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混沌とした水が透けるとき

言葉を釣り上げる喜びといったら


あぁ、まだ詩をやめられそうにないよ



 
私を置いて幸せになっていく 体力なくて三途の川渡れないでいる 日替わらないランチ   よれよれの野球帽をかぶった
  一人の男が歩道に立って
  車の往来を眺めている
  肌寒い初春の朝に



  ジャンパーのポケットに突っ込んだ
  両の手をもぞもぞさせ ....
水色チューナー
沈んだ馬の呼吸
深くあるいは浅く

わたしは
サボテンのトゲを
いっぽんずつ抜きながら
胸の泉を打ち鳴らす
セッション・ナンバー・ワン
今年はじめて モンシロチョウを見た
まだ畑には雪がかなり積もっていて
道路や地面で アスファルトや地面が
見える所はあるけれど 花は咲いていない

蜜はまだないよ
ひらひらと 春めいた陽射 ....
寝ない子がくまちゃんを寝かしつけている 殺人罪はない 高校の学食で出ていた安上がり
めんつゆとたまねぎ
しょうがやにんにくをひとかけら
煮たせて
コロッケぐつぐつ
たまごをとじてできあがり
コロッケ丼

幸せを感じる
最後の一口まで夢中 ....
みつめる
みつめる
じっとみつめる
そうすると
何かが
語りかけてくる

種を手放したあとの
たんぽぽが
茎に残された
小さな瞳で
私をじっとみつめる

世界には
なんと
 ....
三十を越えて旅するものは詩人
寒気に絶望を見出すもの
寂しさに震えているのだと
自分を騙して
三十を越えてまだ望んで愚かでいるものは詩人

雪降れば頭振り
雨落ちれば睫毛濡らし
人 ....
  緑しげる季節に
  ぼくたちが出会うとき
  そこへと水がながれ
  そこへと水がたまり
  そこから水がぬけた
  だからだろうか
  白昼よりたしかで
  暗闇よりくるし ....
鼻からティッシュが離せなくなってしまったのか
哀れだな

もの かなしい
まるで親にはぐれた子像の泣き声
パオー パオー


これと言った朝の挨拶もなく適当に休憩室の椅子に座る面 ....
先の解散総選挙で
ぼくらは民主党の体たらくに失望し
再び自民党と公明党の連立政権を選んだ

その政権を掌握したのは安倍晋三氏だ
彼の推進するアベノミクスと呼ばれる
デフレ脱却戦略は経済界は ....
小さな砂漠で少女Bはドメガザウルスに噛
まれ目の前が灰になりました。痛みより暗
くなるのがこわかった。近くの川で魚たち
は少女Bの心をチラチラ見ている。今日は
どこへも帰らない。背骨よりまっす ....
薄汚れた路地を歩いていた、時間は判らず、空は明方のような薄暗さをもう数時間は保っているように思えた、それはフィルムのように誰かの手が届く中空に張り付けられてるのかもしれない、でもいったい何に? ....   井の頭の夜に
  ラブホテルがひかっている
  いのちのかなでるはかないワルツ
  塵が山になり
  山はまた塵になる
  井の頭の夜
  黄色くかがやくラブホテル
  木の ....
ボタンがとれたシャツやズボンがある
もう何年もそのままほったらかし
衣替えの季節になると
そういえばといって結局ほったらかし

ただ今日はなんだかムズムズして
針に糸を通す
ボタンをつけ ....
ショッピングセンターの駐車場でカレーパンと牛乳でお昼を済ました

なかなか家に帰れない

僕の家って本当は彼処じゃ無いんじゃあないのかなんてねときおり思うんだ

誰も待ってないし読まない新 ....
真っ赤な林檎の皮をするり剥きますと
白く瑞々しい果肉が微かに息づいて
頬張れば甘く酸っぱく
口いっぱいに広がっては
心地良く渇きをいやしてくれるのです

そのおんなもまた
高い梢に輝いた ....
スコット・ラファロは25歳で死んだ
死因は交通事故だ
オーティス・レディングは26歳で死んだ
死因は飛行機事故だ
ジャニスは27歳で死んだ
死因は薬物中毒だ
ジム・モリソンも27歳で死んだ ....
 
体がうごくとき、心もうごくだろうか?

心がうごくとき、体もうごくだろうか?


あなたに、うごくだろうか?




 
 室外機のそばの窓に 白い紙から切り取った星を貼って
 自分が手を伸ばせる範囲を決めている
ホームから離れた電車はたぶん季節を引き裂いて走って
夜という夜を願い事だらけにしながら傾いた
 ....
軽トラが農地の空地に
放置されて顔だけになっている
車輪は地中に埋まって
後ろの荷台は錆びてもげて
かろうじて面影を残すのみ
緑の雑草や蔦が生い茂り
うす紫色の花がたくさん綺麗に咲いている ....
とんがりコーンを指にはめて突く スプーンに曲げられている   春うらら
  くじら雲ながれて
  どこでまた会えるの?
  そらの青ゆれるころ
  その笑顔、忘れそう



  水さらら、
  宵の月ながして
  どこでまた会える ....
ぼくは30代の頃
浴びるように酒を呑んでいたが
二日酔いになったことがない

ぼくは良くお袋の肩を揉んだが
肩こりを経験したことがない

ぼくは殴り合いの喧嘩もしたが
一度として骨折を ....
     右足が重いと
     おもっていたら
     いつのまにか
     根が生えていた
     しかたがないので
     歩きまわる
     根をおろさずに
  ....
まーつんさんの自由詩おすすめリスト(3041)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
やめられそうにないよ- 殿上 童自由詩26*13-4-7
私を置いて幸せになっていく- 北大路京 ...自由詩213-4-7
体力なくて三途の川渡れないでいる- 北大路京 ...自由詩8*13-4-7
日替わらないランチ- 北大路京 ...自由詩413-4-7
影のような男- 草野春心自由詩313-4-7
アクア・ポップ- ロクエヒ ...自由詩113-4-6
どりーむ- 砂木自由詩16*13-4-6
寝ない子がくまちゃんを寝かしつけている- 北大路京 ...自由詩1813-4-6
戦場に- HAL自由詩7*13-4-5
B級しあわせ- 灰泥軽茶自由詩10*13-4-5
みつめる- そらの珊 ...自由詩1913-4-5
罰かこれ(深海の太陽)- 竜門勇気自由詩4*13-4-5
水のありか- 草野春心自由詩413-4-4
妖怪社員たちの朝(花粉編)- ぎへいじ自由詩10*13-4-4
さてきみは- HAL自由詩4*13-4-4
ドメガザウルス- 左屋百色自由詩9*13-4-4
呪いの朝- ホロウ・ ...自由詩2*13-4-4
ラブホテル- 草野春心自由詩413-4-4
ボタンをつける- 灰泥軽茶自由詩15*13-4-2
からっぽの家には- 梅昆布茶自由詩16*13-4-2
心の化石- ただのみ ...自由詩25*13-4-1
夭折- HAL自由詩6*13-4-1
うごくだろうか?- 殿上 童自由詩21*13-3-31
ほら、あのトカゲ起きてきちゃったじゃない- カマキリ自由詩513-3-31
軽トラ生い茂る- 灰泥軽茶自由詩10*13-3-31
とんがりコーンを指にはめて突く- 北大路京 ...自由詩613-3-31
スプーンに曲げられている- 北大路京 ...自由詩113-3-31
ゆめのわ- 草野春心自由詩413-3-31
ひとつの悲しみ- HAL自由詩8*13-3-30
木々のようには生きられない- 石田とわ自由詩24*13-3-30

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