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生まれ年のワインが不味い リモコン持たず布団に入ってしまった 千ピースのパズルに変えてやろうか 生きるって何だと聞かれたら
僕ならこう答える
春が来るまで待ち続ける事だと
違う私になりたいなんて
思ったことは一度もない

違う私になってしまえば
たとえば
眼もくらむほどの美貌とか
今より
たぶん7センチ
すらりとのびた背筋とか

だけど
あなたに出 ....
「現実を見ろ」

人の気持ちも分からないのに
見当違いの叱咤激励
希望 絶望 相乗効果
そのわだかまりは深まるばかり
首を絞めるのが強きを生むと
勘違いして窒息殺害
わたしはわたしでい ....
大きな交差点

大きな歩道橋

スロープを自転車でカタカタカタと登り

ごぉおおと息を吐き出していっきにくだっていく

地に足がつかない浮いた感じ

幼い頃の他愛のない浮いた夢が叶 ....
途中からただの悪口 勝利の女神は去年死にました 真っ直ぐに歩けないくらい疲れているから
人間は誰かに支えて貰う

壁を乗り越えれないくらい疲れているから
人間は誰かに担いで貰う

真っ暗で何も見えないくらい疲れているから
人間は誰かに ....
世界にたったひとり
取り残された気分で
自転車を走らせる

コンビニを通り過ぎ
高架下をくぐり
収穫を終えた田んぼの
あぜ道をカタカタ走る

目の前の景色は
時と同じスピードで
 ....
回転寿司屋の板前のブルースとか
山手線の運転手のブルースとか
今でもそんな事ばかり考えているんだ

この前の事なんだけど
風呂場の鏡に捨てられた犬みたいなのが写ってたんだ
誰だって聞いたら ....
0と1のたゆたう波間
無数の気泡が生まれては消え
消えては生まれる

一大プログラムに沿って進む生命のパレード

意識の明滅は不規則に見えて
実は秘密の言葉に従って記述されている

 ....
行司軍配は
西方
キモキモおじさんの
キモキモ行為が有利と見て
キモキモおじさんに上がりましたが
協議の結果
キモキモおばさんとキモキモおじさんの
体がひとつになるところを
想像してし ....
 すがりつく記憶の風

  艶やかな紅い香り

  想像したよりマシな未来

  引き出し 眠る手紙の寝息

 
 はらわたに染みて とれない痛み

 細い躰を隠す

 ....
 きみの死を少しだけ貸してほしい。すると、きみは少しだけ長生きして、ぼくは少しだけ早死にすることになるのだろうか。それはわからない。むしろ、そうすることで、一緒に死ぬことができるのかもしれない。ただ、 .... 男の妖精もいるのか 誰もいない部屋に「いるのはわかってんぞ!」 言葉をこねてなんにしよう
言葉がとがって痛い
言葉をつくって偽る
自分の心さえ偽る

たったひとりの自分を
だれが守ってくれるの
放った文字さえもう届かない
だれかみていてくれればいい ....
大仏のある
奈良東大寺本堂

入り口に
その大仏を
護るように立つ
木彫りの像一体

これが
今から
およそ1500年前に
オスカープロモーションによって
半ば強引に作られたと ....
彼女の歌は歌ではなく
叫びだった
彼の歌は歌ではなく
囁きだった

彼女は27歳で
薬物中毒で逝った
夭折だ

彼は82歳で
心臓発作で逝った
天命だ

でもぼくらは録音で
 ....
バイクで信号待ちをしていると
学習塾の窓がそっと少し開き
にゅうと黒板消しを持った手が現れた
ぱんぱん一生懸命腕を振って
ぱんぱん外壁に叩いているのだが
あまり白い粉は出てこないみたいだ
 ....
散りゆく花びらの数は
無尽蔵
その美しさを見ていた僕は
ふと
憎くてたまらないという想いにとらわれてしまった

こんなにもキレイだと
枯れるまでずっと眺めていたくなる

なにが桜前線 ....
1.障害のある屋根のしたで


虹といた

ほら、また打ちまつがったと言って舌をかむ
仕打ちのむこうの
わたしよりもずっとあどけない家族写真の風景

ギテイが舐めるように ....
「正常であるのをやめろ」と、昔

トーキング・ヘッズというバンドが歌った

正常な奴らの正常な倫理

1足す1は3の理屈・・・・・何故なら、その方が自分達にとって都合がいいから

そん ....
鳥よ、あなたは自由なのか

風を大気をコントロールする羽よ、

自分が自分でいられなくなるくらい

鳥よ、あなたは自由なのか


こころとからだを

あたまでかんがえる

こ ....
まず桜の木を折るとこから 三秒前に、
物干し竿にハンガーをかけたわたしにもどりたくって
もう一度 かけてみた
そしたら六秒前ハンガーをかけたわたしが恋しくって、恋しくって
もう一度かけようとして やっぱりやめた

 ....
死に逝く間際
人は自らの人生を 遠く
心象風景として眺めると言う

ある者は石くれの丘に広がるぶどう畑を見た
長年の労苦のまだ見ぬ結実を眺望し
その芳香と甘さを味わうかのように
微笑みな ....
幼い日 砂の上で感じた
うろおぼえの 愛の記憶が
繰り返される

青い青い
水平線の上

どこまで行ったら 追いつくの
あの日見た まぶしい
光の海の果てに
まーつんさんの自由詩おすすめリスト(3041)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
生まれ年のワインが不味い- 北大路京 ...自由詩12+13-5-14
リモコン持たず布団に入ってしまった- 北大路京 ...自由詩513-5-14
千ピースのパズルに変えてやろうか- 北大路京 ...自由詩2+13-5-14
kisetsu-生節- Neutral自由詩2*13-5-14
東京恥ずかしい宣言- umineko自由詩18*13-5-14
gensou-現走- Neutral自由詩2*13-5-13
歩道橋スロープ- 灰泥軽茶自由詩6*13-5-13
途中からただの悪口- 北大路京 ...自由詩513-5-13
勝利の女神は去年死にました- 北大路京 ...自由詩313-5-13
他力本願- owl自由詩313-5-13
月が追いかけてくる- 佐倉 潮自由詩613-5-12
名前も知らないところから- 虹村 凌自由詩1013-5-12
生命という関数- 2012自由詩3*13-5-12
物言い- 花形新次自由詩213-5-12
はらわたの青空- 山崎 風 ...自由詩2*13-5-12
借り物のからだ- 中川達矢自由詩413-5-12
男の妖精もいるのか- 北大路京 ...自由詩1513-5-11
誰もいない部屋に「いるのはわかってんぞ!」- 北大路京 ...自由詩713-5-11
言葉の船- 朧月自由詩313-5-11
日曜美術館__剛力彩芽像- 花形新次自由詩413-5-11
叫びと囁き- HAL自由詩2*13-5-11
黒板消し- 灰泥軽茶自由詩10*13-5-10
桜を憎む- Neutral自由詩3+*13-5-10
ア・ピア- 平井容子自由詩713-5-10
炎上する君- yamadahifumi自由詩313-5-10
鳥よ、あなたは- 吉岡ペペ ...自由詩413-5-9
まず桜の木を折るとこから- 北大路京 ...自由詩213-5-9
ハンガーをかけたわたしにもどりたくって- 御飯でき ...自由詩413-5-8
叢の日- ただのみ ...自由詩22+*13-5-8
- 莉音自由詩2*13-5-8

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