すべてのおすすめ
  籠の中で眠っていた
  バナナの果皮を捲ると
  ぎっしりと雪がつまっていた



  溶けてゆこうとするそれを
  あなたは指の腹を使って
  精一杯に踏み固めた

 ....
君は空を見つめて
この世界を呪っている
世界は虚空の中の澄んだ目に似ていて
何も伝えないが指示だけはする
君は空を見つめて
この世界を呪っている
海の波がまるで澄んだ牙のように
君を襲っ ....
無垢を着た少女が
新聞のように地図を広げて
前も見ずに歩いてくる

昨日の私が車の窓を開けて
煙草の匂いを消している

大学病院の屋上で
柵越しにこちらを見ている二人

コンクリー ....
水族館の水槽を見上げていると
星々が落ちてきた
魚たちは群れとなり
あるいは一人で泳いでいる
まるでそんなことは
ないかのよう

ねえ、これが星の海だとしたら
海の下はなんて呼べばいい ....
三つのものを持っていて

そのうちふたつは重たいもの


のこりのひとつは




いろいろな進化を辿って
いつの間にか変わり果ててしまって

いちばんの星にはなれなかった ....
僕は病んでる自分を疎ましく思ったり

でもいとおしくもある


診察券にはだいぶ慣れてきたし

人間て病んでて当たり前なのかも知れない


検査着に着替えて腹部CTをとる

さ ....
言わなくちゃならないのだろうか
なにひとつ
愛していないと

こんな
愛だらけの
世界に
あそこデカデカ
(姉さん大変です。
 ぼく見栄を張ってしまいました・・)
左手シコシコ
よくも見たなあ・・・キ・サ・マ〜!
ぼくオナえもん
下ネタ世界の
張形ロボット
どんなもんだい
 ....
社長はおれを鼻で使う
今日は何の食べ物を入れるのか
おれは口をあんぐりあけているだけ
スープを入れられても、じぶんは飲めない
社長がうまそうにすするのを聞いているだけ
おれは社長が食うのを見 ....
賑やかな風景が今も見えてきそうだ
昭和のレジャーは大移動
小さなゲレンデ一つに
休みともなれば
がやがや人が集まり
きちんと並んで
リフトに揺られ
ゆっくり滑っていく

帰りの電車も ....
割り切っている
良くも悪くも割り切るのが早い
僕は

公式なんかすっ飛ばし
一か八かの
答えだけ弾き出す
便利な簡易計算機です


愛してました
哀しみました
落ち込みました
 ....
手のひらに
つかむと
すこし音がしたが
死骸が
おそろしく
にぎったまま
眠ってしまった

おきると
部屋じゅうに
重たい光が
あふれている
何か新しいことに向かうときは

できるだけ心を空っぽにして飛び込む

幼い頃

良くソフビの人形を

お風呂の底に沈めて

手をはなすと

勢いよく飛び出した

あの感覚
 ....
この思いはいつも
続いていく 河口の向こうに そして 立つだろう
僕だけは ああ だけど
この遊歩道を歩いていく時 どこに待っているのだろう
僕を受け入れてくれる 女の子が
日本人が震災の瓦礫を受け入れようとしないのは何故だろう。中国人をののしるには、あまりにも下等な民族にも思える話しである。これは、あまりにも明快な現象としての国民性の現れである。分断化された県と県とが、 .... この日は特別なのだ
人々は痛みと悲しみを共有し
信じる神を持たない人々も
祈りを捧げずにはいられなかった

この一年
多くのボランティアが汗を流し
沢山の これから が話し合われ
かつ ....
  耳をすますときは
  手と足が
  とまる


  だれにしたって表情が凝固して
  仮面になる
  手配写真のようにだ


  音がするほうに
  むける
  ....
この眩しい青空と比較してみる
かもめを探す
敢えて口にしない哀しみ

沖に流されては潮/騒
に引き戻され
わたしには縺れあう術がない
風またつよく、 荒い波
そして、
一 ....
鍋に水入れて
レンジにかけ
沸騰させます
袋開けて
麺とスープ
出しておきます

もうすぐ昼ですね
ラーメン作りませんか

ラーメンだけ食べたって
栄養が偏るから
キャベツでも ....
あわ立てたミルク
窒息死

外れた戸から
ぬれたぜつぼうが
はいってくる
まいこと
きょうとを
めぐる
という
きかくが
やっていて
きっと
かねを
はらわないと
あいてを
して
もらえ
ない
だろうと
おもって
いたけど
こころが
きれい ....
くわらるん くわらるん

どこかで誰かが呼んでいるよ

くわらるん くわらるん

どうして探してくれないの

くわらるん くわらるん

いつも一緒にかげぼうし

くわらるん く ....
牛乳パックで作られた船を
大事そうに
肩のあたりまで
右手でそうっとあげ
左手で船を支えながら
夜の闇を
街路灯や玄関ライトをよけ
蛇行しながらコンビニへと入っていく

クレヨンで牛 ....
新居への、
家具や家電の配送も、
なかなか日程合わせも大変なもので、
どうやら、
妻ともども引っ越すのは、
3月も終わりになりそうな気配だ。
花粉で目がかゆい。
今日は仕事帰りに寄席へ行 ....
春の日差しに桜の蕾

ぼんやりうたた寝



思惑

SF



いつからだろう?


結構長い








異次元のマイガール


シン ....
遠くに見える夜の中で 僕は
何だろう
きっと 眠ること それ自体を 考えるべきなのだろう
時の内側を 路地裏へと 出て行く
 
おんなじ言葉でも 微妙にちゃう

うちとあんたの「好き」

わかってん、唇がふれたとき


  
ある日わたしの脳の真横にロボットの大群が押し寄せて、
今よりずっと透明に考えられるようになる。

脳の真横に訪れた、ロボットの大群はいつのまにか、
脳の内側に入って、はげしく金属音を鳴らすけれ ....
飴はあげた
あとどうすればいいかわからなかったけど
赤い
擦り傷



想い
漂う





乱痴気騒ぎのマセガキと
晩春気取りのマドムァゼルが
虎視眈眈と狙いまするは
サイケデリッククライシス

恋と呼ぶには ....
まーつんさんの自由詩おすすめリスト(3206)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ベランダ- 草野春心自由詩6*12-3-18
世界を呪う日- yamadahifumi自由詩212-3-18
high-land- mizunomadoka自由詩312-3-18
星の海の底- mizunomadoka自由詩412-3-17
pillow- 寿自由詩1*12-3-17
診察室- 梅昆布茶自由詩2312-3-17
- はるな自由詩412-3-16
ぼくオナえもん- 花形新次自由詩312-3-16
どんぶりバイオレンス(DV)- 灘 修二自由詩1*12-3-16
スキー場跡- 灰泥軽茶自由詩9*12-3-15
散、割ることの、誤- faik自由詩13*12-3-14
夜光虫- はるな自由詩712-3-14
沈めてソフビ- 灰泥軽茶自由詩7*12-3-13
横浜のボードウォークに- 番田 自由詩2*12-3-13
深夜の躁鬱2- 番田 自由詩212-3-12
石膏像は見せかけの黙祷をする- ただのみ ...自由詩11*12-3-11
たまの春- 石川敬大自由詩27*12-3-11
忘日- アラガイ ...自由詩20*12-3-11
サッポロ一番_〜しょうゆ味編〜- 花形新次自由詩212-3-11
ミルク- はるな自由詩612-3-10
アッシュールP- 6自由詩312-3-9
ナキゴエ- 灰泥軽茶自由詩3*12-3-9
深夜の汽船- 灰泥軽茶自由詩5*12-3-9
遊ぼう、朝が来るまで- はだいろ自由詩6+12-3-8
面影- 自由詩5*12-3-8
無数の分かれ道- 番田 自由詩112-3-8
「好き」- 殿上 童自由詩27*12-3-8
退屈- ブロッコ ...自由詩6*12-3-7
飴はあげた- 6自由詩212-3-6
サイケデリッククライシス- faik自由詩9*12-3-6

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