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ズッコンバッコンの最中
AV女優は
泣きそうな顔で
男心のSの部分を
刺激してくれるけれど
アメリカンポルノの
大スター
アシュリン・マンダリンの
歯ぎしりして
睨めつけるような
....
でも じゃあ だって
だって でもとじゃあ
でも でも だって
だって だって
言葉の揚げ足とらないでくださる?
あなたがたもまた
あなたがたが指摘して止まない ....
痛みを知ったからこそ優しくできる
そう言ったのは誰だったかな
忘れてしまった
痛みを知る事の恐怖を
誰かはわかっているのかな
それでも僕は
痛みを知る
生きている限り
だけど
....
暖かいものを食べると
鼻水が出るのには
理由があるんです
言わないですけど
今は言いたくないんです
イヤです
お断りします
ラーメン食べてるんです
なんなんです?
ひとが食事して ....
夜飯食った10分後に
腹減ったから
カップヌードルのデカイやつを
シーフードとカレーひとつずつ
食って直ぐに寝ようと思ったが
棚に置いてある
UFOのデカイやつが気になって
寝られないの ....
どんなにすごい詩人でも
言葉で木の葉を揺らすことはできないだろう
しかし
木の葉が風に微かに揺れる
それを見ただけで誰でも人は詩人になれる
しかし
私は福井県の小浜 ....
天国から地獄
たった一日のうちに
よくもまぁ これほど浮き沈みできるものね
楽しかった時間も
幸せな気分も
たった一つの悲しいことに
覆い隠されてしまった
もったいないと思う
....
人間の脂肪を燃料にして
走る自動車が開発されたら
きっと
デブ狩りが始まる
俺は
追われる身だ
備え付けの
グレイのロッカーの扉を開けると
中に針金のハンガーが二本
ぶらさがっていた
わたしの前に
入院していた人が
使って残しておいたものだろうか
ただ一本の針金からできてい ....
マウスカーソル震えている
なんにでも
なれるよ
手にも
足にも
明日の扉をあけたいと思ったら
鍵を差し込んでごらん
キミの心がそう望むなら
ボクはなんにだってなってみせるよ
翼にも
夢魔がきみをつくりだす
うみねこがとぶそら
となりあわせのふたり
ひどい言葉をさえぎる
悲しい記憶たち
散るばかりの日々と
抉り続けたこの胸を
いつかの日に
きみへと返す
海のいろを ....
発展途上の国ほど
デブがモテることは
デブ以外には
あまり知られていない
単にデブに貧乏人はいないという
ある意味もっともな
しかし
日本では必ずしもそうとは言えない
理由で人気がある ....
児童公園に入っていくと、女の子がブランコに腰掛けていて、
「コイで」
と言った。
「ボートとか、自転車じゃないんだから、オシて、って言うんだよ」
そうは言ったが、コグとも言う気がして ....
軽はずみな言葉ほど
健全なものはないからね
自然な
なりゆきの
その背にわたしは乗るよ
いたわりと偽りは紙一重
無情と無償は紙一重
流され過ぎた挙げ句の空 ....
もう少ししたら
野焼きの季節になりますね
ふるさとの枯れ野に
火がつけられ
冬がおしまいになるでしょう
あなたには見えないけれど
焼け焦げた残骸の下には
根が生きているのです
春に ....
ひとは知らずに響きをのこしてゆく
希望の響きばかりではないが
きみが生きた証だと信じている
それは言葉の流星群となって
僕の夜に降り注ぐのだ
そして花火のように弾けて燃えつき去っ ....
こどもの頃は
自分が消えてなくなるのと
同じくらい
いや、それ以上に
母さんがいなくなることが
怖かった
母さんがいない世界なんて
考えたくなかった
それは
一人で湯船に浸かって ....
ひとつの問いが
私の上に落ちてくる
飛ぶ空を失くした
鳥のように
無数の鳥が
私をめがけて落ちてくる
羽のない
石つぶてのように
私が空へ投げ上げた石
虹色の放物線のむこうか ....
豆まきをして鬼を追いかけているうちに
私は鬼に追いかけられていた
どこまで行っても鬼は終わらない
だから私は追いかけて
追いかけられながら
ひとつの時代を走りぬけることにした
....
心が干からびる前に
できることはあっただろうか?
言葉を失くしてしまう前に
言うべきことはあっただろうか?
伸ばした手は虚空をつかむ
無数の手が天に伸ばされる
それぞれの手は繋がること ....
すごい貫禄のある猫を見ても
絶対自分より年下だから
頭を下げる必要性を感じない
むしろ相手が平伏して
腹をなでさせるくらい
あってもいい
まどろみの午後、鼻毛を抜いていた
おや、白いのが一本
ちょっとした目眩をおぼえながらも、また鼻毛を抜くことにした
宗教を作ったらどうですかと言われて
そういえば
みつぎものとか
する
宗教を
つくろうかと
おもって
見返りが
ない
神様のひとり
もっと愛してあげても
好いんじゃないかな
長所しかなくてゴメンナサイ
ウェルダンは丸焦げとは違います
路地裏の朝顔が綺麗なのは
それに丹精を込めた人の息遣いや想いを
一緒に重ねてしまうから
そういった情緒を
たっぷり吸い込んだ花だから
アパートの洗濯物なんかにそれぞれの家族構成やら
....
子育ては子どもの頃の復習だ
幼い我が子に
昔の自分を重ねる
ああだったこうだった
言いながら
あの頃見えなかったものが
少しずつ見えてくる
あの頃見えていたものが
少しずつ ....
人は
たくさんの事柄を
忘れながら
生きています
朝起きてみれば
隣の空き地は
白く覆われて
ただひとつの足跡もない
とてつもなくやわらかい
真新しい道に思われました
その ....
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