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朝 陽光と爽やかな風に気づいて
眼を醒ます

ふらりと入った喫茶店の
偏屈そうなマスターの淹れる珈琲がすこぶる美味い

擦れ違った女性の残り香は
懐かしい女性のディオリッシモ

他人 ....
愛してる
人とはさよならしたけど
愛することとは
さよならできない

金がなくても幸せは
少しだけなら
買えたけど
金がいらないなんて
まだ笑えない

誰かといるのが
辛い時も ....
海の真ん中で言葉を捨てる 首から上は白い また死んだ人のせいにしてしまった おとうさん
あなたは自分がつくった娘が
どうしているか気にならないの?

元気でいてほしいとか
幸せでいてほしいとか
もしそうおもっているのなら
自分から行動してよ

ぜんぜんそうは ....
中庭の芝生の上に
プリーツスカートを
花のように拡げ
背筋を伸ばし、
聖書の言葉を引用する彼女は
修道女みたいで
美しく聡明なその先輩を
私は崇拝していた
(彼女は廃部が既に決定し ....
 今夜の月は何か変だ

と 思ったその時
小さく ひびが入り
――欠片が落ちた
何かが動いている

 えっ ひよこ?

一生懸命
殻をつついて
転がりながら
可愛いらしい姿が
 ....
あのひとの笑顔も覚えている
あのひとの号泣も覚えている

あのひとの親切も覚えている
あのひとの冷酷も覚えている

あのひとの口癖も覚えている
あのひとの矜持も覚えている

あのひと ....
心臓がダメになったら
代わりに
原子炉を埋め込んで
それを動力源にして
パワーアップ!
なんてのもイカスよね
口から放射能を
吐いたりしてさ
大東亜共栄圏目指して
大陸に送り込んでや ....
目をそらされたのが分かった 紙飛行機雨の中飛んでいる 鬼のおめんつけて豆投げ合っている 天気予報をみてみると
昨夜は南南西3メートルを
子守唄に眠ったことがわかった

眠っていたのは惜しいかな
窓を開けて風を招いて
お茶でもしたら良かったかも

風の好みはミルクティー
 ....
僕の苦しみよ消えないで
此処に、此処に、此処に来て
苦しんだことを糧にして

君の悲しみよ捨てないで
其処に、其処に、其処に居て
悲しんだことを楯にして
超高速エステティック
鉛筆削りで爪削れ
ぷらすちっくの小さな筒型の編み機には
五つの突起がついていて
人造絹糸を星のかたちに結わえたら
それが
りりあんの始まり

食べ散らかした夏蜜柑の皮
白黴の生えた白パン
蟻の住処は大洪 ....
もうしんどいんです
いろんなことがです

毎朝起きる度に今日もまたかと
ニンゲン遣るのかと気が滅入るんです

別に仕事に不満がある訣でもないんです
人間関係で悩んでいる訣でもないんで ....
静まりかえっていました。
薄暗く
とても広い公園の水道で、
その蛇口の上で、
わたしはひとりでいました。
朝六時。
わたしは
人間ではないのかも知れません。
空を飛んだり
虫を食べた ....
ハエと一緒に転送してやろうか 自販機に嫌われたコインばかり集める 深海魚の夢は、最後方の心は
言葉が飲まれる、言葉が生まれる

最深部の夢は、古代魚の心は
言葉が埋もれる、言葉が生まれる
誰もいないこの世界が好きだ

ボタンひとつで誰もいない

みえない

みたくない

しらない

しりたくない

そんなことすべて置いていける


誰が僕を責めるだろう
 ....
笑い死にさせる方向の殺人鬼 ちくわの穴覗いて嫌なものを見た 大輪の薔薇の下で咲く雑草に語りかける者のはいるのか

せいいっばいに花の姿を真似て見ても
日陰に生きる陰湿な風貌にふさわしい飾りからの残酷な香りは隠す事は出来ない

ひと葉 ふた言、言ってく ....
不思議なんて忘れていた頃 ときどき肩をたたかれる 遊ぼうよ あの頃のように
あんたはどうせ枠にはまれないさ だったらいっそ逸脱の限り 尽くしてみたらいかが?

なにも担保にならない 自分さえも  ....
花むした天体を
こまかく細断された視点から見る
ノートは
かわいたシンクに置き去りにされていた
最初のページをとばして、つぎから
こどもらへ宛てた物語が月面語で書いて ....
愛され上手は死んだよ

真冬のベッドを飛び越えて

楽しみにしていた夏を目前に

穏やかな顔をして死んだよ


愛され上手は死んだよ

真冬の隙間をすり抜けて

苦手だった夏 ....
ああ 地球には自然単位で
僕達を湿気と熱気で攻撃する為の
秘密組織みたいなものがあるのかもしれない
警察は何をやってるんだ

梅雨があんまりひどいと
そんな過激な思想にもなるよ
奴らは世 ....
まーつんさんの自由詩おすすめリスト(3206)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ちっこい幸福論- HAL自由詩13*13-6-21
タバスコペッパーにも朝日は差す- 竜門勇気自由詩313-6-21
海の真ん中で言葉を捨てる- 北大路京 ...自由詩5+13-6-19
首から上は白い- 北大路京 ...自由詩413-6-19
また死んだ人のせいにしてしまった- 北大路京 ...自由詩613-6-19
空振りの腕- 朧月自由詩413-6-18
わたしが子羊だった時(詩人サークル「群青」6月の課題「慈」よ ...- Lucy自由詩21*13-6-18
宇宙ひよこ- ただのみ ...自由詩27*13-6-18
通りすがりのひとたち- HAL自由詩6*13-6-18
原子力じいさん- 花形新次自由詩213-6-18
目をそらされたのが分かった- 北大路京 ...自由詩5*13-6-18
紙飛行機雨の中飛んでいる- 北大路京 ...自由詩513-6-18
鬼のおめんつけて豆投げ合っている- 北大路京 ...自由詩513-6-18
南南西3メートルが明けて- もっぷ自由詩813-6-18
光のコール- 秋助自由詩4*13-6-18
LET'S_GO- 有無谷六 ...自由詩1*13-6-18
りりあん- そらの珊 ...自由詩21*13-6-18
ニンゲン辞めて好いですか- HAL自由詩6+*13-6-17
鳥が選ぶ現代詩- 左屋百色自由詩8*13-6-17
ハエと一緒に転送してやろうか- 北大路京 ...自由詩713-6-17
自販機に嫌われたコインばかり集める- 北大路京 ...自由詩813-6-17
深海魚の夢- 秋助自由詩2*13-6-17
証明- 中村 く ...自由詩1*13-6-16
笑い死にさせる方向の殺人鬼- 北大路京 ...自由詩713-6-16
ちくわの穴覗いて嫌なものを見た- 北大路京 ...自由詩613-6-16
修治(しゅうち)- ぎへいじ自由詩18*13-6-16
不思議の杜- 梅昆布茶自由詩1413-6-16
キッチン_4- 平井容子自由詩913-6-16
愛され上手は死んだよ- 中村 く ...自由詩413-6-15
to_you- Neutral自由詩6*13-6-15

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