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くしゅんと
鼻を鳴らし
あなたを思い出す

ぶるるんと
太ももが
震えたような気がして
携帯電話を手にとり
あなたを思い出す

もう会うことはないだろうけれど
どこかできっと
 ....
あたしばかだから
と言って
わらっていた
女の子

あたしばかだから
と言っても
泣きはしなかった

あたしばかだから
いっぱい考えるの
と言って
わらっていた

水たまり ....
見えない路地の中を歩き回りながら、僕は、遠い街までやってきた。そこで出会う人たちの服装を脳髄に刻みつけさせられながら、ベンチで僕は、お好み焼きを食べて、自分自身の人生についてを考えあぐねていた。そ .... わたしの空には定規があてられている
電柱の先がじゃまでまっすぐ線が引けない
わたしの空には定規があてられている
わたしはそれを美しいと思っている

わたしの空にはすべての青が詰まっている
 ....
いつも見ていた
流れていた 音楽が
街の向こうに
消えていく
僕はいつもわからなかった
きっと 自分を失うことから 逃げてきたのだ   
僕は そうして いつも 立っている
今日も この ぼんやりとした地の上に
人生は手紙
読み進むごとに
春夏秋冬喜怒哀楽
答えは最後のお楽しみ

人生はビリヤード
当たり当たられ飛んで行く
誰が誰を動かして
こいつがどいつに影響されたか
白玉だって分かりはし ....
おきぬけに
大事なことを思いだし
顔をあらって
みつめようとするけれども
それはもうそこにはなく
かわりに
まずい水を
飲み干さなければならない
なにもしなくて
いいんだ

どうすればいいか
わからないんだもの


わからなくて
いいんだ

だって
しらないんだもの


しらなくたって
いいんだ

すべてをしっ ....
フロイトもユングも読んだことないけど
長いあいだ自分自身と付き合ってきたので
ある程度なら自己分析ができる

どうやら
私の中には大まかに
三人の人格が存在するようだ

{引用=Aの人 ....
子供はきっと大人になろうとしているのではない。 心の中に 好きな人がたくさんいるというのは
とても幸せなことだと思うのです

誰かを好きだと思うと
ぽっ ぽっ と
花が咲く

誰かを愛しいと思うと
ぽっ ぽっ と
明りが灯る

 ....
自分の人生を愛おしんで
ここまでつき合ってくれた
セーターの青ミックスの色を
両の腕に抱きしめる

コープのお店に並んでいた
赤ミックスも緑ミックスも
好きだったな
モールのセーター
 ....
独り暮らしに
慣れたのか
不安なのか

はたまた
楽しんでるのか
つまらないのか

休みの日の夜は
あてもなく
バイクでちょっとお出掛けをする

街から少し離れた
農道を走る ....
こんな朝に
カラスのカの字もありゃしない
太陽はふやけた面の木偶の坊だ
白い国道の上
黒いおまえは完全に死んでいる

暗がりのおまえは
いつも何かを舐めていた
おまえが前を横切る時には ....
ぺろりと舌を出した腕白小僧が

ぺっぺっぺっとにぎり
鳴らすよぺっぺっぺっと

ぺっは歯切れよく
ぺっは小刻みに
ぺっは握りこぶしから
踊りだし逃げていく

何匹ものの
ぺっは芋 ....
地下に埋設された暗渠の中には
一条の光も届かない
真っ暗闇の水路を
とうとうと水は流れていく

行くあても知らず
後ろから後ろから 押しだされて
暗渠の中を盲目的に進む水
ここから抜け ....
あなたの死体が
打ちあがる入江に
とうとう春が流れ込む

めだかの大群が弧を描き
光と影の
無数のオウトツが
あなたへ向かう

あたたかい波にたゆたい
塩に溶け
無機質な瞳が
 ....
昨夜わいわい
朝までざわざわ
朝の光が心軽やかにする

どこまでも行けそうだねと
笑い声がする

皆が帰り
皆が居なくなり

息づかいだけがそこに残り
そこに温もりがあったであろ ....
子供の頃
ぼくは信じていた
何処か遠いところに
黒い湖があって
そこには首長竜が棲んでいる

(お父さん
 黒い湖はどこにあるの?)

ぼくが尋ねても
お父さんは何も答えずに
 ....
Y 八歳の女子として親に質問した
「ねえ、どうして結婚したら赤ちゃんが生まれるの?」
返事はいまや失念

「ねえ、どこから赤ちゃんは生まれて来るの?」
「眠っていたからわからない」納得する
 ....
今夜こうして詩を書くけれど
世界中にある様々な不条理や
悲しみや痛みを知らない訳ではない
この国を覆う様々な矛盾も
今こうしている時にどれだけ多くの人が
不安に慄いているかも

ただ今夜 ....
早朝に
冷たい北風が吹き荒れて
庭の山茶花が散っていた
そこらじゅうに
真っ赤な花びらがてんてんと
血のように落ちている

家の鬼門には赤い色
魔除けに植えられた山茶花だった
色彩の ....
休んでる間に担当を変えられた
と嘆く彼女
突然だね というと
前から決まっていたらしい 一言もなく
休んでいるうちに外されたんだと激昂
おもしろくない と朝から大荒れ

だよね 嫌だねと ....
私は小学生の高学年頃
毎日日記をつけていた
それは思い出や覚え書きを残すためではなく
日記をつけ続けることに固執していたからである
そして書いていることは
何かの情景描写や感情表現では全くな ....
チョコレートケーキを
たべて
くれる
ように
メールを
メールで
ぜんぶ
めーるで
すませる
たいだな
こころが

肉が
ころもをつけて
あげてあるのと
そばと
ごはん ....
どこか静かなところへ行きたくて
あなたは本を開く
ぼくはすでに
本当に苦しい時にしか飲んではいけない薬を使い果たしていた

時は残酷ではなく むしろ紳士的な優しさで
少しずつあなたを 分解 ....
巨大な駅に降り
ぐるぐる同じところを何回もまわり
見上げれば
巨大なデパートが
たくさんそびえているわけだが
道路を渡りたくても信号機はなく
びゅんびゅん車が走っている

大きな歩道橋 ....
あふれ出す愛しさは
だれにも止められない
わたしの持つ愛しさは
他のだれのものでもない

知らない気持ちを知る
それは一人ではできないけれど

やがて夜が来て
愛しさは募って

 ....
また明日って
言えるっていいね
また明日って
手を振りたい

夕暮れの街
帰る場所
いつも それを 求めている

夕餉の匂い 玄関を開ける音
「ただいま」と
言いたい
いつでも ....
まーつんさんの自由詩おすすめリスト(3041)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
そんな気がした空模様- 灰泥軽茶自由詩5*12-2-26
あたしばかだから- はるな自由詩912-2-26
生きることについて。- 番田 自由詩3+12-2-26
定規- ブロッコ ...自由詩5*12-2-24
_- 番田 自由詩212-2-24
_- 番田 自由詩512-2-23
人の数だけいろいろあるけど- ただのみ ...自由詩20+*12-2-23
まずい水- はるな自由詩612-2-23
だもの- 一 二自由詩712-2-22
【自己分析__】- 泡沫恋歌自由詩10*12-2-22
_- 番田 自由詩112-2-21
好きのエネルギー- 凪 ちひ ...自由詩512-2-20
ひとときの嬉しさ- 木原東子自由詩26*12-2-20
- 一 二自由詩412-2-20
ジンクスが死んだ朝- ただのみ ...自由詩25*12-2-19
にぎりっぺ- 灰泥軽茶自由詩312-2-17
【_暗渠_】- 泡沫恋歌自由詩20*12-2-16
入江- 日野自由詩3*12-2-15
息づかい- 灰泥軽茶自由詩7*12-2-15
首長竜- 壮佑自由詩24*12-2-13
開眼、ひとときの和楽- 木原東子自由詩16*12-2-13
すこし話しがしたいんだ- ただのみ ...自由詩16+*12-2-13
【_山茶花_】- 泡沫恋歌自由詩11*12-2-12
なるようになる- 砂木自由詩13+*12-2-12
日記を捨てる- 灰泥軽茶自由詩10*12-2-12
ベッサラビア割譲- 6自由詩212-2-11
読むあなた- ただのみ ...自由詩9*12-2-11
右も左もわからずに- 灰泥軽茶自由詩7*12-2-11
さんせっとららばい_3___ファンタジア- 凪 ちひ ...自由詩312-2-10
さんせっとららばい_2___夕暮れの街- 凪 ちひ ...自由詩312-2-10

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