
秋を着飾った紅葉が
全ての葉を落とした

裸になって
冬の薄い日差しを
目一杯受けたいのだろう

やがて来る
春のために
君は最近歌を口ずさむ
歩いてきた距離は途方もなく長く、
希望を持って歩いてきたけれど
どうにもうまく行かないことが多くて
それでも前だけ向いて歩いてきた

君の歩いている道は
君が望んだ ....
「ちょっと涼しくなってきた」って
寒さも構わず夏を着る
そっぽ向いてる陽熱よりも
秋の夜長が好きなひと

星を見るたび同一環
煌めく闇から誘われて
彼の眼球は疲れるも
秋の夜長が好きな ....
  同刻、家の裏では百合の花の一群が燃やされていた
  大幅に腐食の進行した数々の欺瞞に関しては、
  某町の空き地を使用して年末迄には燃やされる手筈になっている
  水槽……
  そ ....
点子にも ほんとうの名前があるらしいです。
しかし
点子と点呼されたときから、わたくし 点子となったのでございます。

汽車ほど、人間の個性を軽蔑したものなどありません。
この明治の世で ....
走り始めた
向かい風さえも、今は心地いい


走り始めた
追い風に押され、心は晴れやかに


0から 
1つ1つ 
たしかな熱とともに
すべてが真っ白なまま 
始まりを ....
たぶんに、自分のせいだ。たぶん、自身が悪いのだ。
敵は 見えない敵じゃない、見えていることが敵なんだ。
聞えないことが敵じゃない、聞えていることが辛いんだ。
見えているのに 伝え方が解らな ....
  伴奏のない音楽をきいていた
  たぶん
  心のなかで
  夕暮れの時間が
  まぢかにせまっていたあのとき
  ひとりでブランコに座っているきみをみつけた



  し ....
ごしごしごしと

顔を洗いながら、

あっ、あっ、あっ、

命が漏れ出していることに気づき

おとととととととととととと

ととととととととととととと

ととととととととととと ....
笑い声に聞こえるように泣いた 生まれた時代が悪いのか
育った世界が悪いのか
なぜ私はゴミなのだろうかと考えると
いつも決まって
そんなことが浮かんでは消え
浮かんでは消え

結局のところ
自分が悪いんだとあきらめる ....
罪を滅ぼして何になる

罪という概念自体に罪はない

罪は罪を犯した者の罪ではないか


皆がいつも使う罪滅ぼしという言葉の意味は
罪を償うことだ

罪を犯した者が
悔い改めよう ....
秋の陽を受けて
河原に転がっている小石
何百年も かかって
水に運ばれ
磨かれ
なめらかに 
平たくなって

足もとの一つ
掌にのせ
眺めていると
水切りをしたくなり

幾つ ....
もうもくどもよ、

ベッドのあさいところで
指をかぞえる
放射状にならべたままで
つかみあうことができないままで

どの地点にも等しく降る雨のようになれないものごと
すなわち、わた ....
黙っておこう 余計な事は
黙っておこう 隠し事は

黙っておこう 世を渡るには
黙っておこう 面倒な事は

大事な鍵は手の届かぬ土の中
根に絡まる土の中

正直者は苦労する
取って ....
冬になる前に
庭のバラを剪定した

咲き遅れた蕾の枝を
花瓶に挿しておいた
膨らみかけていた他の蕾は
次々に開くのに
その白薔薇の蕾は
しばらくはじっと蒼いまま

ある時
限界を ....
まーつんさんの自由詩おすすめリスト(3041)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- Lucy自由詩21*13-12-17
なにも映さない鏡になる- 北大路京 ...自由詩613-12-17
女神だって救われたい- 北大路京 ...自由詩613-12-17
ブラッディマリー- 花形新次自由詩113-12-16
いつまで- なけま、 ...自由詩113-12-16
気付かなかった事- yamadahifumi自由詩113-12-15
汚物入れになりたい- 花形新次自由詩313-12-14
親父のサングラス- 花形新次自由詩313-12-14
ひょうたん島移住計画- 梅昆布茶自由詩23*13-12-14
ペンキ- 草野春心自由詩413-12-14
朝がくるということ- 草野春心自由詩3*13-12-14
冬が来たよ- Neutral自由詩713-12-13
吾輩はコネである- 花形新次自由詩1013-12-12
かっこいい散文- 左屋百色自由詩26*13-12-12
裸木- イナエ自由詩15*13-12-12
君の歌- ……とあ ...自由詩21*13-12-12
ア・キ・ノメロディ- なけま、 ...自由詩1*13-12-12
言葉たちの去就- 草野春心自由詩213-12-11
点子が、行く。- るるりら自由詩17*13-12-11
走りゆく鏡- komasen333自由詩4*13-12-11
そらの最上階- るるりら自由詩12*13-12-11
少し早い月のように- 草野春心自由詩313-12-10
「面がない」- 宇野康平自由詩213-12-10
笑い声に聞こえるように泣いた- 北大路京 ...自由詩813-12-10
なぜ私はゴミなのか- 花形新次自由詩813-12-10
罪滅ぼし- ichirou自由詩5*13-12-10
- イナエ自由詩17*13-12-10
_- 平井容子自由詩813-12-10
黙っておこう- subaru★自由詩11*13-12-10
白い蕾- Lucy自由詩18*13-12-9

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102