すべてのおすすめ
かなしいような夜が明け
せつないような曇り空
これからはじまる一日は
わたしに意気地を呼ぶだろか

たったひとりの夜が明け
たったひとりの曇り空
オーガンジーのカーテンは
きょうもわた ....
鴉の空の隔たりの
硝子と翠
尖塔と影
描かれた窓から吐き出される火


枝から枝が降る午後の
むこうの午後を聴いている
原と原に挟まれた径
海へゆうるりと下る径

 ....
絶対的な漆黒に支配されながら
もう消えてしまいたい、と
泣き続けた夜
だけどそんな闇でさえ 
萎え始める瞬間がある
私の意志とは関係なく
朝は必ずやって来るのだから―
地球が営みを辞めな ....
音のない静かな夜に
ぼんやりとした目で
窓の外を見た

あの空に光が戻るまで
どのくらい待てばいい

何も分からない
ここがどこで
今がいつなのか

陰に沈んで
見つめて ....
聞きたくない陰口伝えにきた フォークもらっといて素手で食う ねじれ歪みながら
空を指す木々が
何かを言いたがっているのじゃない

何か言いたくなるのは
それを見ている私

そうやって
ねじれ歪みながらも
空をめざすのをやめないで
吹く風の中 ....
特異な衝動は
いつも側で息を荒くしている

誰もが異常な何かを
隠して忘れてしまうんだ

そこに居るんだよ?
僕の腹の底で
微笑ましくも目を座らせている
夥しい黒の獣達

暴いて ....
君の色はどんな色?
いじわるな質問ではないから
並んだ色鉛筆から
一本だけ取り出して
君の色で画用紙いっぱい塗ってみる
君の色はこんな色
赤 青 緑 黄色 黒 白
ご覧
僕が選んだ ....
ログインして現代詩
日の出より先に現代詩
自転車のチェーンがはずれて現代詩
鳥が着地する瞬間は現代詩
雲がちぎれて現代詩
水たまりは現代詩
玄関開けたら2秒で現代詩
スープの隠し味に現代 ....
二元論の世界で
君はこっちだよと
区別される

男は群れ
女は群れ
けれど
区別された側に馴染めず

かといって
もう一方とも馴染めない



気づけば陰口を
叩かれるよ ....
冷たい牛乳にガムシロップたっぷりいれて飲みたくなるような夜は、猫と描と字が似てるから、よくみ(ま)ちがえる。猫しか描かない絵描きは、ねこかき。いぬかきで泳ぐ。 お客様にはアニメ声 ドキドキしながら体重計に乗る妖精さん 柱の、柱の、柱の、のびて、ゆ、き、
くだりざか
水?喋り声、
手、のほほろぐ、パンプ
ス?ヒール?
スニーク、セカンド、火は消え、
祈られる(誰に?)煙と響き。

{引用=
ころろき ....
不安の正体が
自分だということは知っている

自分となんか
戦いたくはないよね

気付かないふりで
丁寧にお茶で もてなしてみる
少しきむずかしいお客様みたいに

それじゃあどうも ....
プチトマトの実がついたと
子供のようにはしゃぐ君の瞳は
まだ昨夜の喧嘩のことを
忘れていないよと言っている

後ろからのぞき込む
バツの悪い僕の視線は
幼いトマトと君の横顔の間を
 ....
【緑の風】

一輪車に乗った子供が
緑の風をうけてゆく

不安定なのに
軽快に

不安定だからこそ
愉快に

たったひとつの輪さえ
あればいい


【蕗によせて】

 ....
太陽は激しく私を抱いて崩してゆく
月は優しく私を抱いて溶かしてゆく

眠れない夜に
駆け出した足は
何処へ行くの…

逃げたした先には
哀しみに溢れた海岸


全てを無くしたいな ....
言葉が沢山散らばっている野原で 僕はその言葉達の背後にある哲学を編もうとした 多種多様な関係の枠組みを総動員して僕は一個の一貫した哲学を読み取ったつもりでいた だがもう一度その野原を眺めるとその哲学も .... 抱きしめること

抱きしめられること

どんな感触なのか
わからない


四半世紀も生きてきて
中身は未だに
あいをしらず
あいを求める
幼い子供のまま

いつかみたアルバ ....
過去から未来を曲線上に
繋げてしまうバルセロナ
ぐにゃんと時代を貫いて
誇ってみせるバルセロナ

ミュンヘンとは一味違い
パリの威風を吹き飛ばし
ミラノの壁にも怯まずに
胸張る気概くら ....
もしも君がブサイクだったら

君のこと好きにならなかったので
ほんとうに良い仕事をする人間はいるんだ。
いつの世にもどこかにそういう人間がいて、
見えないところで、世の中の楔(くさび)になっている。
            (山本周五郎 柳橋物語より)
 ....
ひと殺しみたいな詩を読みたい


















ひとさら ....
  白は黒に変わり
  黒は白く塗られ
  なまぬるいポケットの中に
  きみの望む明日はこない



  夕暮れどき、猿が笑い
  ビルの灯りがまたひとつ消える
  ぼくの ....
言論の自由の中で
わたしたちは饒舌な唖になる
会葬者の囁きにも指先を踊らせるが
本心は棺の中
乾き切った筆のように横たわっている

表現の自由の中で
わたしたちは着飾ったマネキンだ
禁 ....
ホラーなのにホラー映画を観るひとの気が知れない 服を捨てた
どんどん捨てた
着ていた頃の自分を捨てた

服に心をひっぱられたけど
ええいと切って
ばっさり捨てた

タンスはからっぽ
骨になったハンガーが
風にゆらりと揺れている
 ....
吊り橋の真ん中で二人は懐中電灯を消した
月も山の木立に光を隠した

手を延ばせばそこには異性がいた
何時も顔を合わせている相手だったが

不意に訪れた二人だけの世界に戸惑って
互いに黙っ ....
まーつんさんの自由詩おすすめリスト(3206)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- もっぷ自由詩613-5-23
ふるえ_こがね- 木立 悟自由詩313-5-23
食欲- 夏美かを ...自由詩24*13-5-23
夜明け- 莉音自由詩313-5-23
聞きたくない陰口伝えにきた- 北大路京 ...自由詩313-5-22
フォークもらっといて素手で食う- 北大路京 ...自由詩413-5-22
ねじれた木- Lucy自由詩18*13-5-22
狂気は傍らにいる- owl自由詩213-5-22
君の色- 乱太郎自由詩19*13-5-22
現代詩の現代詩による現代詩のための現代詩- 左屋百色自由詩13*13-5-22
- 莉音自由詩5*13-5-22
じゃれ・あ・ら・Mode- 阿ト理恵自由詩6*13-5-22
お客様にはアニメ声- 北大路京 ...自由詩313-5-21
ドキドキしながら体重計に乗る妖精さん- 北大路京 ...自由詩313-5-21
パスティーユ- 自由詩313-5-21
追い出し茶- 朧月自由詩513-5-21
10年後- nonya自由詩27*13-5-21
【緑化帯】_詩人サークル「群青」五月のお題「緑」から- そらの珊 ...自由詩26*13-5-21
泣き疲れるまで祈れば良い- owl自由詩113-5-21
twitter- 葉leaf自由詩813-5-21
幼稚なまま- 莉音自由詩3*13-5-21
バルセロナを浴びてみろ- ブルース ...自由詩2*13-5-20
君がブサイクだったら- ボトルシ ...自由詩2+13-5-20
こつこつと- HAL自由詩8*13-5-20
フォルテ- TAT自由詩113-5-19
横断歩道- 草野春心自由詩213-5-19
それは薄汚れた顔で笑っている- ただのみ ...自由詩19*13-5-18
生きてるだけでも- HAL自由詩2*13-5-18
脱皮- 朧月自由詩913-5-18
吊り橋- イナエ自由詩11*13-5-18

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